同志社スポーツの最新情報をお届けするサイト

トップページ | アトム紹介 | お問い合わせ | サイトマップ | 定期購読のご案内
硬式野球 | ラグビー | サッカー | アメリカンフットボール | バスケットボール | アーチェリー
TOP PAGE > ヘッドライン > 女王誕生!成本綾海!全国の舞台に名を刻む!:卓球部
日本学生氷上競技選手権大会...
第90回日本学生氷上競技選...
収穫得た関西準V
山内魅せた!圧巻の大逆転劇...
'17秋の展望 ...
'17秋の展望:...
'16秋季リーグ報告号
'16夏の熱戦報告号
同立戦は関西だけじゃない!
ラクロス部・中山怜美さん、...
HEADLINE TOPICS SCHEDULE SPECIAL CONTENTS PAPER INFO
2017年12月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
女王誕生!成本綾海!全国の舞台に名を刻む!:卓球部
2016/12/20 HEAD LINE NEWS

全日本大学総合卓球選手県大会(個人の部) (2016年10月28日)

10月28日から30日にかけて長野県ホワイトリンクにて行われた全日本大学総合卓球選手県大会(個人の部)。女子シングルスで成本綾海(商4)が関東の強豪を打ち破り、見事、同志社卓球部史上初となる全日学での優勝を成し遂げ、全国女王に輝いた。



全国屈指の大学生が集まる今大会、同志社からは、6人の選手が戦いの舞台に名乗りを上げた。1回戦を危なげなく突破した6人だったが、2回戦からは苦しい戦いになる。リーグ戦大活躍の副将清水(スポ4)、乙井(商2)、橋田(スポ1)がまさかの敗退。3回戦へと駒を進めたのは、シード出場の成本、政本(社3)の二人と期待のルーキー朝田(商1)の三人だけとなってしまった。



残り3人で結果を残したい同志社。しかし、3回戦は、彼女たちにとって大きな山場となった。昨年のランカーであり、チームの窮地を何度も救ってきていた政本が前回大会で勝ち星をとっていた高橋(日本大)と一線を交える。「思いっきり攻めていこうと思った」と果敢に攻めていく政本だったが自分の思うようなプレーが出せず、序盤から苦しむ。そして、相手に傾いた流れを、変えれずミスが続き、向こうの勢いにのまれてしまい、悔しい敗北を喫した。2年連続ランカーの彼女がまさかの3回戦敗退を余儀なくされた。



相手のボールに対応する政本



同じころ、別コートでは、ルーキー朝田が遠藤(日体大4)と対戦していた。相手の選手は、ベテランのプレーを見せつけ、初回から朝田のミスを誘い、2セットを連取。朝田を翻弄する。しかし、朝田の心は、落ち着いていた。相手のスキができるまでしつこく食らいつく。そして、自分のお家芸であるカットを武器に辛抱強く戦い、3セットを連続で取返し、大逆転。そして、勢いそのままに、逆転勝利を収めた。だが、続く4回戦で朝田は、前瀧(東京富士)に敗れる。目標であったベスト16に惜しくも届かず、4回戦敗退となった。朝田は、「自分のプレーを出し切れた。格上の選手にも勝って自信もついた。次につながる良い試合になった」と語り、確かな手ごたえを感じていた。



ボールをカットする朝田



残されたのは、同志社の主将成本綾海ただ一人となった。彼女にとって、今年が最後の全日学、今大会にかける思いは人一倍強かった。3年連続ランク入りを果たしている彼女が目指しているのは、ベスト4入りだ。そんな彼女にとって3回戦は突破口に過ぎない試合。しかし今大会で彼女にとって、一番大きな山場となったのが3回戦だった。相手は、同じ高校の後輩でもあった石田(愛知工業)。初回から成本は、本来のプレーが出しきれず、ミスが続いてしまう。終始、相手のペースで、流れを持っていかれ、2セットを先に連取される。そして絶対にとらなければいけない第三セットも相手よりの風向きを変えられない。もう終わりかと思われた。



