5月29日から6月5日にかけて、靭テニスセンターで行われた関西学生春季テニストーナメント。
男子シングルスでは佐野(商4)、女子シングルスでは井上(法2)、女子ダブルスでは堂田(法4)・井上(法2)組が、それぞれベスト4となった。
4日、まずは佐野、井上の決勝進出を懸けた戦いが始まった。
佐野の相手は前大会の覇者、大院大の熊谷。「小さいころから知っている」が、今回初めての直接対決。実力者を前に、佐野も調子を上げていた。しかし、速いサーブなど、攻撃的なプレーの連続に、思うように点が取れない。1セット目を先取され、切り変えようとするも、「自分のテニスをやらせてもらえなかった」。セカンドも2-6で落とし、ベスト4に留まった。

相手の攻撃に必死で食らいつく佐野(商4)
佐野の試合と同時に始まった井上の準決勝。以前勝ったことのある相手だということもあり、序盤は主導権を握り、順当にファーストセットを奪った。しかし続く第2セットで何かが狂い始めた。ゲームカウント2-1のリードをさらに広げようとする井上の攻めを、粘り強く返す相手。井上からはいつしか余裕がなくなっていった。実力では確実に上回っていた。追い込んでいるはずなのに点が取れない苛立ちからミスを連発。最終セットでも気持ちを立て直しきれず、まさかのベスト4という結果に終わった。

全力のリターンで相手を引き放そうとする井上(法2)
今大会で最後にコートに立ったのは、堂田・井上組。ペアを組んだばかりのこの2人にとって準決勝進出は十分な成績だ。初戦こそ緊張感があったが、その後の試合は「とりあえず向かっていくだけ」(堂田)だった。準決勝では前衛のプレーで調子が出るのに時間がかかり、なかなか差を縮められない。そのまま2セット連取され、決勝進出は叶わなかった。しかし、2人にはインカレ出場権を手にしたという、喜びと安堵の表情が浮かんでいた。

息を合わせ、決勝進出を狙う、堂田(法4)・井上(法2)組
今大会において輝かしい成績を残すことはできなかったテニス部。しかし、上記の3人を含め、9人がインカレ出場を決めた。全国の舞台で少しでも善戦できるよう、個人のレベルアップに邁進し続ける。(吉田優香)