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ラストワンプレーからの劇的大逆転勝利!!開幕戦白星発進だ!:ラグビー部
2016/09/27 HEAD LINE NEWS

関西大学ラグビーAリーグ (2016年9月25日)

925日、京都市宝ヶ池公園運動施設球技場にて行われた関西大学ラグビーAリーグ第1vs京産大。同志社は33-31で勝利した。



ブライトンの奇跡を彷彿とさせるスペクタクルだった。3点差に迫ったラストワンプレー、スクラムから数回の攻防を繰り広げた末に、グラウンド左隅へと飛び込んだ。まさに日本が南アフリカを破ったあの日の情景が目に浮ぶ。開始直後から、スピード感溢れる京産大のラインアタックと強力なスクラムに終始主導権を奪われた。それでもラストワンプレー、主将LO(ロック)山田(社4)が逆転のトライを決めて、関西連覇へとつながる大きな1勝を執念で掴み取った。



カレッジソング斉唱



悪夢が脳裏を過ぎった。昨年の開幕戦で近大にまさかの敗戦を喫してから1年の月日が過ぎたが、この日も不穏な空気が会場に張り詰めていた。


重い空気感の中で京産大が先に試合を動かした。9分、22mラインの外側からモールを組んでプッシュをかけ、今試合最長の18フェーズに及ぶ連続攻撃でゴール右下にトライを決めた(0-7)。


同志社の今季初トライはその直後。SH(スクラムハーフ)大越(商4)が巧みに防御網のウラへとキックで転がすと、続く京産大のラインアウトが乱れてボールは同志社へと転がり込んだ。その様子をCTB永冨晨(商2)は見逃さず、防御ラインとギリギリ接触しない位置フラットへと走り込み、最後の砦もステップでかわして見事今季初トライをマークした(7-7)。


その後はペナルティも絡んで14点の失点を許しハーフタイム。


前半、7-21。ペナルティに起因する失点が続きゲームの流れを引き寄せられずに前半終了を迎える。「前半はポゼッションが相手のほうが上だったので、そこでどうやってディフェンスからマイボールにするか。ディフェンスから波を作っていこうと話していた」(野中平(スポ3))。後半からの巻き返しのカギをディフェンスと捉えた同志社フィフティーン。ここから逆転劇が幕を開ける。



41分、ようやく同志社らしさが見えたトライが生まれる。防御の空いた隙間に走り込んだ崎口は、リーグ戦復帰のFL(フランカー)末永(社4)へとボールを託す。ゴール手前で捕まるも、そのボールを最後に受けたWTB(ウイング)氏家(政策4)がグラウンディングし、後半の貴重な先制点をマークした(14-21)。


43分にはドライビングモールで押し込み試合を振り出しに戻す(21-21)。その後も互いに1トライずつマークして28-28の同点で迎えた73分、この日6本目となるスクラムでの反則により、京産大はペナルティゴールを選択。ゴール真正面から正確に決められ、残り5分で28-31とリードを許してしまった。



息つく暇も与えない展開に、暫し呼吸を忘れる。そんな逆転劇はここから始まった。


7834——

数的優位の局面でFB(フルバック)崎口(経4)からWTB安田(商2)へのパスが後ろに逸れてタッチラインを割る。


7917——

京産大がボールを投入、試合再開。


7930——

赤紺ジャージはラックサイドに塊を作り始める。このままボールを保持しながら時間を消費すれば試合は終わる。戦いに負ける。


7945——

ボールアウト。途中出場のPR石橋(スポ3)のタックルが突き刺さり、落球。ノックオンの笛が鳴る。


8027——

スクラムから試合が再開。ラストワンプレー、最後の攻撃が始まる。


8101——

SO(スタンドオフ)永冨健(スポ4)が縦への突破を試みるが、必死の防御の前にボールが地面に転がる。息を飲む。まだ、笛はならない。


8122——

右サイドにできたラックから大越がボールを捌く。左隅に開いたスペースをめがけて永冨健、永冨晨、崎口へと繋がる。「山田ならとってくれる」。ボールは崎口の手から放たれた。


