第23回
2010年展望「フェンシング部」
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昨年、男女ともに団体戦ではで最高で、関西準V・王座3位・インカレベスト8といまひとつ成績が伸び悩んだ同志社フェンシング部。
フェンシングは一対一の個人競技。一人ひとりの能力は非常に優れているが、団体戦ではあまり結果が伸び悩むのには理由がある。
昨年、部を率いた4年生は男子3人、女子0人。さらに3種目(フルーレ、エペ、サーブル)にそれぞれ専門が分かれるため、団体戦(3人)では人数が不足し、専門種目以外にも出場を余儀なくされていた。

男女部員を率いる楳木主将(社4)
今年、フェンシング部を率いるのは楳木主将(社4)。今年の4年は男子は楳木1人、女子は4人の体制で昨年とは逆転するが部としてはほぼ変わらない、厳しい状況が続くことになる。
今年の部の目標は「関西優勝、全国入賞」(楳木主将)。男子にはルーキー宇山(商1)、若松(商1)の新戦力に要注目。女子は昨年4年生がいない状態でチームを気付いた4人がそのまま戦力を欠くことない。また、今年のアジア大会代表に選抜された櫛橋(スポ3)の活躍にも期待がかかる。
依然、厳しい状況に変わりはないが、”関西に敵なし”といわれた過去の栄光を取り戻すにするためにも、フェンサーたちは毎日汗を流している。
どこまで上へのぼりつめられるのか。今年もフェンシング部から目が離せない。
関西リーグ戦は4月にフルーレ、5月サーブル・エペが行われ、6月には全種目王座決定戦が行われる予定だ。
(本紙フェンシング部担当)