目指すは関西制覇
昨年多くの入賞者を出した陸上競技部。今年関西インカレ男子総合80点、女子30点を目標に掲げ、主将・井戸田(スポ4)率いる春シーズンが幕を開ける。

バーを跳び越える主将・井戸田
昨年、男子走り幅跳びで井戸田、男子400mHで上野(理工4)、そして女子800m山﨑(スポ3)と多くの優勝者を出し、いい波を作りだした京都インカレ。続く関西インカレでもこの3人が優勝。男子総合8位、女子総合22位という結果となった。
先輩の代から引き継いだ「ミルフィーユ大作戦」。チームの底上げを狙い、日々練習を重ねている。全ての部員が向上心を持ち競技と向き合うチーム。そんな雰囲気のチームを「自分が入部してからの中では1番好きなぐらいの良い雰囲気と思っている」と、副主将を務める柳(政策4)は語った。

昨年の関西インカレで優勝した上野
今季注目選手は、投擲チームから砲丸投の大矢(スポ3)、やり投げの堤(法4)、同じくやり投げの小島(スポ2)の3人。「1番ストイックに練習積んでいる。投擲チームが今回関西インカレで大量得点を取ってくるのではと思っている」(井戸田)と、主将も関西インカレでの活躍に期待を寄せる。女子からは昨年10月、100mHで同志社記録を更新し、日本選手権B標準を突破した坂口(生命3)。「関西インカレでは決勝に残れて来ていないので、この3回生になる関西インカレこそ、残る。」(柳)
4月8日~9日にかけて京都学生陸上競技対校選手権大会が行われる。関西インカレへ向け好発進となるか。井戸田率いるチームの1年の練習の成果が問われる時が来た。(伊藤映里)