8129——

主将LO山田は14人が繋いだ楕円球を受け取り、インゴールに飛び込んだ。



33-31。大接戦の末、同志社は勝利を掴み取った。終盤は2年連続で開幕戦敗北が頭を過ぎったが最後はチャンピオンチームの意地で大逆転劇を演じ切った。



勝利を喜ぶ選手たち


応援に足を運んだ観客も逆転勝利に大喜び



想定と現実

京産大戦を前に全員の選手が『FW戦』を想定していた。それに備えて対策は講じていたはずであるが、スクラムで犯した反則6回。そのうちの3本はスクラムを故意に崩すコラプシングの反則が取られ、17点の失点に繋がった。FWの平均体重は京産大が97.9kg、同志社は95.6kgと大差はない。スクラムの要PR(プロップ)海士はこう振り返る。「(京産大は)スクラムにこだわってやってきているなという印象でした。やっぱり勝負してくることが多かったです。その勝負で勝てていたら、もっと有利だったので僕らが甘かったのかなと」。京産大の強力FWを想定していたのにも関わらず、現実は厳しいものだった。



BKが感じた一瞬の迷い

京産大はFWだけではなかった。FB森田やWTB濵田を積極的に走らせ、自信に溢れる攻撃を仕掛けてきた。一方の同志社はWTBまでボールが渡った回数はごく僅か。WTBが取ったトライも1本のみと、同志社の代名詞である展開ラグビーは鳴りを潜めた。「パスなのかランなのか1個迷いがあったと思います。それが、一瞬のズレに繋がった。」とFB崎口は振り返る。迷いの原因を追求し、次戦では本物の展開ラグビーを見せて欲しい。



永冨兄弟

今節の永冨兄弟が公式戦で初めて同時にスターティングメンバーに名を連ねた。そして大逆転勝利にはこの兄弟の活躍があったのだ。兄・健太郎はコンバージョンゴールを4本中、逆転後の1本を除いてすべて決めている。41分には左端の難しい角度からも成功させて2点を積み重ねていった。一方の弟・晨太郎も前半3分にトライセービングのタックルを決めており、同16分には今季初トライをマークした。SOCTBという連携プレーが求められるポジションを兄弟が務めることのメリットは大きい。今節は「タイミングが合っていなかった」と弟・晨太郎は振り返るが、今後のコンビネーションに期待ができる。



安定したコンバージョンゴールで勝利を手繰り寄せたSO永富健


永富兄弟のプレーが勝敗のカギを握る



(小林洋貴)


コメント

◯山神監督

リーグ戦初戦出だしから京産大さんにやられました。パナソニックがヤマハに初戦から負けた感じで同志社も開幕戦やられるかなと思いましたけど後半立て直してよかったです。最後山田のトライもあったけど4回生の力が出せたと思う。山田が最後持っていったのは持ってるなと思いましたね。スクラムは押されることもあったけど何よりシンビンをくらうのが怖かった。シンビンでメンバーかけたら絶対にスクラム勝てなくなるからそれが怖くてあまりメンバーも変えれませんでした。今年は昨年に比べて5人もコーチが増えて、誰かしら見てくれる人はほぼ毎日いるから細かいところまで目が行き届いている。自分もやりやすかった。2年連続開幕戦負けるかと思ったけど勝ててよかったです。勝てたから言えるけどいい開幕戦でした。夏合宿のフィットネスの成果出て合宿のレベルアップが見れた試合だったと思います。


LO山田主将

勝てて一安心した。先制されたが継続してまとまってやれば行けると思っていました。勝てたからよかったけどこちらがプレッシャーをかけきれず、ペースに飲まれたのはまずかった。反則の多さもだめでこの1週間で直していきたい。ターンオーバーももっと狙いに行けたしもっと果敢にいけたらよかった。京産相手ならモールとスクラム勝負になるのはわかっていたのに少し負けてしまいました。FW勝負していかないといけなかったしこれからもそんな試合は多くあると思うから頑張って修正したいです。前半立ち上がりから悪くてリードされて終わったけどハーフタイムで切り替えれました。スクラムとモール DFでかけなくていい所にかけすぎてることが多かったりそれで開くのが遅かったりは反省しないといけない。最後まで諦めずにがんばれたのは良かったけど我慢が全然足りなかったです。最後の逆転決勝トライは相手が焦って内に寄ってきていたから外が空いてて必死に呼んだ。ミスなく継続は本当に大事だと思った試合。4回生は最後。去年までの他の人を思って勝たせてあげたいという気持ちよりも自分が勝ちたいと思うようになった。修正点は多いけど1週間でなんとか修正して次に繋げたい。


