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悲願の全日本王座奪還!!:居合道部
2018/12/10 HEAD LINE NEWS

第33回全日本学生居合道大会 (2018年12月2日)

122日に龍谷大学深草キャンパス体育館(京都府)で行われた第33回全日本学生居合道大会。同志社は団体戦の部で優勝し、悲願の全国制覇を成し遂げた。同志社居合道部は3年ぶり13度目の優勝。強い同志社がついに復活した。


夏の西日本から一変、同会場は震えるような寒さで包まれていた。開会式を前に、今か今かと整列する剣士たち。期待、不安、緊張、執念、……。あらゆる感情が入り乱れ、会場には混沌とした異様な空気感が漂っていた。


昨年、一昨年と同志社はライバル校に覇権を譲っている。昨年の覇者は宿敵京大で、今年も充実したメンバーが揃っている。彼らに王座を明け渡すことは、すなわち史上初の連覇も意味する。今大会で負けることは決して許されるものではなかった。

さらに、幹部を務める3年生世代は同志社の全日本優勝を自身の目で見たことはない。「王者同志社」は過去のものとなりつつあり、未知の領域への挑戦とも言える大会となった。


整列する団体戦メンバー


初戦(2回戦)の相手は龍谷大。同志社は初戦から手を抜くことなく、力を見せつける。5人中3人が3本の旗を取り、5ー0で完全勝利で次戦に駒を進めた。

続く京産大戦で、突如危機を迎える。先鋒日笠(理工3)、次鋒元家(スポ2)が黒星を喫し、2-0で敗戦にリーチがかかった。まさか。見る者の頭に不安がよぎった。だがここから同志社の真骨頂を見せる。中堅以降は勝田(理工4)、見崎(生命4)、伊吹(商4)の3名が構え、冷静に着実に刀を抜く。3人連続で3本奪取し、危機を乗り越えた。「僕たち4年生3人が勝ちさえすれば、他がどうであろうと同志社は勝つ」(勝田)。確かな経験と実力で、同志社を窮地から救った。


勝田の会心の演武でピンチを乗り越える


続く見崎も白星を飾る


準決勝の愛知学院大戦も5-0で危なげなく勝利し、残すは決勝の演武のみ。対峙するのは連覇をかけて臨む京大。幾度となく覇権を争い続ける彼らと、今年も決勝で相見えることとなった。


両大学、礼ののち先鋒を残して退場。まずは勝田が刀を抜いた。「自分史上最高の状態で、今なら誰にも負けないと思う」。3本の旗は全て勝田に上がり、文句なしの勝利。

続く日笠も堂々の演武を披露する。「不安や緊張」を含みながらも、同時に自信も感じながら臨む。主将の頼もしい演武に、またしても3本の旗が上がる。


京大戦で演武を披露する日笠


中堅を務める見崎は準決勝まで一つも旗を落としていない。「空気に飲まれないように。力まないように」。見崎も白星で、これで同志社が3勝。三タテを食らわせて優勝を決めた。

副将の塚本(生命3)は惜しくも黒星。誰よりも「王者」という言葉を発してきた塚本は初戦、準決勝で同志社に勝利をもたらしてきた。最終戦は1-2で黒星も、副将としての務めを果たした。

最後は伊吹が登場。伸び伸びとした演舞でダメ押しの1勝をもぎ取った。4-1で軍配は同志社に上がった。会場に張り詰めた緊張は、長い拍手の到来とともに消え去った。復活した「王者同志社」は、3年ぶりの優勝を噛み締めながら一礼し退場した。


演武を終え、納刀する塚本


最後にダメ押しの1勝を決めた伊吹


不安、緊張、恐怖。入り乱れる様々な感情を、ひとつひとつ切り落とすように。一振り、また一振りと、剣士たちの刀は、周りの音を置き去りにして空を切る。最後に残った「楽しむ」気持ちは、第57代日笠組を象徴するものだった。「勝ち負けを抜きにしても、とにかく楽しかった」とメンバーは口を揃える。初戦を終えた時に締め直す場面があったが、終始伸び伸びとした演武で居合を楽しむ剣士の姿があった。さらに昨今課題になっていた精神面の不満も克服しつつある。できるだけ平常心で挑み、自分らしい演武を見せる。結果的に力みがなくなり、勝利へと繋がった。


表彰式後の団体戦メンバー


夏の西日本、冬の全日本と立て続けに王座奪還を成し遂げた1年だった。苦しんだ昨年から一転、逆襲の年を終え、新旧主将陣は喜びを噛みしめる。昨年タイトルを逃し続けた勝田のリベンジ、団体戦未経験ながら奮闘した日笠の躍動、強い同志社の復活を2度も見せた1年は時期に幕を閉じる。


