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ネガティブラグビー:ラグビー部
2010/06/26 HEAD LINE NEWS

定期戦vs立教大 (2010年6月20日)

6月20日、対立教大・定期戦。田辺Gで行われたこの試合、雨は幸運にも免れたものの、31-26(前半19-12)と2週連続での僅差による勝利。立教大の実直なプレーとは逆に、同志社はミスが多く、相手を甘く見た感があった。

 

 

立ち上がりは悪くなかった。開始直後FL金本が相手ラインアウトをターンオーバー。さらに、立教大がペナルティを犯しアドバンテージになるとPR菅原がゲイン。SO森田がキックパスを狙う。ここは繋がらないが、テンポよく攻め立てた。そして14分、ラインアウトモールを形成すると、HO日野がサイドを転がり込んでトライ。森田のコンバージョンも決まり、7―0とした。その後も、NO8四至本のナイスオーバーや、立教がBKで左に振ったところノットリリースを奪う。しかし27分、立教がFWで粘ったところ、左ワイドにBK展開。同志社DFが足りず、バッキングアップも間に合わずライン際を走られトライを許した。だが32分、同志社もSH小森がリズミカルにボールを捌き左右にラックを素早く作る。最後は小森からフラット気味なパスがアングルよく走りこんだHO日野に渡りインゴールへ。14-5と再びリードした。その後も立教が孤立したところに人数をかけ、ターンオーバーなど、同志社優勢の試合展開。37分にはゴール前左ラックからFWが取りきり19-5と突き放した。しかし、前半ロスタイム、WTB橋本がラックに食われると、バックスリーDFが噛み合わず、立教が中央スペースにキックを転がし自ら拾ってトライされる(19-12)。悪い流れを汲んだまま、ハーフタイムを迎えてしまった。

 

前半、角度をつけて走りこんだ日野(商3)はインゴールへ

 

続く後半、前半最後の失点が効いたのか、立教ペースの試合となってしまう。難しいことはしない、まじめなラグビーで同志社DFが襲われる。そうして6分、立教がペナルティからハリーで左に振ると、スピードに乗ったCTBが抜け同点のトライ。同志社DFは手でいってしまった(19-19)。それでも15分、ラインアウトモールからFL主将大平がサイドアタックすると、LO廣佐古が足を上げ猛進しグラウンディング。久々に良い形が見られた。しかし、キック処理ミスが起こったり、孤立してノットリリースを奪われたりなど、流れが同志社に向かない。そんな中、1年生で抜擢されたWTB藤本が好タックルを連発する。1対1を確実に仕留め、数々のピンチを救った。だが、その雰囲気を同志社全体で出すことができない。37分、またもペナルティから左に振られるとDFががら空きに。10-1-13と繋がれ再度同点を許してしまった(26―26)。残り時間が少なく、このまま同点で終わると思われたが、最後はSH関戸が一瞬のスキを突いた。ライン際、立教が攻めラックができたところ、ボールがこぼれる。ルーズボールに反応した関戸が拾い、スピードで立教DFを抜き去りトライ。31-26でノーサイドの笛が鳴った。

立教は決して上手いラグビーなどしていなかった。がむしゃらに前へ出る、一歩でもゲインする、そんな個々の意志がはっきりと出ていた。反して、同志社は……。徹底してきたDFはまだ試合では見られない。ペナルティ・イージーミスの数は、減る要素が見られない。チームとして、戦っているようなプレーが少なかった。「自分らがコントロールし、動かしていない。ただ試合をしているだけ」と中尾監督は肩を落とす。“同志社の強み”は何なのか……。今の同志社には、何か核となる、自信となる部分が全くない気がする。

 

次は明治戦。早稲田をも凌ぐ重戦車たち。もう一度、100周年の重みを思い出してほしい。“100年という伝統”=“同志社の強み”なのだから。(楢崎祐基)

 

立教はがむしゃらに前へ出続けた

 


☆コメント
中尾監督
攻めているけど、取りきれない。自分が何をすれば良いのかわかっていない。ミス・ペナルティから綻びが出てきている。もっと“表現”してほしい。感情を前面に出してほしい。

 

大平主将
立教のひたむきなプレーをこっちがしなければいけなかった。相手を自然と甘く見ていたのかもしれない。1回生からのいい刺激をもっと受けて、ひたむきにプレーしていきたい。

 

WTB藤本
内容の悪い試合だった。強いとは言えない立教に26失点は多すぎる。DFを徹底的にして明治を0点に抑えるようにしたい。

 

HO日野
先取点を取ってからのミスが目立って、リズムを向こうに握られてしまった。レベルがどうとかではなく、ラグビーに対するひたむきさで負けてしまった。DFの課題が出てきたので修正して明治戦に挑みたい。

 

PR才田
次もこんな内容ではひどい目にあう。フォーカスにしているDFを崩されたのは大きな課題。攻められた際に全体の集中力が欠けていた。また、セットが遅かったのも反省点。とにかくこの1週間で改善していく。

 

LO富田
ハンドリングミスが多いし、1人1人のDFの精度が悪い。速いセットももっと徹底しなくてはいけない。

 

SH関戸

意外なところで抜かれて、詰めの甘さが出た。明治は格上の相手だが、頑張りたい。

 


1菅原 崇聖(工4)
2日野 剛志(商3)
3才田 修二(社4)
4廣佐古 大典(法2)
5富田 賢司(法2)
⑥大平 純平(商4)
7金本 航(スポ2)
8四至本侑城(社4)
9小森 光太郎(法4)
10森田 洋介(商2)
11勝山 貴文(法3)
12高福 寛文(法4)
13西田 悠人(スポ3)
14橋本 丈弥(社4)
15野上 喬平(経4)
16木下 博史(法4)
17張 和裕(法3)
18神倉 公範(商4)
19若江 快(政策3)
20関戸 航星(商3)
21長井 一史(理工2)
22藤本 貴也(法1)

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