第10回
ルール紹介「サッカー」
<企画概要は第0回をご覧ください>
今回はサッカーのルールを紹介します。といっても、みなさん大方のルールは既知であると思いますので今回は「オフサイド」について記述させていただきます。
サッカーにおけるオフサイドは一言で簡潔に述べると、オフサイドポジションにいる選手に対してパスを出す事を禁止するルールと言えます。主審からは見えにくいことが多く、オフサイドの判定には副審が重要な役割を果たしています。
選手は、以下の条件を全て満たした場合にオフサイドをとられます。
- 相手陣内にいる。
- ボールより前にいる。
- 相手の2番目に後ろの選手よりゴールラインに近い位置にいる。通常はゴールキーパーが最後尾なので、前にフィールドプレーヤーが1人いることが目安になる。
一番簡単な例が、この画像です。

相手DFの最終ラインより相手側のゴールにいる赤の選手がオフサイドポジションです
もしこのルールがなければFW(フォワード)の選手がずっと相手のゴール前にへばりつくだけのつまらないスポーツになってしまうでしょう。
ちなみにオフサイドが適用されると、相手の間接フリーキックにより試合は再開されます。
さて、オフサイドのルールは理解できましたでしょうか。オフサイドがわかればサッカーが2倍も3倍も楽しくなります。もうすぐワールドカップが始まるので、ぜひこの機会に覚えておきましょう!(渥美祐輔)