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紫紺の壁、崩せず:ラグビー部
2016/05/27 HEAD LINE NEWS

愛知県招待試合・第79回同明ラグビー定期戦 (2016年5月15日)

5月15日、パロマ瑞穂ラグビー場(愛知県)にて行われた愛知県ラグビー祭招待試合・定期戦vs明治大学。同志社は29-36で敗れた。前半はラインアウトからのドライビングモールで得点を重ねた。バックスのディフェンスミスから失点するが、15-12の僅差で試合を折り返す。後半の立ち上がりこそ失点が続いたが、両WTBが立て続けにトライを決め追い上げる。最後は7点差を追う展開で猛攻を見せるもタイムアップ。今季初の関東勢を前に黒星を喫した。



定期戦キックオフ前にカレッジソングを斉唱する



同志社は完璧な試合の入り方で主導権を握った。前半6分、24分は相手ゴール前5mからラインアウトモールを押し込み、No.8倉本(商3)の連続トライでリードを広げる(10-0)。ディフェンスでも相手の大型CTBを完全に封じ込めて明大のリズムに乗らせない。同30分に自陣22m付近からBKへ展開されて失点するもその6分後。自陣から積極的にボールを回し、CTB阿部亮(心理3)の絶妙なパスを受け取ったWTB鶴田(法3)は相手のディフェンスをハンドオフで振り切り独走トライを決めた(15-7)。このまま前半を終えたいところであったが、同43分に相手の細かいステップに翻弄されてトライを奪われ試合を折り返す(15-12)。後半は明大のペースで試合が再開された。同3分、同志社のキックミスからモールを押し込まれて先制点を許してしまう(19-15)。この嫌な流れを断ち切りたい同志社であったが、その3分後再びトライを奪われた。自陣ゴール前で相手BKの鋭いステップでディフェンスを切り裂かれ、サポートについた選手へボールが渡り被トライ。24-15とリードを広げられた。その後も2本のトライを浴びて一時は36-15のダブルスコアの点差をつけられていた。それでも同26分鶴田の2本目のトライ、29分にはAチーム初登場の山口(商2)がトライを挙げて7点差まで猛追。しかし、最後は明大のゴールラインを超えることができずにノーサイド。29-36で3年ぶりの明大撃破にはあと一歩及ばなかった。



モールからトライを狙うFW


相手を振り切り独走するWTB鶴田



セットプレーが、起点となる。

今月5日に行われた立命大戦で明確な課題が見えた。終始スクラムでプレッシャーを受け、トライにつながり先制点を許す場面も。山田主将(社4)は振り返った。「特にスクラムを修正していきたい」。昨年の関西王者はスクラムでゲームを支配できず苦しんだ。やられたらやり返す。同志社のFWは試合前、徹底的にスクラムにフォーカスした練習を行い、膝の角度や力のベクトル、8人で押すことを再確認。重戦車と呼ばれる明大の伝統的な強力FWに挑んだ。

前半6分、24分にラインアウトモールからトライが生まれる。特記すべきは、24分の2本目のトライ。自陣からのマイボールスクラムでフリーキックを獲得すると、BKへ大きく展開。FB崎口(経4)、WTB鶴田の2人で約40メートル前進し、敵陣深くへと侵入した。続けてサポートについていたFWをポイント周辺に走らせるが、惜しくもスローフォワード。しかし、その後のスクラムが、起点となった。8人が一体となった塊でプレッシャーをかけ、その圧力に耐えかねた明大はペナルティを犯す。再びラインアウトを選択、モールを組んでゴールラインへ一気に押し込んだ(10-0)。立命大戦で苦しんだスクラムがトライにつながったのである。


1対1の勝負が分けた明暗

個人技の光る明大はやはり強かった。前半は同志社も堅いディフェンスで明大に好機を与えず、ロウスコアに持ち込んでいった。そして後半、動き変わった明大BK陣に翻弄される時間が始まった。同志社のディフェンスは相手の外側から内へ狙いを定めるシステムで、言わば“1対1”の強さが鍵となる。後半から、明大はボールをもらう前にステップを切ってディフェンスとの間合いをずらし始めた。個人技に勝る明大が“1対1”で前に出るようになり、同志社のディフェンスは簡単に崩される場面が多くなった。後半6分、明大の副将WTB成田が得意のステップでディフェンス裏へ出た。タックルを受けながらもサポートに入った選手へボールを繋ぎ、トライを演出した。相手のアタックに対応できず、BKのディフェンスに課題を残した。


流動的なゲームの“流れ”を、いかに引き寄せられるか。

ラグビーは流れに左右される。アメフトや野球の「攻守交代型」に対して、ラグビーは「攻守混合型」のスポーツであり、楕円球の転がる先にお互いのチャンスは待っている。その流れを支配することが、このスポーツの醍醐味と言っても過言ではない。「入りの部分は良かったです。」(山田主将)と、前半の序盤は同志社がゲームを支配した。SO芳森大(スポ2)のキックで陣地を稼いで、FWがモールを組んでトライを決める。意図した攻撃で先制点を取れたことで、前半の主導権を握ることができた。主将のLO山田が核となり、FW8人全員が一つの塊になってボールを前進させるドライビングモールで前半2本のトライを奪った。自信のあるプレーを選択し、得点に結びつけることで前半の大半の時間を支配した。後半は明大ペースで試合が進む。先述した通り、同志社のディフェンスラインが明大に崩されたために失点を多く重ねることに。また、自滅と言えるミスも目立った。試合を通じて同志社が犯したペナルティは9つ。キックミスで思うように陣地が奪えない中、自陣で戦う時間が徐々に増えていった。


