
左から 萩本(商4)、寶諸(商2)、今井(商4)
・なぜこのメンバーを選びましたか?
萩本 「まず栞海は入学してからずっと一緒にやってきたんで、部活でいろいろあったんですが、自分が苦労してきた分、同じように苦労していると思うので分かり合えるかなと思いました。
寶諸は、3回生が二人しかいないので部活の状況を下級生からどう見えているのかを知りたくて、寶諸は意外と周りが見えているんじゃないかと思って。こうみえて要領はいいと思うんですよ。」
・萩本主将の印象は?
今井「萩本主将はいい意味でなめられているというか(笑)どういったらいいかな・・・」
寶諸「意見が言いやすいんですよ。」
今井「風通しいいみたいな。」
寶諸「網戸みたいな。(笑)僕らがめっちゃ意見できるんですよ。練習メニューも、僕らがこうしていこうやって言いやすいんです。前は、先輩がこういう練習しましょう言ったら、「はい」みたいな感じでした。」
萩本「前の主将をされていた方が結構厳しい方で、締まるんですけど言いづらくて。僕はみんなが言いやすい環境にしていこうと思ってます。」
寶諸「みんなが楽しんでやれるんですよね。」
・寶諸さんの印象は?
萩本「いい意味でいったら、部活の雰囲気が和むというかそういうものを持っています。」
今井「同じかんじなんですけど、ムードメーカーというか。」
寶諸「やる気もあってね。一番部活休まないからね。」
萩本「とりあえず来てますね。」
寶諸「サボらないですよ!」
萩本「なんだかんだ部活にきて取り組んでるね。」
・今井さんの印象は?
萩本「誰よりも練習にきたら、一生懸命取り組んでくれるのでみんなのお手本になるというか。実績もあるので。僕が練習を指揮するんですが、真面目にやってくれるので指揮しやすいですね。」
寶諸「そこらへんの男子より強いからね。一・二年生が勝てないからね。」
今井「いやそれはない(笑)」

内閣総理大臣杯全日本レスリング選手権大会 萩本(商4)
・同志社レスリング部の強みは?
萩本「自主制みたいな、皆が雰囲気よくできているのでやりたいことを自由にできている環境があるので、そこが強みかな。」
寶諸「今の監督がすごく親しみやすいです。レスリング協会でも上の立場の方なので、試合のシステムとか僕らの意見をうまく反映してくれて、監督も僕らの話を聞いてくれるので、そういうところが強みかなと思います。」
今井「そんな変わらないんですが、自由な風潮かなと思います。」
・逆に課題は?
萩本「課題は、僕がなめられてるんでもうちょっと厳しくしたほうがいいのか、厳しくしすぎるのもよくないと思っているのでそこのバランスも考えないといけないなというのが、僕自身の課題だと思っています。」
寶諸「部員の人数ですね。下級生の少なさです。新一年生が女子一人しか入らないんですよ。だから、もっと勧誘しないと。」
・昨年度から今年度にかけて
萩本「今年は雰囲気がいいなと思います。去年は、僕が主将をやると思っていなかったので、主将として、 自分がしっかりしなきゃなと思います。」
寶諸「レスリングを楽しめるようになった一年ですね。」
今井「今年は部員のみんなを見ていても純粋にレスリングを楽しんでいるなと感じているのでいいなと思います。」
・今年の目標は?
萩本「チームとしては、西日本優勝ですね。去年優勝しているので。また優勝できたら嬉しいなっていうのはあります。個人としては、インカレ入賞と西日本優勝です。」
寶諸「全国で優勝したいですね。目標は大きく持たないと。」
今井「年末にある天皇杯に出ることです。チームとしては、リーグ戦優勝です。」
和気あいあいとした雰囲気から、三人の仲の良さが我々にも伝わってきた。
昨年度は春季リーグ西日本優勝と好成績を残した。大きな変化のあった昨年から今年度、掲げる目標は様々である。個人の目標達成のための力は十分にある。今年度も同志社レスリング部の底力を見せてほしい。 (聞き手 西村百乃 赤地貴音)
〇プロフィール

萩本龍(商学部4年/61kg級/館林高校出身)
今年度主将を務める。昨年度全日本学生選手権でベスト8
趣味はスニーカー集め。好きな芸能人は藤原竜也。
寶諸将人(商学部2年/120kg級/おかやま山陽高校出身)
レスリング部のムードメーカー。昨年度内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会8位入賞
趣味は釣り、映画鑑賞。好きな芸能人はTWICE。

今井栞海(商学部4年/59kg級/海洋高校出身)
今年度主務を務める。昨年度全日本学生選手権3位入賞
趣味は食べること。好きな芸能人は坂口健太郎。