PR海士(商4)
(京産大のFW対策は)
スクラム、モールで絶対負けないように話はしていた。結局、負けてはしまったが極端に押されていた訳ではなかった。後半は前半に比べて、大分良くなった。ハーフタイムで、スクラム、モールを抑え込むことができれば絶対に勝てるという話をしていた。自信を持っていこう、練習時間は自分たちの方が絶対上だから気持ちでいこうと。コーチにも喝を入れられました。
(京産大FWの印象は)
スクラムにこだわってやってきているなという印象でした。やっぱり勝負してくることが多かったです。その勝負で勝てていたら、もっと有利だったので、僕らが甘かったのかなと。これからもっと厳しく練習します。
(夏合宿ではどんな練習をしたか)
スクラム、モールを強化してブレイクダウンで相手を倒し切るという意識を持って練習した。人数を減らすことで同志社側の外の人数が余って、自慢のBKにまわしやすくなるので。
(春からの課題は克服できたか)
春はFWが弱かったので、FWの強化を意識していた。春に比べたら、今日は京産大とも渡り合えたので成長していると思う。でも圧倒できるところまで持っていきたいです。BKに良い球を出せるようにもっと強くなりたい。
(自身の良かったプレーは)
今日はなかった。スクラムでもっと押せていたら良かった。フォワードのバチバチの熱いところ、近場での争い、相手の1番得意なところを潰すことは意識しました。
(次の試合の目標、今回の課題)
スクラムで圧倒して、ブレイクダウンでも相手攻撃を切って、元気に良い球を出せるようにしたい。チームとしてはもっと余裕を持って勝ちたいです。


FL野中翔平

(今日の調子は)
調子は悪くなかった。だけど初戦ということもあって、初戦の難しさを感じた。特に京産大と自分たちのラグビーは根本的に違ってて、相手の遅い試合展開に合わせてしまって、自分たちの速いラグビーができなかったのはひとつ相手に飲み込まれていた。それで相手の得意なセットプレーにもっていかれて自陣でプレーをすることが多くなっていた。
(ハーフタイムでのチームでの声掛けは)
速くボールを展開していくためにはどうしたらいいのかを話した。前半はボールのポゼッションが相手のほうが上だったので、そこでどうやってディフェンスからマイボールにするか。ディフェンスから波を作っていこうと話していた。
(京産大に対して春の雪辱を果たした点については)
フォワードの点でいったらまだまだ負けているところがあると思った。関西制覇を目指しているが、自分たちの目標と実力がまだ合ってないので、日頃からしっかり練習して合わせていかないといけない。
(次の摂南大戦に向けて)
自分たちのしなければいけないラグビーに合宿を終えてから近づいていると思うので、自分たちのラグビーで観客をひとりでも楽しませることができたらいいなと思う。


SH大越

(どういう試合を想定して試合に挑んだか)
自分たちのラグビー、同志社のラグビーをしっかりやろうというプランだった。厳しい試合は想定していました。
(FW戦はどんな印象で見ていたか)
スクラムは確かに負けていたが、他の部分は勝っていたという印象だった。節点、2人目の寄り、ブレイクダウンで勝っていた。
(試合中はどういう試合運びを意識していたか)
負けていた場面が多かったので、まずはしっかり1本トライ獲ろう、そしてもう1本という意識でした。目の前のトライを獲るという意識です。しっかりとエリアをとって、敵陣でプレーすること、敵陣に入ったらBK勝負に持ち込もうと考えていました。継続してトライを獲ろうと。
(合宿ではどんな練習をしたか)
BK陣はブレイクダウンの接点の練習は多めにした。ハンドリングや、自分たちが試合で使うオプションの精度を強化しました。
(その成果は出たか)
直接的ではないが、最後までみんながトライを獲るイメージをしていたから、今日の最後のトライを獲り切れたんだと思う。夏合宿の、例年より厳しい練習でついた自信と自分たちがするべきことを全員でイメージできたことがよかった。
(自身で良かったと感じたプレーは)
ないです。ミスもいけない反則もしてしまったんで、反省して次に活かしたい。頑張ります。
(次の試合に向けて)
しっかり勝ち切る。一週間しっかりとやるべきことをやって、摂南にいい形で勝てるように、圧倒したいと思っている。


