今年こそ悲願の関西制覇へ
昨年11月12日。鶴見緑地球技場で行われた関西学生ラクロスリーグ決勝戦。今年も関学大との大一番だったが、1点差で敗北。三年連続準優勝と幕を閉じた。

涙をのむ選手たち。
あれから約5ヶ月。チームを引っ張っていた前4回生も卒業し、新体制となったラクロス部女子。
今年の守備の強みは、必要なことを考え、不必要なことは切り捨てたことだ。今季が始まり、一見地味に見えるトレーニングに取り組んできた守備勢。粘り強く相手に食らいつくために、とにかく基本から見直した。それが今期の守備の強みへと繋がっていったのだろう。「上達してきたという自信があります。」主将福見(文3)が自信満々に答える。
攻撃の強みは、豊富な選手層だ。学年関係なく切磋琢磨し、各々の様々な強みを持った選手が技に磨きをかける。また練習以外ではスポーツ大会を催し、息抜きも含め、学年関係なく結束力のあるチームへと大きく成長することができた。
今年のスローガンは「関西制覇~Defeat~」。“Defeat”とは“相手を打ち負かす”という意味であり、この一言で今年の女子ラクロスの関西制覇へかける想いや、過去3年間の雪辱を晴らすという強い信念を読み取ることができる。

今期主将を務める福見綾花選手。
今年の女子ラクロス部が関西制覇へ向け取り組んでいくことは、技術向上はもちろん、関西制覇するチームに相応しいチームになるということだ。「それぞれが同志社女子ラクロス部の一員だ、という高い意識と、チームメイトに対する大きな思いやりを持てるような、しっかりとしたチームになりたい。」そう語った。
「打ち負かすための準備は怠りません。」主将の力強い言葉に熱い想いを感じた。今年こそ関西の頂点へ。万全の対策と熱い想いで相手を打ち負かせ。(辰己琴)