同志社スポーツの最新情報をお届けするサイト

トップページ | アトム紹介 | お問い合わせ | サイトマップ | 定期購読のご案内
硬式野球 | ラグビー | サッカー | アメリカンフットボール | バスケットボール | アーチェリー
TOP PAGE > ヘッドライン > 全日本を終えてーー友野インタビュー:フィギュアスケート部
「剣道部 小島利音・讃岐華...
試合に向けて
最後の戦い
インカレ終幕、生まれた覚悟
ラグビー特集号
'16秋季リーグ報告号
同立戦は関西だけじゃない!
ラクロス部・中山怜美さん、...
HEADLINE TOPICS SCHEDULE SPECIAL CONTENTS PAPER INFO
2020年7月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
全日本を終えてーー友野インタビュー:フィギュアスケート部
2019/12/23 HEAD LINE NEWS

第88回全日本フィギュアスケート選手権大会 (2019年12月22日)

12月19日から22日にかけて代々木国立競技場第1体育館にて行われた第88回全日本フィギュアスケート選手権大会。今回は、22日の男子FS直後の友野(スポ3)選手のインタビュー抜粋をお送りします。



緊張感のある面持ちでリンクに立つ


迫真の表情で演技する友野



FSを振り返って

ーー今日の演技後ガッツポーズが飛び出しましたが

友野「今シーズンずっと苦しくて。正直ミスはあったのでガッツポーズするか迷ったんですけど、自分の気持ちは素直に嬉しかったし、自分なりのやりたいことは果たせた。勿体無い部分は僕の実力ですし、そこは修正していくしかない。あれだけ、世界の5位という大きな変化があって、ずっとそれを抱えたまま自分の実力を出しきれない部分があった。それを本当に出しきれて、それを抱えた上で初めてこの演技ができて、1年頑張ってよかったなあと思います。」



ーーSPが終わった後は落ち込む様子が伺えましたが

友野「今までで一番ヘコみましたね。本当に何でできないんだろうって。すごく自分を責めた。でも一晩考えて寝て、起きたらすごくさっぱりしていた。これだけやったし、あとはミスしてもいいから思い切ってやろう、っていう気持ちが今回の結果に繋がった。ミスはあったんですけど、それでも決めたいジャンプは全部決められた。」



ーー決めたいジャンプとは具体的に

友野「4回転トゥループと4回転サルコウと3回転アクセルですね。本当にその3つは…正直ちょっとトリプルが苦手な部分があるので、そこはちょっと実力が出てしまった。コンビネーションできなかったりとかありましたし、ダブルになったりとかそこは甘い部分がたくさん出てしまった。後半もちょっと不安だらけでそこをもう少し思い切っていけるようにやりたい。でも、まずは第一歩を踏み出せたかなと。」



ーーどのように切り替えられましたか

友野「思い切って、本当に思い切っていこうと心の底からそれを思えた。変に守らず、失敗してもいいからちゃんと締めて。締めたら飛べるんだから、自分の体だけを信じて前を向いて頑張りました。」



ーーキスアンドクライの時に感極まって涙してしまう場面もあったがその時の心境は

友野「恥ずかしいんですけど…抑えられなくて、本当に苦しかったし、満足のいく演技ができなかったので、それができてよかった。」



キスアンドクライに座る友野



ーー本番で決めることについて何か掴めたのか

友野「何も考えていなかったので、それなのかな。本番緊張するのは当たり前だし、あとは自分の練習でやってきたことを信じて、体の動きだけに集中してやればできるのかな。本当にまだ一歩なので、これを継続させていかないとならない。また、苦しむことにはなると思うんですけど、この気持ちを思い出しながら、練習も調整もしっかり何とかやっていかなければと思いました。」