SO永冨健

永富健
この試合は京産があのような戦い方してくるのわかっていて、FW勝負でエリアマネージメント大事だったが自陣で戦い続けたのはまずかったです。エリアマネージメントの部分はこれからもしっかりやっていきたいです。スクラムは不利だった。ラインアウトは苦手で強くないのを知っていたからそこで競ってマイボにしてせめて行ければよかった。とりあえず外に振ろうとすることが多かったのもいけない。両センターしっかりしてて2人とも取りにいける選手だからうまいこと使っていけばよかったと思います。相手のDFにどうこうやられたではなくて完全に自分たちの攻めに課題があった試合でした。


WTB氏家

(開幕戦にかける思い)

とにかく勝つつもりで。昨年も開幕戦を落としてしまっているので、ここからの戦いでいいスタートを切れるように意識していた。

(ハーフタイムはどのようなことを話したか)

ここから40分間の勝負。40分間勝ってるイメージをして意識して挑んだ。

(京産のFW強いが、BKとしてどのようなプレーを意識したのか)

FWが頑張ってくれているので僕らも頑張らなきゃいけなかった

こうなる戦いになる(苦戦を強いられることは)ことはわかっていたのでとにかく、自分たちの反則をなくすこととしっかり(こちらが主導権を握って)ボールを回していくことを意識していた。

(次戦の意気込み)

今日はボールをもらう機会を作れなかったので。しっかりボールもらって、こういう戦いにならないように、圧倒して勝てるようにしたい。


CTB永冨晨
(試合を振り返って)

接戦だったが最後とりきれて良かった。

(京産のイメージ)

FWが強いのでセットプレーで勝つか負けるかで決まった。

最初は負けたがやり出したら自分たちの勢いに乗れたとおもう。

(相手ディフェンスのプレッシャーは感じたか)

相手の流れに乗ったら出てくるので最初は修正できなかった。とられてしまった。次見返したい。

(去年優勝からのプレッシャーは感じていたか?)

プレッシャーは感じていませんでした。でもいい感じに入れなかったので次の試合は導入を意識してやっていきたい。

(お兄さんとは兄弟として連携をは?)

タイミングが合っていなかったので来週以降修正して頑張りたいです。

(次の試合に向けて)

一個一個勝ってまず関西優勝できるように勝ち進みたいです。


FB崎口

(最後の山田へのパスは)
みんなが繋げたボールを最後とってくれて、良くない流れやったなかで、次につながるいい流れになったと思います。
(左からどんな声が聞こえていたか)
入ってるから出せという声がありました。誰か呼んでいるのはわかっていました。見たら山田だったので、山田ならとってくれると思いました。
(最後1分焦りはあったか)
全体はわかりませんが、自分は焦ってました。
(ロスタイムでボールを持った時どんなことを考えていたか)
ミスができない場面だったんで、しっかり次につなげることを意識しました。
(昨年チャンピオンとしての難しさ)
感じなかったです。去年は去年、今年は今年という感じでした。一から優勝を狙いに行く。
(バックスは今日ミスが多く、ミスになった要因は)
パスなのかランなのか1個迷いがあったと思います。それが、一瞬のズレに繋がったのだと思います。
(今日の1勝の意味合いは)

負けてたところ最後勝ちきったということで、次につながる試合になると思います。
(次戦への意気込み)
11つに勝っていくだけでその先に優勝があると思うので、目の前の試合を頑張っていきたいです。


▼メンバー

1海士 広大(商4)

2中尾 湧馬(社4)

3土田 敬太(商3)

④山田 有樹(社4)

5堀部 直壮(社1)

6丸山 尚城(商3)

7野中 翔平(スポ3)

8末永 健雄(社4)

9大越 元気(商4)

10永富 健太郎(スポ4)

11氏家 柊太(政策4)

12永富 晨太郎(商2)

13石田 幹太(商4)

14安田 卓平(商2)

15崎口 銀二朗(経4)


▼リザーブ

16平川 隼也(法2)

17趙 隆泰(法4)

18石橋 海洋(スポ3)

19秦 啓祐(心理4)

20平田 洋輔(スポ2)

21三木 章太郎(商4)

22高井 勇貴(スポ3)

23佐藤 一樹(法4)

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