今季活躍するのは俺だ!!!
昨年、入れ替え戦にまでもつれ込み、リーグ6位となった同志社ラクロス部。もう同じ屈辱を味わいたくはない。新体制に入り、根本的なところから考え直し、試行錯誤を繰り返してきた。すべては「関西制覇」を成し遂げるために――。まずはファイナル4進出という目標に向かってリーグ戦に挑む。

主将を務める、#1毛呂(社4)
ここで、この秋注目すべき4人の選手を紹介したい。まず1人目は、今季大活躍をみせている、AT・#7香川大輝(商4)だ。香川はここまでの3試合すべてで得点を決めるなど、チームにとって大きな存在となっている。特に第2節の立命戦では同点の得点を決め、チーム全体を逆転勝利に導いた。

3試合連続で得点を決めた#7香川
2人目は、G・#16吉岡佑泰(経4)だ。彼は同志社の守護神ともいえる男だ。練習では、相手がどの方向からショットを打ってきても大丈夫なように、技術面を磨いているという。その成果が実践にもあらわれ、毎試合、素晴らしいセーブをみせチームのピンチを防いでいる。

同志社の守護神#16吉岡
3人目はMF・#23丸茂祐輔(スポ2)である。Aチームは上回生が多いのにも関わらず、2年生でメンバー入りを果たした。主軸として活躍している丸茂は、持ち味の大きな身体を活かし、相手を圧倒する。また関西選抜の選手として抜擢され、活躍をみせている。

主軸として活躍をみせている#23丸茂
最後は、MF・#49畑清陽(法2)だ。彼は試合中大きな声をだし、チームの盛り上げ役となっている。彼の持ち味はとにかく走ること。DFでありながらも得点を決めるなど、2年生とは思えない活躍をみせている。

持ち味の走りを活かす#49畑
組織改革を行い、少しずつ成果が表れているラクロス部。「走りがちチームとして試合に挑めていること、下回生も活躍しているということは、チームのカラーが出てきていると思う(#1毛呂)」。これまでの通算成績は1勝2敗。ファイナル4に進出するためには、残りの3試合で最低2勝しなければならない。悲願の関西制覇へ――。彼らは目標に向かって走り続ける。(松原美月)