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劇的大逆転勝利!!!関学との死闘制し、運命の同立戦へ:硬式野球部
2016/05/12 HEAD LINE NEWS
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関西学生野球連盟春季リーグ戦 (2016年5月11日)

5月11日、南港中央球場(大阪府)で行われた関西学生野球連盟春季リーグ戦第6節対関学3回戦。同志社は7回に4点ビハインドを背負うも、その裏一挙8得点で大逆転勝利。10-6でシーソーゲームを制し、今季の勝ち点を3とした。優勝の可能性を残し最終節、5月21日からの同立戦に臨む。


絶望的な状況にも、誰一人下を向かなかった。下がらない士気、途切れない声。走者が塁を埋めるたび、点差が縮まるたび、歓声が大きくなる。全員で相手に食らいつき、絶好の逆転機を作り出した。期待を一身に背負い打席に入るのは主砲の井手(スポ4)。直球を弾き返すと打球は軽々と右中間を破り、ついに逆転。一度死んだ同志社を、背番号10の一打がよみがえらせた。


2回戦に続き先発した福島(法2)


リーグ制覇のため、絶対に必要な3つ目の勝ち点をかけた一戦。マウンドには2回戦で勝利投手となったエース福島が登る。「ロースコアの試合になると思っていたし、絶対に点はやらない気持ち」で要所を締め3回までを無失点に抑えた。


今季全試合で先制に成功している同志社はこの試合でも主導権を握る。3回裏、一死から9番福島が二遊間に強い打球を放つとこれをセカンドがこぼし打球は右中間へ。一気に3塁を陥し入れると、1番辻(商2)のセンターへの飛球が先制の犠牲フライとなった(1-0)。


辻、福島の2年生コンビで先制点を奪った


しかし、初戦と同じくリードを保つことができない。4回表、無死一、三塁のピンチを招いた。5番姫野をゲッツーに打ち取るもその間に三走がホームイン、同点に追いつかれる(1-1)。6回には1死二塁から小越にこの日2本目のスリーベースを打たれ逆転を許した(1-2)。さらに満塁となり押し出し四球を与えたところで福島は降板(1-3)。リードを2点に広げられた。しかしリリーフの平尾拓(経3)が後続を断ち、失点を最小限に食いとどめる。裏には井手のタイムリーで一点差に迫った(2-3)。


「あの回は打たれる気がした」(平尾拓)、7回表、先頭のピッチャー中内に安打を許し歯車が狂い始めた。四球が絡みピンチを招くとこの日大当たりの小越に二度目のタイムリーを打たれる(2-4)。その後も2点を失いこの回3失点(2-6)。反撃に転じるため、1点差を維持したかったところだが、今季安定したピッチングを見せていた平尾拓がまさかの乱調。終盤戦に差し掛かったこの回、リードを4点に広げられた。


関学打線の勢いを止めることができなかった

ピンチを断つ好救援を見せるが7回には3失点を喫した平尾拓


未だ黒星を付けたことがない関学のエース・中内を前に4点のビハインド。そして同志社は今季一度も逆転での勝利がない。またも天敵の前に屈するのか。敗戦も頭をよぎる窮地だが、その不安は直後、歓喜に変わることとなる。諦めない気持ち、勝利への執念が今季最大のドラマを呼び込んだ。


「この中で諦めている人がいたらそこで終わり」(白水・スポ4)。7回裏、主将を中心にチーム全体で逆転できるという意思を確認し、攻撃に入った。まずは西田悠(社3)、山岸(法3)の連打で無死一、二塁。続く代打・竹中(商3)はセンターフライに倒れるも辻がライト前ヒットを放ち1死満塁となる。勝負はまだ終わらない。塁が埋まり、次第に球場の空気が変わっていった。一球ごとに歓声が上がる。ベンチが、スタンドが、逆転劇を期待し始めた。


猛攻の口火を切った西田悠

山岸はレフト前ヒットでつないだ

辻も続き1死満塁とチャンスを拡大した


関学ベンチが投手交代を告げた。ついに中内をマウンドから引きずり下ろし、リリーフの朝倉が送られる。対するはこの試合ノーヒットの大西(商4)。2回戦では同志社を4回1失点に抑え込んだ朝倉だが、ピンチでの登板に制球が定まらない。経験豊富な大西はその隙を見逃さなかった。「押せ押せムードだったので、ボールをよく見ていった」。ボールを見極め四球を選び、まずは1点を返した(3-6)。続いて代打、今季初出場の福原(政策2)が打席に入る。2球で追い込まれるもファールで食らいつく。鋭い打球を飛ばすが、冷静さは失わない。ボール球は確実に見極めフルカウントに持ち込む。7球目のボールを見送り、2者連続の押し出し四球となった(4-6)。2点差となり変わらず満塁。最高の形で中軸に打席を回した。


