全日本学生ソフトテニス王座決定戦 (2010年6月18日)
打倒・日体大――。昨年の惜敗から1年、雪辱を果たすべく準決勝・対日体大戦に挑んだ同志社。接戦を繰り広げるもわずかに及ばず、今年も王座3位に甘んじてしまった。
1番手は澤田(法3)・越智組。「入りはよかった」(北山監督)。しかし中盤でブレイクされ、主導権を奪われる。マッチポイントを一度は凌ぎ、G3-4と持ち直すも、1歩及ばず、黒星スタートとなった。続くは“必勝ペア”、増田(商2)・柴田(スポ3)組。その圧倒的なプレーは日体大すらも寄せ付けない。相手のラケットを弾くほど強烈な増田のシュートボールと、柴田のスマッシュでゲームを奪取。大きな一勝を手に、同志社は沸きあがった。
得意のスマッシュを放つ柴田(スポ3)
1勝1敗。天秤を預かったのは眞野(スポ2)。決して恵まれた体格ではないが、粘り強いプレーでチームを鼓舞する選手だ。関東王者にも臆することなく、2ゲームを先取。優位に試合を展開し、G3-2と追い込んだ。互角以上の戦いを見せる眞野に、再び盛り上がる同志社勢。しかし、「相手のプレーにのまれた」(眞野)。勝利まであと1歩に迫りながら、ゲームを落としてしまう。そしてファイナルゲーム、「1本先制!」。チームメイトの声援空しく、リードを許す。前後左右に振られても根性で食らいついたが、勝利の流れを取り戻すことはできなかった。「持ち直すと思ったが……。日体大の実績に押し切られたか」(北山監督)。痛い敗戦を喫し、続く4番手の太田(法3)・石川(法2)組も惜敗。1年ぶりのリベンジはならなかった。
ゲームを奪取し、ガッツポーズをする眞野(スポ2)
「実力差はないはず」(北山監督)。結果は1勝3敗だが、試合内容から確かな手ごたえを感じた。しかし、早い段階での攻撃、ミスの少なさ、そして何より「最後の1本まで諦めないのが関東」(柴田)。敗戦から学び取ることは多いはずだ。「インカレで今度こそ勝つ」(越智主将)。伸びしろはまだある。関西王者から全国の頂点へ――。同志社は、勝負の夏を迎える。(松野穂波)