12月13日、立命館OICフィールド(大阪府)にて行われた関西学生ホッケー秋季リーグ7位決定戦において、同志社は京大と対戦し4-0で勝利した。これにより、今季は関西リーグ7位で幕を閉じた。

試合後、感謝を込めて礼をする選手たち
序盤から主導権を握ったのは同志社。同志社のセンターパスから一気に京大ゴールへと攻め上がる。2分、早速PC(ペナルティコーナー)を獲得し、先制点を挙げるかと思われたがゴールならず。終始攻勢をとったが1点も奪えないまま第2Qへ突入した。

PC前に集合する
チャンスを作るも得点に繋げられない流れを切ったのは二谷(経4)だった。5分、同志社らしい右攻めでゴール近くへとボールを繋げ、外園(心理4)のアシストで二谷がゴール。一気に勝機を引き寄せた。

二谷のシュート

ハイタッチを交わす幸所(同女3・写真左)と二谷(写真右)
続く第3Q、PCのチャンスを生かし、辰己(商3)がシュートを決める(2-0)。その後は一方的に同志社が攻める展開となり、京大に攻撃の隙を与えることなく第4Qへ進んだ。

ゴールを決めた辰己(右)に駆け寄る選手たち
波に乗った同志社は第4Q開始早々にPCを獲得。再び辰巳のゴールで京大を引き離す(3-0)。その後も同志社がペースを作り、試合終了間際の14分、リバウンドしたボールをガラ空きのゴールへと今井(商2)がシュート。「絶対にここにくると思った」(今井)。実力の差を見せつけ4-0で京大に圧勝した。

ゴールを決めた今井
2020年の最終戦を勝利で締め、秋季リーグを7位で終えた。昨年の6位から1つ順位を落としてしまったが、聖泉大戦での勝利や関学大戦をPCの1失点で抑え、今試合でも4得点と「いい雰囲気でシーズンを終えることができた」(辰己)。

試合後、観客席に笑顔を見せる
今日までフィールドを駆けた4年生8人も晴れて引退を迎えた。最後のミーティングでは4年間の思い出と仲間たちへの感謝を涙と笑顔を交えて伝えた。明るくチームを引っ張ってきた彼女たちの姿は後輩たちの胸に焼き付いたに違いない。

ユニフォーム姿最後の集合写真
しかし、残される後輩たちは6人。11人で行われる陸上ホッケーには最低でもあと5人必要となる。「来年も試合に出たい」と強い想いを見せた辰己。来年も試合に出続けるためにも、新しい部員の入部を待っている。(筆保杏優)
*新入部員募集に関する辰己からのコメント*
人数は少ないですが、この部活に入ったら4年間確実に自分も成長できるだけでなく、友達以上に大切な仲間ができると思うので、そのような環境で一歩ずつ成長したいと思う人はぜひきてください。年中、初心者も途中入部者も募集しています。