ーー冒頭の3本が決まったあと、後半へはどういう心境で挑んだのか

友野「けっこう焦りましたね。決まるんだぁ…って(笑) 朝の練習思い出して、いやいつもやってるって思って、ちゃんと練習で出来ているので。今シーズン何だかんだ試合でちゃんと3本飛べたので、練習思い出して。ミーシャ先生にも平池先生にも、最後まで気を引き締めろと言われちゃったんですけど、次のアクセルはしっかり決めることができた。そこは成長した。そこを決めることが自分の成長に繋がると思ったので、決められてよかった。」



ーー(FSでは)自信があるような、失敗しなさそうな雰囲気がありましたが

友野「何してもいいと思っていました(笑) 本当に思い切ってやれたので。逆にSPがあったからかなと思う。練習では出来ているので、何も不安になるはずないのに、やっぱり自分の練習を信じていいのかなと思いました。いい練習ができていたので、そのままの気持ちで挑みました。」



ーー今日の演技で何か乗り越えられたのか

友野「ずっと言っているんですけど、スタート地点かな。ちょっとSPで出遅れてしまったので、点数的にも自分のベストではあるけど、最終グループの方々にはまくられると思う。この先の試合はわからないんですけど、今の自分の気持ちとしては来シーズンに向けて何が出来るかというのを考えていきたい。やっとこう未来がちょっと見えてきたかな。」



会心の「ムーランルージュ」を見せてくれた



今後の展望

ーースタート地点から一歩前に出るためには

友野「もっと出来ると思っていて、でもそれが試合で出せなくて…なんて言ったらいいんだろ。やっと自分の実力を全部出し切る一歩を踏み出せた。技術的にはどんどん上がってきていて自信もあるんですけど、試合で出せない。試合で自分の実力を出せる、成長できる一歩を踏み出せたかなという感じです。前を向いてもっと高みを目指せるのかなと。今ずっと、自分自身、一歩を出せずに戦ってきたので、そこを1つ突き抜けられたというのは大きいかな。これからどんどん構成を上げてもいいかなと思えた。」



ーー構成はどのように上げられるのか?4回転サルコウ、トゥループどちらを増やすのか?

友野「4回転トゥループ、サルコウは試合で出来たので、新しいジャンプに練習してもいいのかなと。迷わずに出来ますし。ぶっちゃけトリプル苦手なので、無くしてもいいかな(笑) 本当に、ループ、フリップ、ルッツが滅茶滅茶苦手で…元々ダブルアクセルも苦手でトリプルアクセルにして得意になっていったので。かなり現実的ではないですけど、それぐらいの気持ちで、どうせトリプルで失敗するくらいなら全部思い切っていけるジャンプのほうがいいのかなと。現実的ではないけど、自分の中の妄想というかそれぐらいでもいいかなと、本気でそれを思えるくらいに、今回の演技はきっかけとなった。よりトゥループとサルコウの確率を上げていきたい。かなり上がってきて、あとは試合だけだったので、迷いなく他のジャンプの練習ができるかな。」



ーー具体的にはどのジャンプなのか

友野「ループは結構、回転回るとこまできていて、ステップアウトまでいっている。シーズン入ってからは練習できていないんですけど、ちょっとループもしかしたから行けるかなと思いますし、自分の中での不安がなくなったことによって、新しいことに取り組めるという喜びが今はある。」



ーー今年をいい形で終われたが、来年はどのように

友野「去年より成長できているという自覚は本当にある。去年よりは確実に良くなっていて、少しずつ周りと戦えるという実感はある。あと一歩っていうところだったので、それを出せて、ミスはあったんですけど、自分が望むものを試合で出せるようになったところが成長できた。来シーズンはこれを続けないと。正直周りに比べても跳べているなという自信はあった。」



友野の魂が込もった4分間だった。これまで以上に気迫が宿ったステップは、観客の心を震わせた。目標である表彰台には届かなかったものの、確かな成長を感じ、新たな一歩を踏み出した。友野一希はもっと強くなる。【フィギュアスケート部担当】

同志社スポーツヘッドライン | トピックス | 試合速報 | 試合予定 | ウェブ企画 | 紙面紹介
リンク | プライバシーポリシー | 広告掲載について