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全日本 悔しいスタート:フィギュアスケート部
2019/12/21 HEAD LINE NEWS

第88回全日本フィギュアスケート選手権大会 (2019年12月20日)

国立代々木競技場第一体育館において、12月19日から行われている第88回全日本フィギュアスケート選手権大会。男子SPが20日に行われた。同志社からは時國(商4)、友野(スポ3)が出場し、SPを終えて時國が27位、友野が11位となった。


冬の肌寒い風が吹く東京・代々木。今年も日本のトップスケーターたちが集った。



マラゲーニャを演じる時國



今季で現役引退を決めている時國は第2グループに登場。朝の公式練習や6分間練習ではジャンプの回転が抜けることと、回転不足を課題としていた。力強いまなざしでスピードに乗り、冒頭のジャンプに入っていく。しかし、3回転フリップの着氷が詰まり、コンビネーションジャンプが2回転になってしまう。続くダブルアクセルは難なく決めたが、高難度の3回転ルッツも回転不足の判定となり、技術点は伸び悩んだ。それでも一番の見せ場であるステップでは、緩急をつけた滑りで観客を引き込んでいく。力強さの中にも優しさがあふれる時國らしい演技を披露し、「気持ちのこもったステップができた」と振り返った。


演技後は納得の笑顔を見せ観客の拍手に応えた。「選手と同じ目線で見るのは最後か、とか、スケート終わってしまうんだなという気持ちはあった」。どこか、最後となる全日本の思い出を心に刻んでいるように見えた。「自分自身今までにないくらい楽しくできた」。夢の大舞台で2分50秒を全力で滑り切った。


スケートを始めて12年。長きに渡るスケート人生のゴールが刻一刻と近づいている。「自分なりに一生懸命頑張ってきたというのを、ホテルやアップ中にずっと考えていました」。苦しい時や、やめたい時は何度もあった。しかしその度に壁を乗り越えてきた。自分自身のスケート人生の軌跡を振り返りながら最後の全日本に挑んだ。目標としていたフリー進出は叶わなかったが、スケートを心から楽しむ姿に観客の心は動いた。「精一杯滑れたので良かった」。穏やかな笑顔で、全日本のリンクに別れを告げた。



歓声に応える友野



強豪ひしめく最終グループに登場したのは表彰台候補の1人である友野だ。朝の公式練習では4回転ジャンプを含む全てのジャンプを完璧に決め、直前の6分間練習でも好調をキープ。苦手意識のあるSPのノーミス演技に期待が高まっていた。独創的で迫力のある音楽に乗せて4回転トゥループを決めるも3回転トゥループは両足着氷で回転不足に。成功率の高い4回転サルコウは確実に決めたいところであったが回転が抜けてしまう痛恨のミス。10点近くを失ってしまった。ミスの許されないトリプルアクセルは何とか決めたが出来栄え点は伸び悩む。今季自信をつけてきた得意のステップやスピンでもレベルの取りこぼしが見られ、演技後は悔しさをにじませた。得点は思うように伸びず11位。表彰台圏内につけたい友野にとって苦しいスタートとなってしまった。


「今は自分の演技が信じられない」。呆然とした表情で言葉を漏らした。「調子も良くて、練習でも良くて、それでも最後の最後で集中力が切れてしまった」。シーズン前半の不調から復活したように見えただけに、悔しさがこみあげた。



演技後の表情



今シーズンが始まってから、ショートに2本4回転ジャンプを入れる高難度構成に挑戦し続けてきた。ジャンプの難度が上がるほど、プログラム全体の質を高く保つのは当然難しくなる。しかし、友野はミスがあっても、調子が悪くても、この構成を変えることはなかった。それは他の誰でもなく友野自身が、自らの演技に自信を持ち続けることをやめなかった証だ。世界の強さを知るからこそ、挑戦を続けた。


今回の演技こそレベル3に留まったものの、全身を使い激しく個性的な音楽を表現するステップでは友野にしか創り出すことのできない世界観を見せてくれた。挑戦的なプログラムを自分のものにする力は唯一無二だ。だからこそ友野の演技に、皆引き込まれる。


「(フリーは)思いっきりやるだけ」。今まで何度もフリーでの巻き返しを演じてきた友野。「自分を信じる」気持ちを忘れることなく、思いきり演技を楽しんでほしい。


反撃のフリーは明日行われる。3位と点差は約10点。1つのエレメンツの評価で順位は大きく変動するだろう。逆転表彰台の可能性は十分にある。こだわりぬいた『ムーランルージュ』で、全日本の青いリンクを情熱の赤に染めあげる。【文貴・井代奈那子、撮影・由良恭子】