3年前、1年目だった4年生の目には、完封の連続で猛進する同志社居合が写っていた。あれ以来成し得なかった全国制覇を体現し、有終の美で彼らは部を去る。56代の紡いだ歴史は次代に受け継がれ、57代の意思とともに脈々と流れ続ける。下級生では、2年生の元家が3回戦に出場し、1年生の五郎丸(文情1)も未出場ながらもメンバー入りを果たした。 史上初の連覇の夢を託された後輩たちも、着々と成長している。悲願の全日本王座奪還を成し遂げ、同志社居合道部は世代交代を迎える。(高里陽太)



☆剣士コメント☆

主将・日笠倫太郎

ーー3年ぶり優勝の主将だが

先輩、後輩、同回に助けられ恵まれた環境だった。


ーー今日1日を振り返って

危ない場面もあったが、基本的には皆んなを信じていたので、恐怖とか、技に淀みが出るようなことはなかった。


ーー緊張感、不安は?

緊張や不安が、自信と両立するイメージ。それよりも6週間やってきた成果を披露できるのが単純に楽しかった。不安などもあったが決してマイナスの感情ではなかった。


ーーコンディションは

朝は寒かったが、寒いなりにどうするかはこの6週間でわかっていたので、寒いから動きの質が落ちるということはなかった。チーム内でも、前期西日本と比べて終始穏やかな表情だった。


ーー後期西日本の悔しい結果からしてきたこと

負の要素はとにかく研究した。そうでないと、勝つ方法はわからない。今日までとにかく強い気持ちで臨んできた。


ーー今年度主将で1年間やってきたこと。

人に恵まれていたので、とにかくみんなに楽しい思いをしてもらうようにした。ただ楽しいだけじゃ強いとは言えないので、みんなが同じ前を向いて進んでいける芯の強さを維持できるように頑張った。


ーー来年に向けて

史上初の連覇はもちろんだが、今日自分が1敗したのをなくし、全試合5-0で勝ち進みたい。


ーー部員に向けて

6週間一度も休まずやってこれたが、他大ではきっとできなかったこと。このメンバーがいたからこそ毎日道場に足を運ぶことができた。感謝の気持ちを伝えたい。


副将・足立圭(経3)

ーー副将として1年を過ごして

とにかくこの結果は嬉しい。嬉しいけど関わりたかった気持ちももちろんある。ただそれも簡単ではない。

入部してから全日本優勝の瞬間に立ち会うのは初めてで、それを日笠中心に成し遂げてくれた。いろんな試練があって役職ももう終わるが、最後にここにたどり着けてよかった。


ーー来年もチャンスはある。

もちろん。いる以上はそれは絶対に狙っていきたい。


ーーでない立場としてどんなサポートを

全日本とイヴ祭が近かったが、メンバーにいいニュースを届けるために、完売させられるように頑張った。また、メンバーは道場に毎日朝から晩までいるが、メンバー以外もできるだけ道場に行って、サポートの姿勢を見せた。自分だけじゃなくてみんながその姿勢を見せてくれたのが嬉しい。


副将・塚本祥子

ーー3年ぶりの優勝、振り返って一言

3年ぶりになるので、私たちが1年生になってからは先輩が残してきた写真などでしか優勝を見ることができなかったので実際、優勝への思いは持ちつつも本当に優勝できるとは思っていなかったので感動している。


ーーー今日のコンディションは。

最初の試合は力んでしまった印象があるが、そのあとはいつも通り演武することができた。


ーーチームの雰囲気は。

いつもより和気あいあいとしてして、いつものピリッとした雰囲気というよりは日笠主将の雰囲気に皆寄っていったとは思うけど、皆で一緒に頑張っていくということができた。


ーー西日本大会からやってきたこと

西日本を終えて、ブレがあるとマイナスに働くと分かっていたので、同志社の持ち味である勢いを保ちつつブレを無くしていくという、思いっきり切ってバシッと止めるような居合をしていければいいと思って稽古してきた。


ーー副将として重圧は。

4回生の先輩方がいらっしゃるので頼っていた部分はあると思うけど、自分たちの代で西日本を取ったからには全日本を取りたいと思っていたので、プレッシャーは感じつつもあまり気にせずに臨んできた。


ーー来年への目標

来年4回生になるので、今の4回生の先輩方

ような頼もしい演武をし、勝利をもたらして後輩を引っ張っていきたい。


ーー大会を終えて部員に伝えたいこと

今の後輩が私たちの代が12年生のときよりもすごく熱心で、もっともっとうまくなれると思うので、今日見た景色を覚えておいて、それをこれからも成し遂げていくんだという意識を持って稽古を積み重ねていってほしい


勝田裕哉

ーー今日を振り返って

結果にかかわらず楽しい大会だった。今日に向けて、3年間調整してきたと行っても過言ではない。昨日、今朝の様子から「もう仕上がった」と確信したので、全試合自信を持って刀を抜くことができた。自分史上最高の状態で、今なら誰にも負けないと思う。これもひとえに監督や後輩、同回のおかげ。