冷静に見極め四球を選んだ大西

四球で続いた福原。これで点差は2点


4番にすべてが託された。ここ数試合は不調が続いていたが、「自分のベストスイングをしようと」(井手)。2球目、内寄りのストレートにバットを出した。打球は右中間へ。走者が帰ってくる。一人、二人、そして三人。頼れる主砲のタイムリーツーベースでとうとう試合をひっくり返した(7-6)。続く白水も右中間へのタイムリーツーベースを放ち追加点(8-6)。「最後は4年生がやらないとチームは強くならない」(井手)、チームメイトがつないできたチャンスを4年生コンビがものにしてみせた。


勢いは止まらずさらに相手を突き放す。西田が死球でこの回2度目の出塁。山岸のこの回2本目の安打、1打席目は凡退に倒れ悔しさを味わった竹中の安打がそれぞれタイムリーとなり10点目(10-6)。この回打者13人の猛攻で8点を挙げ、4点ビハインドを4点リードに変えた。


井手の打球は右中間を破った

リーグ最多タイとなる10打点をたたき出している頼れる主砲だ

三塁走者辻がホームイン

大西はこの日二度目の得点となった

そして福原がホームイン、ついに逆転

続く白水も貴重な追加点となるタイムリーツーベースを放った

この回2安打の山岸。今度はタイムリーとなった

センター前タイムリーを放ち一打席目の悔しさを晴らした竹中

逆転劇にベンチも大盛り上がり


残る2イニングを任されたのは平尾奎。1回戦では敗戦投手となり、悔しさを味わった選手の一人だ。登板前、殊勲打を放った井手に声をかけられた。「お前で打たれたら仕方ない」。この言葉で肩の荷が下りた。チェンジアップを決め球に気合を入れ直した関学打線を封じ込める。最終回は1死三塁から二者連続で三振を奪い試合終了。劇的な逆転勝利で関学との死闘を制した。


全員がヒーローだった。勝負を決めた者、つなぎに徹した者、チームを鼓舞すべく声を出し続けた者。どれが欠けてもこの勝利は成しえなかったはずだ。チームが一体となりスローガンを体現するような野球で熱く、泥くさく勝利を収めた。「理想的なつながりだった」(澁谷監督)、一人一人が自らの役割を果たそうとする姿勢に監督も納得の表情を見せた。優勝がかかる最終節では宿敵立命大が待ち受けている。今季ノーヒットノーランを達成したエース・東を擁するが、この試合のように打線がつながれば自ずと勝機は見えてくるはずだ。


二者連続三振でゲームを締めた平尾奎

見事な逆転勝利だった


「やっと思い描いてきた状況までこれた」(白水)、今季の勝ち点を3とし、リーグ戦もついに最終節を迎える。ここ数年、早々に優勝が消滅していた同志社にとって同立戦はお祭りでしかなかったが、今年は違う。9季ぶりのリーグ制覇をかけ、優勝を争う宿敵との決戦。舞台は整った。伝統の一戦で悲願をつかみ取り、負の歴史に終止符を打つ。(吉田 諒)



▼コメント
#1白水
(4点差を付けられてベンチでは--)
この中で諦めてる人がいたらそこで終わりだと話した。みんな諦めていなかったし、1本2本続いていい流れになった。
(打線がつながり一挙8点--)
特に何も変えていない。無理と思ったら絶対無理だし、出てくるピッチャーにしっかり対応できた。
(同立戦に向けて--)
やっと自分たちの思い描いてきたとこまでこれた。同立戦で優勝決めようと口うるさく言ってきたし、勝たないと意味がない。今日くらいは勝ちに浸るのもいいけど、明日からまた優勝するための練習をやっていきたい。

#10井手
(逆転タイムリーツーベース--)
打ったのは内寄りのストレート。頭にはあった球だし、抜けた瞬間は嬉しかったのが率直な気持ち。
(数試合不調が続いていたが--)
苦しかったし、チームメイトに助けてもらいながら修正してきた。やっぱり最後は4年生がやらないとチームは強くならないし、打ててよかった。
(同立戦に向けて--)
楽しみでもあるしがんばりたい。自分たちはチーム力で勝つしかない。やるべきことを熱く泥くさくやっていけたら。

#7大西
(7回の押し出し--)
押せ押せムードだったので、ボールをよく見ていった。前の試合でも押し出しがあり、同じような状況なので冷静だった。
(今までの悔しさ--)
今までは神宮出場に近づいた記憶さえない。だから新鮮な気持ちで同立戦に臨めると思う。
(同立戦について--)
今からワクワクしている。優勝が懸かっているからといって、変わることはなく、普段通りにプレーできたら。

