覚悟をつける

ナイスプレーを称える選手たち
昨年Div1に昇格したアメリカンフットボール部。今年は「学生日本一」を目標に掲げ、主将・岡本(商4)が率いる春シーズンが幕を開ける。
昨年、近畿大学DEVILS相手に21-14で接戦を制し逆転勝ち。1部昇格を決めた。「胸を張って1部にいけ」と前主将・松岡(経卒)から心強いエールが送られた。

次のプレーの確認をするディフェンダー達
先輩の思いを胸に昨年度から存在感を放っていた主力の選手たちが最高学年になった今、彼らは1部に残ることを目標にするのではなく「学生日本一」を成し遂げるため覚悟をつける。
覚悟ーー。その言葉は何を意味するのか。100人を超える部員をまとめる岡本はこう語った。「あくまでも僕たちが目指すのは学生日本一。1部に残ることではない。学生日本一になるためには今まで以上に苦しいことをしなければならない。日本一にはなるための覚悟が僕たちには必要だ」。
誰かの気持ちが折れたら全てが崩れてしまう。だから彼は常に熱い気持ちを持ち続けているのだ。

力強いタックルにも屈しないRB
春シーズンの初戦は昨シーズン同点で終えた京大戦(今出川ボウル)。1部昇格をした同志社にとって確実に勝っておきたい相手だ。初戦勝利で勢いをつけることはできるのか。シーズン中は練習試合や定期戦、公式戦を含め計6試合が予定されている。

日本一へのカギは全員が覚悟をつけることだ
熱血漢・岡本が率いるWILDROVERが覚悟をためす秋シーズンに向け、まずは4月9日に行われる京大戦に白星をあげたいところだ。(近藤麻由)