自転車競技部主将セレクション2018年を語る
森達哉×末廣快理×島奨乃
「インカレという舞台に向かって」

左から末廣(商2)、森(法3)、島(政策2)
2人を対談相手に選んだ理由--。
森「そもそもうちの部は1回生が少ないんだけど、この2人は昨年インカレにも出ているから、今年もメインの選手として
活躍してくれる選手ということで今回この2人を選ばせてもらいました。」
末廣「はい。」
一同(笑)
2人から見た主将は--。
島「自分が活躍するために練習するのはもちろんなんですけど、その中でチームのこともやってくれてすごく頼りにしています。」
末廣「練習をしっかりしてて、ロードも速くて尊敬できる先輩だと思っています。ただちょっとリーダーシップはちょっと…。」
森「うるせぇな、ないのは知ってんだよ、俺も!」
一同(笑)
チームの雰囲気は--。
森「自転車の競技自体がロードとかトラックとかで、トラックの中でもいっぱいわかれてて、団体種目が少ないからどうしても個人で
やっているみたいに見られがちだけれど、土日の練習とかはみんなで集まってやるから、どれだけみんなが仲良くとは言わないけど、
わかってやっていけるかが大事になってくる。やっぱりインカレが一番大事だから、それに向けてみんなピリピリしてくるし、そのなかで
どれだけ自分がやるべきことをやって周りを見れるかです。」
末廣「今の雰囲気は良くも悪くも上回生も下の回生も仲がいいと思う。結構距離も近くて、思っていることも話せて
良い状態だと思います。」
自転車競技を始めたきっかけは--。
末廣島「主将!」
森「お前らは昔からやってたから…」
末廣「昔からやってても始めは始めだから変わらないです!」
森「僕の場合は、もともと運動が好きで小中高といろんなスポーツをやってたんだけど、高校の時にたまたま陸上やってた時の顧問の先生が
自転車持ってて、陸上の駅伝の種目の試走の時にその顧問の先生が自転車貸してくれて、自転車の方が速くない!?ってなって…大学では自転車
やろうと思ったのがきっかけかな?たいして理由はないんだけど。(笑)」
島「昔からやってたわけじゃなくて、高校の時までいろんなスポーツやってて、高校の時に部活引退してから、たまたまテレビで競輪を観て。
自力であんなスピードを出せるっていうのがかっこいいなと思って、やってみたいと思って始めました。」
末廣「僕はお父さんが昔から競輪が好きで。別に賭けたりとかはしてないんですけど、でもお父さんが競輪かっこいいなって言って観ている
横で一緒に観ているうちに自分も好きになって、選手になりたいとか、競技したいなって思うようになって、僕は高校から始めました。」
昨年はどんな年でしたか--。
森「一言で言うと波乱万丈かな。とりあえず結果だけで言ったらインカレで入賞しているし、大学の自転車競技として、目標のゴールである
1つがインカレだから、そこに向かっては達成するところは達成できたのかなと思う。でもまだ全然達成できなかった人たちもいるし、自分も
その中の1人に入るんだけど、達成した期間と言うよりも達成するために努力する1年になったし、今も努力している人たちもいるから、 良くも悪くもいろんなことがあったかなと思う。」
島「個人的にはすごい良い経験ができた年やなと。今までどのスポーツでも全国とかは一回もなくて、去年初めてインカレで全国大会に
出させてもらって。まあ、チームスプリントとか入賞はさせてもらったんですけど、ほとんど僕の力ではなくて、末廣とか、先輩の宇佐美さん
とかに助けられた結果だったんで、去年は本当に良い経験ができたっていう年でした。」
末廣「僕は去年は…及第点くらいの年でした。大学入って環境が変わって、一人暮らしも始まって、慣れないことをどんどんできるようになる
ために時間もたくさん使ったし。もっともっとスポーツ推薦で入ってきているから活躍もしたかったけど、西日本で優勝とか、名前を知ってもらう
活躍はできたけど、やっぱりみんなにすごいなって言われるほどのインカレで優勝とかをできてなかったんで、来年は自分でも合格つけれるような年
にしたいと思います。」
今年の目標は--。
森「部全体としては、いつもコーチが言っているのは、団体種目でインカレ入賞ってので、去年はチームスプリントで入賞してるから
今年も入賞は狙いに行くと思うし。それに加えて去年はロードが全然ダメだったんだけど、ロードの方もチームで入賞を狙えたら狙いに行きたい。
団体追い抜きっていう種目でも、優勝狙って行くんじゃないかなと私は他人事に思っております。」
末廣「いい基準切ってまざろうと思わないんですか(笑)」
森「思わないです、僕はロードでいいです(笑)。」
末廣「今ロードで活躍してて且つ、トラックに足かかってる先輩らに期待しないといけませんね。まあ森さんも淡々と踏むことに関しては…(笑)。」
森「まぁまぁ、ね。とりあえずチームとしては同志社大学という名前がインカレで入賞のところに載るようにっていうのが目標の1つに
今年もなってくるかなと思います。チームスピリントは去年よりも良い順位取ってもらわないと困りますけどね!」
島「そうですね(笑)」
末廣「じゃあチーム種目を自転車競技部では推して行くと?!」
森「毎年のことなんで。チーム種目は大学の名前もパンって出るし、どこの大学も大事にしてるところがあるから。」
競技の時は真剣そのものの3人だが、今回の対談では学年を問わず、和気藹々と会話が弾んだ。他の部に比べ人数が少ない自転車競技部。だが
個人がそれぞれにスキルをつけ、それを団体の成績へと繋げることで、去年はインカレ入賞という結果を手に入れることができた。今年もインカレ
という大舞台で「同志社大学」という名を刻むまで、時間はあと少し。部員それぞれが練習に力を入れ、磨きをかける。(吉村 美香)

対談の様子 左:末廣 中央;森 右:島
◎プロフィール
森 達哉
(法学部3年/1997年6月17日/愛知県/豊橋高校)
2017年 全日本学生RCS山形村ヒルクライムラウンドC3 4位
末廣 快理
(商学部2年/1998年7月1日/兵庫県/三田学園高校)
2017年 インカレチームスプリント 8位
2017年 西日本学生選手権トラック自転車競技大会 男子スプリント 優勝
島 奨乃
(政策学部2年/1998年6月11日/大阪府/立北千里高校)
2017年 インカレチームスプリント 8位