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ヒューマンヒストリー : 日本拳法部
ヒューマンヒストリー 平直城 佐竹京介「2人の拳法」

佐竹(経3)と平(文情3)。同志社の日本拳法部の2本の大きな柱だ。この二人の関係は他とまた違い、特別なものがあった。高校からの同級生。中高一貫の学校で中学から日本拳法部に所属していた平と高校から入部した佐竹。このとき、平は空手経験者で黒帯の初段、佐竹は格闘技経験がなくもちろん無級だった。佐竹はそのころから、同級生ながらひときわ輝く強さを持っていた平を意識していた。丁寧な憲法で華麗に一本を取る平に比べ、佐竹は型にはまらず、泥臭くがむしゃらに一本を奪う戦い方だった。


雄叫びをあげる平


相手のアゴを貫く佐竹


「絶対いつか倒したんねん」。心の中でそう思いながらひたすら己の拳法を磨いた。人の5倍練習する、足りなかったらその倍やる、佐竹はとにかく努力家で“勝ち”に対する執着が異常だった。それに伴い、結果が付いてきだした。1年が終わった時、実力はずっと意識していた平とほぼ変わらないものになっていた。平は佐竹の異常な成長スピードに、これまで一度も気にかけたことすらなかったのに、佐竹を強く意識するようになったのだ。二人がライバルになった瞬間だった。そこから佐竹は平に、平は佐竹に絶対に負けたくないという気持ちでひたすら練習した。


隙をうかがう佐竹


先輩が引退して2人は最上級生になった。顧問から「次のキャプテンはお前だ。」と言い渡されたのは中学から所属している平ではなく、高校から始めた佐竹だった。思わぬキャプテン指名に戸惑う佐竹だったが、やり抜くことをその場で決めた。平は悔しさを口にしたが、心のどこかで佐竹のことを認めていた。このときから佐竹は今まで以上に努力し、強くなることに高校時代をささげた。

時は過ぎ、二人とも同志社大学に進学した。これからまた新たな舞台で二人の拳法が始まる、と思われたが、拳法を続けたのは平だけだった。数か月後、平は夏の団体戦を経てこのままでは勝てないとふと思った。「このチームを勝てるようにするためにはあいつを呼ぶしかない」。高校以来、連絡を取っていなかった佐竹に「力を貸してほしい。」と送った。次の日からお互いを意識し合う2人の日常が戻ってきた。ライバル関係は時間が空いても変わっていなかった。


試合前、佐竹を鼓舞する平


不運は突然起こった。平の怪我。それも1年の休養を余儀なくされるほどの大怪我だった。平が道場にいない。佐竹は平から今までたくさんのものをもらっていたことに気づいた。日々の練習での悔しさ、ライバルという存在、ここまで強くなれたのは平のおかげだ。「平なしではここまで来ることはできなかった、直接は言えないけどね(笑)」。


本当は仲の良い2人


平も1年の療養期間を半年に縮め、復帰した。あの日常が道場に戻ってきた。プレースタイルも性格も真反対な二人。しかしいつも目指しているところは同じだった。二人の“勝ち”に対する執着心は異常だ。佐竹は佐竹流、平は平流で、一つのゴールに向かって突き進む。この2本の大きな柱が今後の同志社を背負っていく。(三好暉)


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