アメリカンフットボール部主将セレクション 2018年を語る
森脇秀太×影山勉×小泉誠実
「必ずこの一年で返り咲く」

左から、小泉誠実(スポ4)、影山勉(グロ地4)、主将・森脇秀太(文情4)
早速ですが他己紹介をお願いしますーー。
影山 :まずはキャプテンから。実は僕はキャプテンと中学2年生の頃から知り合いなんです。関東の佼成学園出身で、毎年(キャプテンの出身校の)同志社国際高校と定期戦があって、ずっと知り合いで。高校三年で同志社へ進学することが決まってからはずっとコミュニケーションを取り合っているので、僕は彼のことをよく知っています(笑)。プレーは凄いですし、ずっと最前線で戦っているので後輩からとても慕われていますね。今までは背中で見せるタイプでしたね。キャプテンになってからは色々としんどそうですが、やってくれると思います。
小泉 :主将の森脇は、影山が言った通り、とにかく一回生の時からずっと試合に出てて、プレー面でも信頼されています。普段、プレー以外では暖かいところもあって、フィールド内外を問わず、後輩や同期から慕われる存在です。
森脇 :恥っず(笑)
影山 :小泉は、未経験で入ってきてくれて、チームのトップアスリートですね。一言で言えば「トップアスリート」。最上級生になって、幹部という立場から言うと、僕や森脇はミーティング等で感情的になってしまうことも多いのですが、第三者的な目で意見をくれるので助かっています。
森脇 :ポジション一緒で今まで仲良くしてきて、影山の言った通り、僕が結構感情的になってしまうけど、小泉が冷静に意見をくれる。チームでも一番上手いくらいで、筋肉もすごいし、プレーでは魅せてくれる。いつも悩みを聞いてくれる、信頼できる副将です。
小泉 :なんだこれ(笑)
森脇 :影山は、いつも僕の相談に乗ってくれる、めちゃくちゃ良い主務(笑)。人もいいし、仕事も良く出来て、とても頼れる、本当に主務になってくれてよかったと思います。
影山 :恥ずかしい(笑)
小泉 :影山はさっき森脇が言ったように、すごく業務的なことも、細かくできる男です。ここまで細かく卒なくこなせる男はいないですね。同期にもいないタイプなので頼もしい。フィールドに出たら熱いです。バランスの整った器用で、頼もしい男です。
影山 :綺麗に言うね~(笑)
自分の誇れるポイントを教えてくださいーー。
影山 :僕はあまり人を見ないというか、思ったことをしっかり言う、って感じですね。場の雰囲気に流されずに、意見をはっきり言っています、自分的には(笑)。自分の思ったことをしっかり伝えるようにはしています。
森脇・小泉:(悩む)
聞き手 :プレーとかでも、ここは負けないとかはありますか?
影山 :無意識だとは思いますけど、彼(森脇)めちゃめちゃ熱いプレーしますよ!凄いですよ!僕は怪我が長くてずっとサイドラインから見てることが多かったのですが、普段の人柄じゃないくらいのプレースタイルです!(笑)
小泉 :プレーとして自分が誇れるところは、高校までやっていた陸上を活かしたスピードと、アメフト部に入って鍛えて手に入れた、肉体と言いますか(笑)、身体ですね。
一同 (笑)
小泉 :一言で言えば「身体能力」です。
森脇 :熱い、、なんだろう
影山 :誰よりも熱いハート!
森脇 :グラウンドでは熱く、ビシバシと!最後までプレーもしますし、たまに圧される時もありますが、気持ちでは負けていないと思います。
今年、推している選手は誰ですかーー。
森脇 :DLの岡本です。元気もあるし、みんなを盛り上げ、なおかつスピードもあって力もすごい。後輩を誘って練習をしたり、リーダーシップも取れて面白い選手です。プレーでも良いプレーをしてくれて、彼なら頼れます。
小泉 :って(岡本に)言ったらめっちゃ恥ずかしがると思う(笑)
一同 :(笑)
小泉 :僕が推しているのはRBの鳥山で、昨年度から試合に出ている選手です。今までは先輩がいて、人数のいるポジションだったので試合にたくさん出場するなど目立つ選手ではなかったのですが、少しづつ頭角を現してきています。先輩が抜けて、僕と鳥山がパートを引っ張っていっている中で、サブパートリーダーになってから自覚を持ち、実力もあり、また、後輩へプレー外でもリーダーシップを発揮しているので、今年すごく期待しています。
影山 :僕は、LBの笹尾。今年のチームにはLBの4回生がいないので、その中でも三回生でリーダーシップを取ってくれているところ、去年から試合にも出ているので、ディフェンスの中でも中心選手です。一緒に頑張っていけたらなと思います。
森脇 :俺が言わないと怒られるやつやったな~多分(笑)
一同 :(笑)
今年新しく始めたことはありますかーー。
影山 :仕組みとして今年から、下級生がリーダー系のミーティングに参加できるようになったことです。結構下級生の意見が反映されないという声が上がっていて、コーチからの提案で始まりました。幹部と監督・ヘッドコーチだけのミーティングだったのですが、それだとどうしても意見が偏ってしまうので、下級生の意見を反映させようと下級生の中から何人か参加するようになりました。
森脇・小泉 :トレーニングの量が増えました。
森脇 :身体が小さいので、去年の先輩方が抜けられてからはトレーニングの量を増やしています。
最後に、今年の意気込みをお願いしますーー。
一同 :それは全員一緒ですね。
森脇 :去年は残念ながらDiv.2に下がってしまい、誰がキャプテンをするのかを決める際に、一番勝ちたいと言う気持ちがあるのは僕だと思いました。また、後輩のためにもこれからチームが一部で日本一を目指せるようになるためにも、「僕が、上げる」という気持ちで立候補しました。
影山 :4回生皆同じ気持ちだと思いますが、一年でDiv.1に上げるというのは絶対です。その中で4回生にスタッフがいないので僕が主務に立候補したと言う経緯があります。スタッフと選手の間に溝ができてしまうとチームが成り立たないと思うので、今年はスタッフと選手が一体感のあるチームにして、全員で上がることが意気込みです。
小泉 :一番強く思っているのがDiv.1に返り咲くことです。その中でも上がって終わりではなく、この先も上位に食い込めるチーム作りをするにはDiv.2でいい機会だと思うので、自分たちが満足するだけではなく、下級生も成長できる一年にしたいです。
昨年度、惜しくもDiv.2へ降格した同志社アメリカンフットボール部。毎年部の在り方が細かく変わっていく中で、今年度は仕組みとして下級生と上回生の意見を一つにする試みが始動した。今回の対談で幹部の今年度の意気込み、これから先を見越した部活への思い、さらにチーム一丸となっていく様子が伺えた。チームの思いは一つ。Div.1の舞台で再び戦うために、新たな航路を切り開いていく。 (聞き手 上野孝輔・片岡愛玖心)
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◯プロフィール

森脇秀太(文化情報学部4年/180㌢94㌔/同志社国際高等学校)
下級生の頃から試合へ出場し、普段の温厚な一面と、プレーでの熱い一面を併せ持つ。

影山勉(グローバル地域文化学部/177㌢83㌔/佼成学園高等学校)
なんでも卒なくこなす器用な性格と、部への思いから選手とスタッフを兼任する。

小泉誠実(スポーツ健康科学部/168㌢77㌔/桐光学園高等学校)
未経験ながら、高校時代陸上部で培った脚力と身体能力を活かした部を代表するトップアスリート。