☆詳細結果

11位 友野一希 73.06

27位 時國隼輔 53.59



☆インタビュー抜粋

時國隼輔


・今日の演技を振り返って

ーー1本目、3回転3回転にいこうと思ったんですけど詰まっちゃって。やめたっていうわけではなくて、2回転になってしまったという点で、そこの攻めの部分は良かったんですけど…ジャンプが自分では今回2つとも回転は大丈夫かなと思ったんですけど、自分で跳ぶ感じとスローで見る感じと、誰から見てもダメだなという感じだったので、そこは強化はしてきたんですけど…出せなかったので悔しいです。でもトータル的には精一杯滑れたのでよかったです。


・こだわったステップに関しては

ーー音響もすごく良くて、気持ちよくしっかりターンを頑張って踏めたので、気持ちのこもったステップが出来たかなと思います。


・最後の全日本という気持ちも強かったですか?

ーー気持ちが強かったというよりは、お客さんとして帰ってくることはあるかもしれないですけど、選手と同じ目線で見るのは最後か、というのと、スケート終わってしまうんだなという気持ちはありましたね。


・フィニッシュの時はどのような思いでしたか?

ーー悪いときはダブルアクセル以外は1回転になるときとかもあったので、それがなくてよかったのと、全日本に行けなかった人たちもいるので、下手な演技ができないなというのがあって、まあよかったかなというのが終わってみての感想です。


・ラテン系の音楽がマッチしていましたが

ーー初めてこういう曲を選んだのでちょっと不安だったんですけど、合ってると言われて、ステップも自分自身今までにないくらい楽しくできたので、選曲間違えていなかったなと思います。


・ラストシーズンの思い

ーー4月から社会人になるんですけど、こうして1人だけを見てくれる環境ってこれからないと思うので。緊張はしてますけど、せっかくチャンスを掴めたので、楽しんで悔いなく終われたらと思いました。


・いままでのスケート人生を振り返ることは

ーーみんなより始めたのも遅いですし、ジャンプを跳びだしたのも、もともと才能もあんまりみんなよりはないなと思いながら自分なりに一生懸命頑張って練習してきたので、苦しかったことも…もしかしたら、他の人と同じぐらいはあるかもしれないですし、でも自分なりに頑張ってきたなっていうのをホテルだったりアップ中だったりずっと考えていました。


・社会人になって、スケートで得たことをどう活かしていきたいですか?

ーーまだ、ちょっとそれは今見つかっていないんですけど、ジャンプやスピンやスケーティング、今までやってきたものは全く活きてこないので…。怒られたり、色々あった中でも自分なりに先生の言葉を解釈して、褒められることはゴールじゃないですけど、褒められるために時には頑張ったり、ゴールを自分なりに決めてそこまでコツコツ頑張るというのが、12年間で身についたというか、得てきたものだと思うので。総称すると忍耐力みたいなものは得られたのかなと思います。



友野一希


・今日の演技を振り返って

ーー調子も良くて、練習でも良くて、それでも最後の最後でジャンプの前に集中力が途切れてしまって、すごく残念な気持ち。今は自分の演技が信じられない。 


・集中力が途切れた原因は

ーーシンプルに弱さ。


・気持ち的に、不安になったりなどは

ーー不安要素はなく、入りもよかったんですけど、何か少し足りなかったのかなと。

もう少し自信を持っていけたらよかった。とにかく残念な気持ち。これが結果ですし、しっかり受け止めてフリーに挑めたら。練習でも自信が出てきて、いい演技ができたら上に行けると思っているので、いい演技をしたい。


・フリーに向けて

ーーやるしかないですし、今日はこの結果を受け止めて、明日から切り替えていきたい。今シーズン全試合このパターンで、練習良くても試合ができないのが何回も何回も。今回こそと思っていたんですけど、また自分に負けてしまった。明後日は思いっきりやるだけ。自分の満足いく演技ができたら。


・ジュニアの佐藤駿(埼玉栄高校)選手が3位。それに関しては?

ーージュニア勢は結構やってくるだろうなと思っていた。でも、ショートに関しては自分の演技ができればあまり負ける気はしなかったので、そこまで気にしてはいなかったんですけど…すごく残念な気持ちです。


・朝の公式練習から変わった点は

ーー特に変わりなく。本当にサルコウの直前までいい気持ちで挑めてましたし、練習も悪くなかった。あの様な形で…練習不足だったのかもしれないですけど、気持ちは変わることなく臨めていました。


・滑走順に関しては

ーー特に気にしていませんでした。

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