ラストワンプレー、明大の壁越えられず。

しかし、最後に“流れ”は転がってきた。後半26分、29分と立て続けにトライを決め、難しい角度のコンバージョンゴールもCTB永富健(スポ4)が難なく沈めた(29-36)。点差はわずか7点。残り時間は10分。1トライ、1ゴールで同点に追いつける場面で同志社はボールをつなぎ続けた。そして迎えたラスト1プレー。ラインアウトモールで最後のトライチャンスを掴みにいった。1メートル、2メートル、3メートル、徐々に8人の塊は前進していく。ゴールライン手前、モールは崩れた、反則はない。SH大越(商4)がFWを操りながらサイド攻撃に切り替える。1つ、2つ、ポイントを移動させるが、最後は落球。厚さ30センチの壁の前にあと一歩及ばずノーサイドが告げられた。



ノーサイドの瞬間



同明ラグビー定期戦は今年で79回目を迎えた。同志社は現在の4年生が1年生の時の第76回定期戦以来、明大から勝利を挙げることができていない。当時のメンバーに山田主将やSH大越、FL末永(社4)、WTB松井(スポ4)らが名を連ねていた。あれから3年、未だに“東高西低”の勢力図は形を変えていない。しかし、1年生だった彼らは現在、日本のラグビー界が注目するビックプレーヤーへと成長を遂げた。今年の冬、関東4強時代を“BREAK”するのは、誇り高き紺グレたちだ。(小林洋貴)



○コメント

山神監督

(試合を振り返って)良いところもあったが、見直さなければいけないところがありました。FWは最近立命さんにやられていたところもあるので、修正して練習してきたのでそこは活きてきたかと思います。ただ向こうは1年生のプロップで経験の少ない相手だったので100%納得のいくことではなかったが、少しは結果が出たのは良かったと思います。(FWの強化ポイントは)スクラムは膝の角度であったり高さであったり、タイムングの取り方だったり、1つずつ時間をかけてやるしかありません。ラインアウトやスクラムなどをすべて一気にはできないので、練習でやったことが試合で出たことが良かったです。(後半の入り方について)後半2本立て続けにトライを取られた理由はわかりませんが、前半はバックスのミスで2本取られたり、結局は80分間しっかり戦えていないところがダメでした。しかし、後半から入った選手がいい仕事をしたと思います。こちらからも指示を出していてそういう部分は評価できます。試合を通じて不用意なペナルティがあったのでそこは減らしていかないといけません。明治さんは反則の数も少なく、やはり勢いがつくとレフリーが同志社にとって敵になることがある、だからこそ関西リーグで笛を吹くレフリーなので、そういったところでゲームコントロールをしていかなくてはいけません。(ディフェンスに関して)今回はBKは猛反省しないといけませんね。課題に対して取り組んでいますが、隣同士の人間と人間がお互いを感じる難しさがあって、そこを破られています。ディフェンスのやり方を含め考え直そうかと思っているところです。


LO山田主将

(試合を振り返って)前半の入りと後半の追い上げはとても良かったと思います。やはり前半最後のトライと後半最初のトライを取られてしまったところはいらなかったです。(FWについて)立命大戦でFWがセットプレーで全然ダメだったが、この1週間はしっかりそこに取り組んできて、スクラムであったり、早いセットであったり。今日はFWは修正できていてとても良かったと思います。普段はユニットの時間にラインアウトやフィールドプレーを練習していますが、今週はスクラムだけに時間を割いてきたので、そこは良かったと思います。(ゲームの流れについて)チャンスの場面でペナルティが多くて、そのチャンスの時こそノーペナルティを意識しないといけません。また、ラインアウトでもミスがあり、メンバー交代が言い訳にならないので、今の自分たちの実力だと受け止めてしっかり修正していきたいと思います。(ディフェンスについて)まだまだコミュニケーションが取れていなくて、抜かれている部分があります。ブレイクダウンで時間をかけられている時はしっかりとしたディフェンスができていますが、向こうの良いアタックで後手に回りだすとタックルミスがあったので修正して次に臨みたいです。


FB崎口

(試合を振り返って)後半の入りを受けたところで軽くトライを取られて逆転されてしまいました。結局は後半の入りが全てだったと思います。FWはセットプレーも安定していて、モールもしっかりファイトできていたので、後ろから見ていて良い仕事をしてくれていたと思います。(後半の被トライについて)キックオフから一気にゲインされたところがあって、BKとしては抜かれたところのリアクションスピードを上げて素早いセットをすれば、もう少し粘れたのでなはいかと思います。バックスリーのコミュニケーションはできていたと思いますが、僕が早めにウイングへ指示ができていれば、もう少し良いディフェンスができたシーンもあったと思います。




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