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硬式野球“Atom Selection -2016 autumn season-” : 硬式野球部
復活を遂げたミスターフルスイング:平山拓磨

背走するレフトが足を止めた。振り抜いた打球はレフトのグラブに収まることなく、大きくフェンスを越えた。流れを変える一発。不振にあえぐ平山拓磨(社3)が、暗く長いトンネルを抜け出した。



高校時代、3度の甲子園出場を果たした平山。勝負強い打力を買われ2年時から出場機会を得る。代打を中心に結果を残し、昨季はついにスタメンに定着した。全試合出場を果たしリーグ4位の打率.388を記録。大学初本塁打を放つなど、チーム随一の長距離砲として完全に開花したシーズンとなった。



豪快なフルスイングが魅力の平山



追い求めた青写真が、平山の歯車を狂わせた。昨季はリーグ屈指とも言える好成績を残したが、さらなるレベルアップのためオフの間に打撃改造に着手した。ボールを線で捉えるスイングを意識することで長打量産を狙ったが、そこに落とし穴があった。「うまくいかなかった。今までできていたこともできなくなった」。長打を意識しすぎるあまり、本来の打撃を崩した。積極的なフルスイングは影を潜め、淡白にボールに合わせにいく打席が続いた。オープン戦打率は.237と落ち込み、開幕を前にしてもトンネルの出口は見えなかった。



極度の不振が、平山を原点に立ち返らせた。自身の強みを、起用されている意味を改めて見つめ直した。リーグ屈指の好投手たちを打ち崩してきた豪快なバッティングを再び取り戻すために。鏡の前で素振りを繰り返し、崩れたフォームを修正。巻き返しを図るべく、ひたすらバットを振り続けた。



もがき続ける平山に待望の瞬間が訪れた。対京大1回戦、初回にまさかの先制を許しチームには重苦しい空気が漂っていた。万が一も起こり得る展開だが、直後の2回裏、打席に入った平山が一振りで流れを変えた。「開き直って、初球から思い切り」。初球、低めのストレートにバットを出した。態勢を崩されながらも、振り抜いた打球はぐんぐん伸びていく。打球はきれいな放物線を描き、レフトスタンドに着弾。原点であるフルスイングがチーム、そして自身に立ち込める暗雲を振り払った。



チームを救う同点弾を放った



さらに3回裏、2死一、二塁で迎えた第2打席。「1打席目と同じでとにかく初球のストライクを思い切り振ろうと」。またも初球ストレートをレフト前にはじき返し、貴重な追加点となるタイムリーヒット。この試合2安打2打点で逆転勝利に貢献。完全復活へ第一歩を踏み出した。



「最低限の仕事はできたのかなと」と、謙遜するが続く2回戦でもタイムリーツーベースを含むマルチ安打の大活躍。復調は誰の目にも明らかだ。次節、チーム打率リーグトップを誇る関学大との対戦が控えている。逆転優勝を狙うにはもう一つの試合も落とすことはできない。首の皮一枚のがけっぷちにも、この男がいる。どん底から這い上がったミスターフルスイングが、Vロードの障壁を打ち砕く。(吉田諒)



▼コメント

(ここ最近不調が続いていたがーー)

(悪い流れを断ち切る同点ホームランーー)

ここ最近不調が続いてたから開き直って1打席目初球から思い切りいった。打ったのは低めのまっすぐ。泳がされたんでどうかなと思ったけど入ってくれた。

(2打席目も貴重なタイムリーヒットーー)

まっすぐ。ストライクなら初球から振ろうと。1打席目と同じで、調子が悪いからとにかく思い切り行こうと思った。

(2安打2打点と大活躍ーー)

まだまだ守備でもミスで流れを悪くしてしまっている。けど最低限の仕事はできたかなと。

(不調の原因はーー)

オープン戦からバッティングで悩んでいてそのままずるずるいってしまった。気持ちの面でもマイナスなことばかり考えてしまって落ちていった。

(春からの変化はーー)

春ある程度やれてもう一個上のレベルを求めていた。新しいことを取り入れようとして前できていたことができなくなった。積極的にフルスイングができずに淡白にボールに合わせてしまっていた。

(新しい変化ーー)

今までは下からバットが出ていて長打が少なかった。だからボールを線で捉えて飛距離を伸ばそうとしたけど、それがうまくいかなかった。基本ができなくなった。

(どうやって克服したのかーー)

まずは鏡の前でひたすらスイングしてフォームを確認した。そこからボールを打つようにした。かなりスイングしているし、今は改善されつつある。今日がきっかけになればいいなと。

(チームは立ち上がりに先制を許したがーー)

前までは先制されたら気持ち的に苦しくなっていたけど、今は1点2点くらい取られても返せるし、最後まで諦めずに勝負できるとみんな思っている

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