#18平尾奎
(大逆転の後での登板だったがーー)
もともと投げると言われていた。4点差も取ってもらって感謝した。2回を3点以内に抑えるだけだったので。直前に井手に「お前で取られたらしゃーない」って言われたのが、本当に助かった。だから、ヒットは打たれましたけど抑えられた。
(中心にした球はーー)
まっすく。あとは、決め球にチェンジアップ。姫野に2球カーブ投げて、的を絞らせなかったのが良かったと思う。
(ベンチの雰囲気はーー)
めちゃめちゃ良かった。4点差になったときの落ちこみは、多少あったけど、イニング間に監督や白水の声かけで、ムードはすごく良かった
(同立戦に向けてーー)
優勝決定戦は自分たちの代は初めてのこと。同立戦はいつも以上の応援なんで、とにかく、チーム全員で勝つ。この代の目標である神宮を決めたい。

#6京田
(ベンチの雰囲気--)
全然諦めていないしいけると思っていた。ベンチが静かにならないように声を出し続けた。
(自身の役割は--)
みんなが勝ちたいと思っているのは練習からも伝わってくるし、その中でプラスの影響を出せるように盛り上げたりしている。
(同立戦に向けて--)
やっとここまでこれた。楽しみたい。

#2山岸
(7回に2安打--)
(第一打席は)4点差があったので、ランナーを貯めようと。どうしても勝たないといけないので、気持ちでつなぐ意識で打席に立った。
(今日のリードについて--)
(福島は)打たせてとるピッチングをしようとしたが、打たれてしまったのは自分のミス。配球が裏目裏目に出てしまったのが反省点。(拓は)コントロールが良いので、コースに投げ分けていつも通りのピッチングができた。ただ、自分の配球のミスが多くあったので、ピッチャー陣に申し訳ない。
(同立戦--)
勝てないと仕方ない。熱く泥臭く、勝ちにこだわってやりたい。

#14平尾拓
(1死満塁の場面での登板だったがーー)
落ち着いていた。あんまり何も考えてなかった。なんとなく抑えられる気がしていた(笑)
(7回に3失点ーー)
先頭の中内に打たれて、甘かった。なんかあの回は打たれる気がしていた。2ストライクまでいくけど、甘く入って打たれた。
(7回の逆転はーー)
まじで、すげーなって思った。正直、終わったと思ってた自分が恥ずかしい。感謝です(笑)
(同立戦に向けてーー)
もう、点は取られない。最後まであきらめず投げる。

#20矢野
(今日にかける思い--)
試合が延びて、自分もチームも今日が落とせない試合っていうのはわかってた。朝からバッティングも気合が入っていたので、それがいい結果につながったと思う。
(チームの雰囲気--)
ベンチもスタンドもみんなが声出して1つになってた。劣勢でも気持ちを切らさずいけるって思ってた。
(同立戦に向けて--)
東とかいいピッチャーがいるので、少ないチャンスで1本打てるかが勝負なので、そこにつけ込んでいきたい。

#29西田
(今日にかける思い--)
落とせない試合だったが、固くならずいつも通り試合に臨めた。
(7回の打席はビッグイニングの起点となった--)
外のボールが来たのでそのまま打っていった。自分でも珍しく反応で打てた。
(同立戦に向けて--)
自分が入ってきて初めて優勝のかかった同立戦なので、絶対優勝を決める気持ちで1戦1戦やっていく。

#38福島
(4回の先制した後の失点ーー)
スリーベースの影響はなかった。でも、初球の入りが甘くなってしまった。打った本人に話を聞いたけど、自分に合ってなくて、嫌がってたらしい。でも、そんな中でもコースが甘すぎて打たれて、勢いをつけてしまった。
(7回の逆転のときはーー)
降板して、試合に集中できていなかった。正直言うと、無理と思ってた部分もあるので、本当に感謝しかない。
(同立戦に向けてーー)
ここまできたからには、勝つしかない。自分は優勝できなかったら最下位と同じだと思うので、なんとしても勝ちたい。大げさかもしれないけど、今度の試合で潰れてもいいと思ってるくらい気持ちは強い。今日の分を野手の方々に返したい。楽してもらうように、投手全員で抑えたい。


▼スターティングメンバー
1...(左)辻...商2
2...(二)大西...商4
3...(一)矢野…法3
4...(三)井手...スポ4
5...(遊)平山...社3
6...(中)白水...スポ4
7...(右)西田悠...社3
8...(捕)山岸…法3
9...(投)福島…法2

▼バッテリー
同志社...福島、平尾拓、平尾奎ー山岸
関学...中内、朝倉、後藤田、長谷、佐藤ー仲川
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