その時、彼女は、深呼吸し逃げずに思いっきりいくと心に誓う。その直後、土壇場で使うには、リスクの高い大技のオージーサーブを繰り出した。このサーブが決まり、自信がついた成本は本来のプレーを取り戻し、逆転で1セットを取り返す。成本が逆転で1セットを取り返すと、仲間の声援もより大きくなり、会場の雰囲気は彼女に傾きはじめた。その勢いを相手選手は止めることができず、成本が奇跡の大逆転で、勝利をつかみ取った。そして、この試合で調子を取り戻した成本は、次戦は、快勝。見事、2日目の試合への切符を手にした。



ボールを打ち返す成本



迎えた全日学2日日目。ここからが本当の勝負の始まりである。土壇場の勝負強さで、大逆転勝利し、2日目の試合を迎える成本。しかし、2日目で彼女を待ち受けるのは接戦を制した強者どもばかりだ。



サーブの姿勢をとる成本



かつて、三年連続でベスト16入りを果たしている彼女は2日目を勝ち抜く厳しさを誰よりも理解していた。待ち受けているのは、関東の精鋭部隊。そして、今大会、彼女がベスト4に入るためには、どうしても戦わなければいけない相手がいた。それは、全国最強の絶対的女王鈴木(専修大4)だ。成本は、過去の対戦で、一度も勝てていない。加えて、昨年、同志社を支えた絶対的エースだった高橋が全日学の決勝で無念の惜敗を喫した相手でもある。同志社にとっては、因縁の相手だ。



6回戦、鈴木が成本の前に立ちはだかる。成本は、「幼少期から試合をしてきて1回も勝ったことがない。だけど、愛(副将)がベンチに入ってくれて、そばにいてくれたしたくさんの人が長野まで来てくれたから、皆のために勝ちたいと思った。」と序盤から、不規則に変化する攻撃で鈴木を翻弄し、流れをつかむと、3セットを連続先取に成功する。格上相手に快勝できる。そんな期待をしてもおかしくない状態だった。



しかし、あと1セットが遠かった。鈴木が女王の意地を見せつけ、あっという間に3セットを連取し、成本に追いつく。依然、鈴木の流れは止めれず、最終セットも5-0とリードを許し、逆転は、不可能に見えた。しかし、成本の顔には、1ミリのぶれもなかった。「最後まで諦めない」それが、彼女のモットーだったからだ。その主将の精神を知っている部員も、一人も下を向いては、いなかった。彼女は、3回戦でも見せた土壇場での強靭な精神力で、5ポイントを連続で取返し、鈴木を翻弄する。そして、焦った鈴木のミスを誘う好プレーを見せ、成本が奇跡の逆転。大逆転勝利で見事、絶対女王鈴木を倒した。



強烈なスマッシュを放つ成本



勢いそのままに、準決勝も過去の対戦成績で分が悪い若手選手に勝ち、決勝戦は、4-0で完封勝利。成本は大学生活最後の年に全国女王の座を手に入れ、有終の美を飾った。



優勝が決まりベンチに向かって走る成本



見事、同志社卓球部史上初の全国優勝を成し遂げた。京都勢としては2008年の若宮三紗子(立命大)以来の優勝。名実とともに成本綾海の名前を全国の舞台に刻んだ。



優勝を決め笑みを浮かべる成本



彼女は、「優勝できたのは今まで、支えてくれた監督や部員のみんな、両親のおかげです」と語った。全国の頂に到達できる人には、必ず、愛がある。彼女のプレーはまさにその言葉を確信させてくれた。1球1球に応援してくれている人への感謝が込められていると思えるようなプレーだった。見るものを魅了する主将成本綾海の卓球精神を後輩たちは、受け継いでいく。(喜多河 孝康)



優勝トロフィーを突き上げる成本



喜びを分かち合う卓球部





同志社スポーツヘッドライン | トピックス | 試合速報 | 試合予定 | ウェブ企画 | 紙面紹介
リンク | プライバシーポリシー | 広告掲載について