ヨット部主将セレクション2018年を語る
矢澤友香×矢野航志×藤野流星
「色とりどりの個性と頂点へ」

他己紹介ーー。
(藤野→矢澤)
矢澤「ちゃんとほめてよ」
藤野「矢澤さんが全国に広がるように(笑)えっと、矢澤さんはお酒を飲むと…」
矢澤「もっとちゃんとしたエピソード頂戴(笑)」
藤野「(矢澤さんは)ぬめぬめした生き物が好きですね。」
矢澤「ぬめぬめじゃない。つるつるや(笑)」
藤野「お部屋は綺麗なんですけど、冷蔵庫にイナゴとネズミとコオロギが入ってるんですよ。」
矢澤「ネズミはペットのエサで、イナゴは長野県出身なので食べるんですよ…。ちょっとイメージ悪いわ(笑)」
矢野「ちなみに矢澤の家で一回イナゴ食べたことがある。まあおいしかったわ。」
藤野「えっと、バイトが一緒!Dining room YOUってところで、料理もまかないもおいしくて。」
矢澤「宣伝しとこ!代々ヨット部がバイトしてる!」
矢澤・藤野「バイト募集してます!」
(矢澤→矢野)
矢野「その流れで来ると、僕の紹介もとんでもないものになりそう」
矢澤「矢野は一言でいうと、宇宙人!」
一同「(笑)」
矢澤「地球人と思って接したら、全然ダメ。あっ、違う星の人なんだなって。」
矢野「最近、本当に扱いが優しくなってきた(笑)」
藤野「これ全部ブーメランで帰ってくる、やばい。」
矢澤「地球人と思わなければ納得できるみたいな。違う星の人やし、考え方違うのは当たり前か。」
矢野「矢澤、人格出るな(笑)」
矢澤「それはそうだ!えー、矢野は頼りになる主将で…それは嘘やな!」
藤野「何を言っても友香さんにブーメランで帰ってきてますよ。これ、ディスりあうかいじゃないしね(笑)」
矢澤「でもヨットに対する姿勢は凄い。それがプラスでもあるし、マイナスに働くところもある。猪突猛進タイプ。」
(矢野→藤野)
矢野「やっぱり、藤野君は僕の金魚のフン的なところがありますね(笑)なんだかんだ言って、彼は僕の後ろをついてきてるんですよ。ゼミも授業も全部一緒。いつも後ろみたら、藤野君がいるって感じですね。」
藤野「危うくマンションも同じになりかけてましたからね。さすがにキモイかなと思ってやめましたね(笑)」
矢澤「やばいな」
矢野「あとは真面目で不器用ってところですかね」
藤野「僕の紹介だけ真面目(笑)」

鮮やかなブルーのスピンが目を引く470級ヨット
二人を選んだ理由ーー。
矢野「それは、端的に言うと僕たち逆なんですよね、性格とかが」
矢澤「本当に逆や!」
矢野「意見が違う人を連れてきました、多様性を意識して。」
藤野「みんな違ってみんないいですね。」
矢野「あとは部活に影響を及ぼす二人ですね。矢澤はいないと僕らの代は回らない。部内は僕が部活外は矢澤。しっかりした人がいないとですね。あーこれ、株上がるわ。」
一同「(笑)」
矢野「藤野は目標に対する意見を持ってる。あと二人の共通点はぶつかり合える力があることですね」
藤野「めちゃくちゃぶつかり合ってますね。」
矢野「僕はぶつかり合うのウエルカムなので。」
(矢野、藤野はセレクションだが)ヨット部に入った理由ーー。
矢澤「いろいろあるんですけど…。体育会に入りたかったのと、大学でしかできないことを考えるとヨット部かなと。あとはファーストインプレッションですね。」
矢野「ヨット部に決めるのめちゃめちゃ早かったよな。一緒に新歓してましたもん。」
矢澤「ヨットって何っていう状態からほんとに何ではいったんやろ。本当に分かんない。」
矢野「矢澤の得意な『これはこれ!』ってやつじゃない?」
矢澤「ほんとそれ!」
矢野「理由もなく固執するところがあるんですよ(笑)例えば慶応ボーイいいみたいな。」
藤野「神格化してるみたいな。」
矢澤「そういうこだわりあるわ(笑)」
矢野「前の定期戦の時、汗をめっちゃかいて司会してて。」
藤野「珍しくあがってましたね。」
矢野「あっ、慶応ボーイだからかって。」

矢澤と藤野が乗るスナイプ級ヨット
体育会は忙しいーー?
藤野「バイトも部活も、勉強も、全部ちゃんとするし。充実しとるよ。」
矢野「彼は、全部ちゃんとしてますね。」
矢澤「えらいな。ちゃんとプライベートも充実させてるし。」
藤野「ここで言うんですか(笑)今日も遊びに行ってきます。」
矢澤「どこ?」
藤野「言ったら書かれるやん。今日は北野天満宮に行く予定ですね。」
矢澤「忙しい中でも、プライベート充実させてるな。」
藤野「やりたいことは全部やってますね。友香さんもプライベート充実させてますよね。」
矢澤「まあ、そうやな(笑)」
春合宿を終えてーー。
矢野「春合宿終わった?」
藤野「終わりましたよ。学校始まってますよ。」
矢野「あっという間やな。」
矢澤「本当にあっという間すぎて。」
藤野「今年はオフを減らしてずっと練習してて。」
矢野「質と量をあげるというのが今年の目標でしたね。実力がまだまだ足りないので。練習の質と量の両方を上げないとだめですね。」
新チームが始動してから半年がたった。休み期間中には週5日、過酷な練習をこなしてきた。学期中は大学と練習拠点の琵琶湖を往復する日々を送る。厳しい環境の中でも、様々な個性がぶつかり合い最善の道を探しながら、再び大学ヨットの頂点へ挑む。(阿辻ちはる)
○プロフィール

矢野航志(商学部4回生/470級スキッパー/写真左)
主将としてチーム率いる。昨年度はインカレ個人戦で4位入賞、団体総合優勝にも貢献した。趣味はおいしいご飯を食べること。(マネージャーの作るご飯が一番)

矢澤友香(経済学部4年生/スナイプ級クルー/写真右)
今年度主務を務める。趣味はライブやフェスに参加することだが、ヨット部の合宿が土日にあるため参加が難しい。

藤野流星(商学部3回生/スナイプ級スキッパー/写真左)
昨年度乗っていた470級から艇種を変え今年はスナイプ級スキッパーを務める。趣味は料理をつくること。