昨年11月の全国大会で、見事全国の頂点の座の輝いた居合道部。幹部交代が行われ、新チームとして新たなスタートを切った剣士たちは、合宿や長時間にわたる練習を実施し、冬から春にかけて基礎となる部分から徹底的に磨き直してきた。

表情一つ変えず、演武に臨む茶山(理工3)(写真は昨年10月の西日本大会のもの)
今年度から主将を務める茶山は、「昨年、先輩方と共に全国制覇を成し遂げることができたが、次は我々幹部がこの部を優勝に導いていくということにプレッシャーを感じている」と、自身にのしかかる重圧を受け止め、全国連覇に向けた思いを口にした。

昨年10月の西日本大会優勝後の剣士たち
「現優勝校という事実に甘えず、今年の全国大会でも優勝を勝ち取るチャレンジャーとして、今後も厳しく稽古に励みたい」(茶山)。「同志社は過去に全国3連覇を成し遂げているので、一度の優勝で満足せず、2連覇、3連覇、そしてその先の4連覇を達成するために努力を続けたい」樋上(生命3)。
次の大きな大会は6月に行われる第31回西日本学生居合道演武大会。昨年同志社はこの大会で優勝し、3連覇を飾っている。4連覇がかかる大一番、そしてその先の全国連覇に向け、同志社剣士たちは確かな一歩を歩みだした。(和田雄太)