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ヒューマンヒストリー : 相撲部
ヒューマンヒストリー トゥルトクトホ「学生相撲は通過点」

 大相撲で活躍するという大志を抱き、16歳の少年は海を渡った。日本に来る前は土俵を踏んだこともなかった。そこから日々稽古を重ね、着実にその夢に近づいてきた。そんなトゥルトクトホ(社3)にとってこの4年間は1つの通過点だ。


 相撲経験がないどころか、日本語すら喋れないところから始まった。彼を日本の相撲へ導いたのは、母国・モンゴルで過ごした環境だった。幼い頃から見ていたテレビに映る大相撲に憧れを抱いた。祖父と父がモンゴル相撲の選手だったこともあり、大相撲に挑戦できるという周囲からの期待が彼を後押しした。日本に来て初めて相撲を取った当時、勝つことはおろか筋肉痛やアザで朝起きることも出来なかった。そのうえ言葉も通じず誰の言っている事も分からない、自身でも一番つらかった時期と振り返る。そんな彼を支えたのは相撲取りになるという確固たる目標だった。自分で相撲をすると決めてきたからには、プロになるまで帰れないと意思を固めていた。この苦境を乗り越えた彼は、高校3年のインターハイで個人ベスト32に名を連ねるまでに実力をつけた。


 高校卒業時に相撲部屋入りを希望したが、外国人力士の人数制限によりそれは叶わなかった。将来を見据えると学歴も必要になると考え大学進学を決意。母国の福祉制度が充実していない状況を懸念していたこともあり、同志社大学社会学部社会福祉学科に入学した。1・2年次は大学の授業に加えて寮の当番と、練習以外のことに費やす時間が多かった。その中でも目標のために私生活と稽古の両立に勤しみ、結果を残した。1年の西日本新人戦では個人戦3位入賞を果たした。2年でも全国大会個人戦ベスト16入り、西日本個人体重別大会135㌔未満級で3位入賞を遂げている。そんな彼も来年は4年になる。自分だけ強くなるのではなく、全員で成績を上げられるよう後輩たちにも教えていかなければならないと責任感を持つ。インカレで成績を残すことを学生相撲の目標に掲げている。



相手のまわしを掴むトゥルトクトホ



3度目のシーズンが終わった。今季は怪我に阻まれ、5か月試合に出場出来ない苦しい1年となった。しかし、この経験もまた彼の強みになる。4年間で彼はどれだけ成長するのだろう。「大相撲に入る」。取材中何度も口にした言葉は、彼自身を鼓舞しているようだった。夢の舞台を踏む彼を見る日が楽しみだ。(中村有希)


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