同志社スポーツの最新情報をお届けするサイト

トップページ | アトム紹介 | お問い合わせ | サイトマップ | 定期購読のご案内
硬式野球 | ラグビー | サッカー | アメリカンフットボール | バスケットボール | アーチェリー
TOP PAGE > ウェブ企画 > Web企画
第42回関西学生春季室内選...
第42回関西学生春季室内選...
悔い残るも課題見えた
2連勝の裏に見えた課題[J...
2019年度秋季リーグ開幕...
'19夏の展望「...
'16秋季リーグ報告号
'16夏の熱戦報告号
同立戦は関西だけじゃない!
ラクロス部・中山怜美さん、...
HEADLINE TOPICS SCHEDULE SPECIAL CONTENTS PAPER INFO
2019年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
ヒューマンヒストリー : アメリカンフットボール部
ヒューマンストーリー 森脇秀太「恩返し」

昨シーズン、神大との入替戦に惜敗し、Div2へと降格した同志社大学アメリカンフットボール部。今季は一年でのDiv1復帰を目標に掲げ、日々鍛錬を積んでいる。そんなアメフト部に春シーズン途中、チームを揺るがす非常事態が起こった。


主将である森脇(文情4)が、肘の怪我で、戦線離脱を余儀なくされたのである。森脇のポジションはオフェンスライン。ランの時には最前線で相手をブロック、パスの際にはクォーターバックがボールを投じる間、守り続ける。オフェンスにとって、欠けてはならない存在だ。そんな森脇の欠場は、チームにとって痛手となった。



OL5人の1人として戦う森脇(左から2人目)



同志社には元来、オフェンスラインの人数が少ない。これは、スポーツ推薦があまり採用されていないことや、体格に恵まれた新入生の勧誘が難しいことなどが原因として挙げられる。このため、同志社ではタイトエンドやディフェンスラインの選手など、チーム内でも比較的ガタイのある選手をオフェンスラインにコンバートすることが多い。森脇もその一人だ。大学一回生時からディフェンスエンドとしてスタメン起用。常にチームをけん引する立場として戦ってきた。


アメフトに怪我はつきものだ。だが、主将の怪我はチームの士気を下げてしまう。これを防ぎ、そしてモチベーションを高めるため、森脇は試合中、応援の声を出し続けた。オフェンスが停滞するとき、ディフェンスが相手にファーストダウンを更新されたとき、サイドラインが暗くなりかけた時には、ひときわ大きな声で盛り立てた。「もっと行ける」、「絶対止めるぞ」。出場できないながらも、自分に出来ることを必死にやり続けた。その森脇の声に呼応するかのように、フィールド内の選手はもちろん、サイドラインに立つ選手たちも大きな声で盛り上げた。森脇の存在は選手たちの心の支えとなり、共に戦っていたのだ。



試合を見守る森脇



時は流れ、アメリカンフットボール部にとって勝負のシーズンが始まった。初戦の相手は和歌山大。格下の相手ではあるが、油断はならない相手だ。そんな重要な一戦のフィールドに、あの男が戻ってきていた。森脇秀太だ。怪我を乗り越え、戦いの舞台へと復帰したのだ。復活を果たした森脇の気迫あるブロックを追い風に、同志社オフェンスは45点を獲得。ディフェンスも0点で完封し、大勝を挙げた。


 「今まで離脱して迷惑をかけてしまった。だから、今度は自分がチームを勝たせられるように、恩返しができるように」。第1節、復帰試合を終えた主将はこのように語った。初戦の勝利を皮切りに、同志社は連戦連勝を重ねた。その快進撃はリーグ最終節までも続き、リーグ戦を全勝で終えた。最終節では森脇は本来のポジションであるディフェンスラインとしても出場。攻守両面で活躍を見せ、全勝に貢献した。



最終節・桃山大戦ではQBサックも決めた



怪我を乗り越えた主将が同志社を勝たせた。チームは入替戦でも快勝し、1部昇格を決めた。シーズン通して負けることなく、勝ち続けることができた。森脇の「恩返し」が実った1年だった。チームとしての戦いは終わったが、第29回バーシティーボウルが最後に残っている。森脇もこの試合、Div.2選抜チームの主将として関東2部オールスターを迎え撃つ。主将として戦う最後の試合で勝利をおさめ、学生フットボール人生に有終の美を飾る。(上野孝輔)


【ヒューマンヒストリーバックナンバー】
同志社スポーツヘッドライン | トピックス | 試合速報 | 試合予定 | ウェブ企画 | 紙面紹介
リンク | プライバシーポリシー | 広告掲載について