ーーチームの雰囲気

朝はゆるいかと思ったが、試合が近づくと集中できた。だが初戦を終えたときに締め直す必要があったので、僕から少し話をした。ただそこからは上り調子だった。


ーー2回戦の京産大戦について

4年生3人がメンバー入りするのは明白だった。この3人が勝ちさえすれば、同志社の勝ちは決まるし、負けてはいけない3人だった。京産大は0-2で順番が来た。前期の同場面もそうだったが、団体戦であっても戦う相手は1人、1対1には変わりない。だからできるだけ平常心で臨んだ。


ーー昨年の3位から具体的にしてきたこと

見た目が重視の競技なので、道着の着付けや、中にタオルを入れるなど見た目に注視した取り組みを行なった。また精神面の課題としても、どうすればベストの演武ができるのか、大会ごとにそれをしっかりと確認してきた。


ーーメンバーに伝えたいこと

僕個人は才能があるわけではなく、見崎剣士にもよく負けるし伊吹剣士よりも経験は浅い。でも居合道は自分の個性を出せる。限界を感じずに可能性を信じてほしい。京大や他大の上手い人を見ると怖じ気ずくかもしれないが、彼らも我々をそう見ている。だから自信を持って居合道に取り組んでほしい。


見崎貴史

ーー今日を振り返って

前回の西日本大会と比べて調子は上がっていた。結果は置いといて、自分のやりたい演武はできた。


ーー個人戦を終えて

欲を言えば勝ちたかったけど、自分のやりたい今のベストの演武はできたと思うので、それで負けたのなら仕方ない。


ーー勝負を分けた京産戦、どういった気持ちで挑んだか

後ろが全員4回生で、負け越してはいたけど自分が勝てば大丈夫だと思ってあまり考え過ぎずに演武した。


ーー緊張は

少しはしていたけど勝気を持って空気に飲まれないように意識した。


ーー西日本大会からやってきたこと

試合は普段の練習と違うので、いかに練習の時から集中して技を抜くことを心がけてきた。あとは後輩が頑張っているのを見てサポートしてきた。


ーー今回で引退。後輩へ一言

居合の試合を見た人には分かると思うけど、その時々でないと勝負がどうなるかは分からない。勝ったからといって自分の実力を過信して欲しくないし、負けたからといってもうダメだと思って欲しくない。常に自分が日々練習してきたことを正しいと思って怠けずに奢らずに練習を続けていってほしい。


伊吹莉奈

ーー今日を振り返って

最初は「最後の大会」で緊張していたが、楽しんで笑顔で追われるようにしようとした。いざ1回戦に臨むと緊張で足が震えたが、以降は笑顔で楽しんでできた。


ーーみなさん「笑顔」という言葉を話していたが

つらい稽古を乗り越えた終盤から、精神面の楽しむ話をしてきた。細かいところを考えすぎると固まるので、楽しむという言葉はよく発するようにしていた。


ーーチームの雰囲気は

互いに信じ合うことができて、伸び伸びと居合ができていた印象。


ーー京産大戦について

4年生は特に信頼していた。前2人(勝田剣士、見崎剣士)が勝ってくれると信頼していたし、案の定勝ってくれたのでとにかく自身であふれた演武ができたと思う。


ーー昨年の3位から具体的にしてきたこと

3位だったかしたというよりも、変わらずに稽古し続けた。3位で悔しいからではなく、継続して稽古するもの。いつも通りを続け限界を超えるのが同志社のスタンダードで究極だと思う。過去じゃなくていま頑張ることが大事だし、それを続けてきた。


ーーメンバーに伝えたいこと

団体戦に出たいと思ったきっかけは、1年時の全日本で同志社がほぼほぼ5-0で勝ち進んだ姿を間近で見て「私も第一線であんな風になりたい」と思ったこと。卒業間近の今日の試合で、当時に近いものを1年生に見せられてよかった。1年生に同じように「同志社を背負って頑張りたい」と思ってくれたら、強化練を乗り越えてきた会があると思う。


元家涼歌

ーー今日終えて一言

先輩方がめっちゃかっこよくて頼りになると改めて思った


ーー今日のコンディションは

全然ダメだった。練習のときはうまくいっても試合になるとうまくいかないのが、今日を含めメンタル面の弱さがでた。メンタル面を強化していきたい。


ーー緊張は

緊張は止まらない。


ーーチームの雰囲気は

かなり良かった。初戦から旗が上がり続けて、先輩方も笑顔で良かった。頑張ろうという雰囲気も出ていた。


ーー西日本からやってきたこと

西日本では腰が高くて棒立ちの演武だった。先輩方に腰や姿勢を先輩に聞いて改善してきた。


ーー後輩へ。

6週間支えて頂いてありがとうございました。来年も西日本と全日本を取りましょう。


ーー来年の目標

西日本と全日本と全員入賞という居合道部の3つの目標を達成できるように頑張っていきます。

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