同志社スポーツの最新情報をお届けするサイト

トップページ | アトム紹介 | お問い合わせ | サイトマップ | 定期購読のご案内
硬式野球 | ラグビー | サッカー | アメリカンフットボール | バスケットボール | アーチェリー
TOP PAGE > ヘッドライン > 松岡組最終章 『ALL OUT』でつかんだDiv.1昇格:アメリカンフットボール部
第90回日本学生氷上競技選...
第90回日本学生氷上競技選...
インカレ個人戦 3位に2人入賞!
関西秋リーグを終え、インカレへ
'17秋の展望 ...
'17秋の展望:...
'16秋季リーグ報告号
'16夏の熱戦報告号
同立戦は関西だけじゃない!
ラクロス部・中山怜美さん、...
HEADLINE TOPICS SCHEDULE SPECIAL CONTENTS PAPER INFO
2017年11月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
松岡組最終章 『ALL OUT』でつかんだDiv.1昇格:アメリカンフットボール部
2015/12/15 HEAD LINE NEWS

関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1-Div.2入れ替え戦 (2015年12月6日)

12月6日、王子スタジアムにて行われた関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1-Div2入れ替え戦vs近畿大学DEVILS。同志社は21-14で見事な逆転勝利を収め、2年ぶりのDiv.1昇格を決めた。


 

入れ替え戦。それはクラブの”未来”を決める最後の戦い。4年生が後輩たちに何を残せるのか、果たして明日は何を目指してグラウンドへ向かうのか。激闘の48分間にその答えが刻まれた――。



ここまでリーグ戦5勝1敗で迎えた最終戦。常に接戦を制してきた同志社は今試合でも白熱した展開を繰り広げた。まずは、同志社のキックオフ。いきなりのオンサイドキックで攻勢を示す。一方の近大は確実なショートパスとQBのランプレーで試合を組み立てる。開始3分、近大のエースRBに突破を許し、精度の高いロングパスで一気にレッドゾーンへ侵入され、残り3ヤード。最後はQBが飛び込みTD。先制点を献上してしまう(7-0)。


 

しかし、同志社は1stドライブでスペシャルプレーを選択。普段はQBを務める坂井(社1)がRBの位置で古角(文情3)からボールを受けると、WR光山(スポ3)への見事なロングパスを決めた。結局得点には結びつかなかったが、この積極的な攻撃は同志社の攻撃に勢いを与える。しかしそれでも1部校の意地を見せる近大のアタックに苦しめられる時間帯が続く。第2Q。エースRBを一撃で止められない同志社のディフェンスチームは徐々に近大のゲインを許してしまう。近大の強みはやはりRBの縦への突破。その強みを攻略できずに2本目のTDを奪われた(14-0)。


 

2つのTDを先に許してしまった同志社。ここはなんとしてでもオフェンスチームが反撃したい場面に頼れるエースは自慢の快速を飛ばす。RB菅谷(スポ4)のランプレーでチャンスメイク、続く1stダウンでQB古角からTE東海(商2)へのパスが通り一気に流れは同志社へ傾きだした。その後は意図したプレー通りにパスやランを織り交ぜ前進を図る。「プラン通りの試合ができた」(小林HC)と順調にボールを前に運び、最後はRB菅谷がTD(7-14)。同志社が息吹を吹き返す。


 

チームのエースランナーとして活躍したRB菅谷のラストゲーム



TDによりリズムをつかみ始めた第3Q。QB古角からWR光山への超ロングパスが成功、相手の反則も重なり残り2ヤードの地点まで攻め入った。ここからがプライドのぶつかり合いが始まる。2ヤードなら簡単に超えられてしまうように感じるが、この2ヤードが試合の行方を左右することに。我慢比べの対決は結局チャレンジャー同志社に軍配が上がった。最後はRB菅谷が体を張った中央突破で同点TDをもぎ取った(14-14)。

 


まだまだ同志社の勢いは止まらない。3Q終了まで残り3分30秒。同志社のディフェンスがパスモーションに入った相手のQBに猛プレッシャーをかけ、乱れたパスを相手レシーバーがファンブル。そのこぼれたボールが地面に着く前にDB中村(理工3)が見事なリカバーに入り、攻撃権を奪い返した。直後に反則を犯してしまい10ヤード後退させられるが、QB古角の個人技であっさりエンドゾーンの付近へ。1度はインターセプトでボールを失うが、相手の連携ミスで落球したボールにDL小塚(商2)が反応し、ゴール前で再びチャンスを呼び込んだ。

 


残り2分。菅谷を縦に2度走らせて中央に相手ディフェンスを引き寄せる。そして3rdダウン、残り30秒。中央突破に警戒して集まったディフェンスの裏をかいてフリーになったTE東海へとパスがつながる。誰もが息を飲んだ瞬間、ボールを抱えた東海はエンドゾーンへ飛び込んだ。逆転のタッチダウン――。勝利を大きくたぐり寄せた瞬間に、拳を突き上げ、肩を叩き合った。


 

 逆転のタッチダウンを決めたTE東海



しかし、チームの中でも「最後まで、まだ終わっていない。」こんな声が飛び交う。チャレンジャーとして、同志社のプライドを背負う戦士たちの姿がそこにあった。



そして、最後の第4Qを迎える。意地とプライドを賭けた殴り合いの展開に会場のボルテージは最高潮に。1年間、死に物狂いで厳しい練習に耐えてきた。それはこの12分間に“全てを出しきるため”。サイドラインの外で必死に声を絞る4年生の思いを胸に、最後のプレーまで全力で駆け抜けた。そして、勝利へのカウントダウン。「3、2、1、0、」。涙を流す選手、両手を突き上げる選手、それぞれが抱えてきた思いが報われた瞬間だ。



試合終了の瞬間

 


「Div.1復活」を目標に走り出した松岡組。シーズンを通じて納得のいかない試合が続いた。しかし、「自分たちを信じてやってきた」とチームを1番愛したスキッパーは笑顔で語る。自分たちの弱さを真摯に受け止め、100人を越える部員が謙虚にひたむきに取り組んできた今シーズン。最後の大一番でベストゲームを繰り広げた。



『ALL OUT』チームが掲げたスローガンは、12月6日、最高の輝きを放った。



勝利を喜ぶ選手たちとチームを率いた松岡主将(経4・中央)



Div.2の長旅を終えたWILD ROVER。来年は再びDiv.1の荒波の中を突き進むことになる。彼らにとってはまだスタートラインに立ったばかり。Div.1で”生き残る”ことが本当の意味での勝利かもしれない。それでも、「Div.1の7位は降格しない」と言われてきたジンクスを打ち破りつかんだ勝利は大きな自信となる。来年は主力の3年生が最高学年になるためより一層、飛躍の年になることは間違いない。



主将松岡、副将宗像(文情4)、主務高山(経4)、そして4年生全員が「全てを出しきり、自分たちを信じて戦い抜いた先の景色」を見せてくれた。最後の円陣の真ん中で松岡は後輩たちの背中を押す。



「胸張って1部に行け――」。





1Q 0-7


2Q 7-7


3Q 14-0


4Q 0-0


TS 21-14



(小林洋貴)


同志社スポーツヘッドライン | トピックス | 試合速報 | 試合予定 | ウェブ企画 | 紙面紹介
リンク | プライバシーポリシー | 広告掲載について