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堂々の全日本3位:居合道部
2017/12/17 HEAD LINE NEWS

全日本学生居合道大会 (2017年12月10日)

1210日、浦安市運動公園総合体育館(千葉県)で行われた第32回全日本学生居合道大会。個人戦では伊吹(商3)・豊原(文3)がそれぞれ2位・3位に入賞。団体戦では王座奪還を目指すも準決勝で敗れ、惜しくも3位となった。

本大会は前半に個人戦、後半に団体戦と二部構成で行われる。午前の個人戦は西日本8強の見崎(生命3)、伊吹、豊原の3名が出場した。西日本での勢いそのままに、全国でも活躍が見込まれた。

場内を4つの会場に分けそれぞれが演武を開始、初戦から同志社勢が登場した。見崎がまさかの初戦敗退となるも、伊吹・豊原は順調に勝利し2戦目以降も危なげなく勝ち進んだ。特に豊原は、準決勝を除き全試合で3-0の完封勝利となった。「ここまで来られるとは思わなかった」と自身も驚きを隠せないほどだった。直接対決となった準決勝、互いを知り尽くした両者は力むこともなく圧巻な演武を披露した。結果は2-1で伊吹に軍配が上がり、決勝に駒を進める。

4つあった会場も1つのみとなり、体育館中の全ての視線が決勝戦の2人に集まる。両者前方に礼をして演武が開始される。立命大の選手を前に、伊吹の体は思うように動かない。相手に2本の旗が上がり惜敗した。「敗因かは分からないが、決勝でミスをしてしまった」。悔しさは残るも堂々の全日本2位。チームメイトから賞賛の声を受け、午後に控える団体戦へ向けてチームを盛り上げた。

全国の舞台で堂々の演武を披露する伊吹


昨年の王座陥落から1年、剣士たちはまさにこの日のために稽古を続けてきた。前人未到の全日本連覇を目前に倒れた同志社は、勝田(理工3)主将のもと、一から再起を図った。「目指すは全試合完封優勝」と絶対王者としての復権へ向け、高くとも明確な目標を掲げた。しかし7月・11月に行われた西日本では、団体戦準決勝で京大に惜敗、個人でも優勝者を出せず苦しんだ1年だった。それでも照準を合わせる全日本に向け、主将を信じ歩み続けた。

合図とともに、団体戦メンバー8人のうち代表の5人が入場。刀を帯びた剣士たちは堂々の立ち居振る舞いで貫禄を見せつけた。

入場する団体戦メンバー


初戦は圧巻の演武だった。千葉大を相手に先鋒から副将まで全て3本の旗を奪い、大将戦も2本でねじ伏せ5-0。王座復権を予期させる大勝利だった。続く立命大戦では次鋒・大将戦を落とすも3-2で白星。勝負強さを見せつけた。さらに3回戦・駒沢大戦も5-0で勝ち、とうとう全国4強まで登りつめた。

個人戦での悔しさを晴らすべく、団体戦でチームに貢献した見崎


迎えた準決勝、彼らの前に立ちはだかったのは宿敵京大だった。7月の対戦時は最初の3人が連続で敗れ黒星。3たてを食らわせ一気に勝負をつける戦法を好む両者は、序盤からエース級の選手を編成する。そのため強豪校同士の試合でも、ストレート勝ちが決まるのは決して珍しくない。今大会も例外ではなく、先鋒・次鋒・中堅で勝負を決める場面が多かった。


永遠のライバルを前に同志社は苦戦を強いられた。先鋒・勝田と次鋒・見崎に旗が1本しか上がらず続けて黒星。あの夏の敗戦と同じシナリオが剣士達の脳裏をよぎる。まだ終わりたくないーー。昨年同大会から2連敗中の京大を前に、同志社は後がなくなった。


だがこの日の彼らは何かが違った。完全に相手の流れだった試合を、中堅・河野(社4)が覆す。昨年度主将が勝利を掴むと、副将・伊吹にも旗が3本上がり2-2。勝敗は大将戦に託された。

河野の演武は、試合の流れを一気に変えた


しかし、やはり相手も優勝候補だった。大将を託された豊原は3-0で完敗し京大の決勝進出、またしても全国の頂にたどり着くことはなかった。

残された3位決定戦は愛知学院大を4-1で下し全日本3位となった。

最後は京大に屈するも、同志社剣士として戦い続けた豊原


求めるものはもう目の前だった。失った王座だけを目指し、1年間歩み続けた。勝田は「心の整理がまだつかない」と厳しい現実に戸惑いを隠せない。今年もタイトルまであと1歩届かなかった。

確かに結果だけを見れば、優勝を逃し強い同志社の復権とも言いがたい。しかし涙をぬぐい振り返ると、そこには彼らが歩んできた道があった。長く険しい茨の道を、切り開いてきた跡があった。金のメダルは無くとも、彼らの足跡は何よりも眩しく輝いている。堂々の全日本3位だ。健闘をたたえなぐさめ合い、前を向いた。「誰かが落とした分を、みんなでカバーする。」負けはしたものの、追い求めた最高のチームがそこにはあった。「これ以上なく努力した」と言えば、「もう後悔はない」と返す。最後まで諦めたかなかった者にしか見えない景色が広がっていた。

1年間主将として同志社を牽引した勝田。辛い時や苦しい時も彼がいたからこそ、同志社剣士達はここまで歩んでこれた。


56代勝田組は次世代へと想いをつなぐ。幹部世代は変わろうとも、今年得た喜びや悔しさを忘れることはない。また王座に君臨する日まで。今日も剣士たちは稽古に励む。(高里陽太)


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