ハンドボール部女子主将セレクション2019年を語る
伊藤芽生×中村千香×彌富沙季
「より長く全員でハンドボールを」

左から彌富、伊藤、中村。
――なぜこの二人を選んだのですか?
伊藤:正直に言いますよ。3回生で考えていて、就活などでの関係でこの二人しかいませんでした(笑)。
中村:残り物には福があるってことですね。
3人:そういうことです(笑)。
――他己紹介お願いします。
伊藤→彌富
伊藤:細い。とにかく細い。けど、厚みのある女(笑)
彌富:え、どういうこと?
伊藤:えっと、母性があってあったかい感じがするから!
彌富→中村
彌富:駅で初めて会った時、ちかの高校の時の試合を観ていたので「その時にいた子だ!」と思いました。それが第一印象です。
中村:そうやったんや!
中村→伊藤
中村:しっかり者のお母さんって感じです。
伊藤:ありがとうございます。
中村:一言でいうなら、そうやな。
――プライベートとかで遊んだりすることありますか?
3人:え、ここで?3人はないなあ。
伊藤:でも、さきとはあります。
中村:私はないなあ(笑)。
彌富:でも、1回行ったことあります。1年の時に。
中村:1年の5月とか6月とかの話じゃない?
3人:(笑)
伊藤:あんまりプライベートで一緒にいることがないですね。
――就活とか学業との両立で心がけていることは?
彌富:…メリハリです!
部活の時は授業の話はしないし、授業の時は部活のことを考えないようにしていました。
中村:オフのうちにできることはオフの間にしっかりすることを心がけていました。単位が取れていなくて部活に来られないのは嫌だったので、練習に支障をきたさないようにしていました。部活中心と言ったらあんまりだめだけど…意識はしていましたね。
――今年のチームの魅力とは
3人:雰囲気が良い!!
中村:「全員で戦おう」みたいな意識があるよね。
3人:そうそう!
伊藤:練習中は学年関係なく、話すべきことをしっかり話せる環境ができていると思う。
彌富:先輩後輩関係なく色んなことが言えるようになったね。
3人:去年とはチームが大きく変わったのかなと思いますね!
――代替わりしてからの練習はどうですか?
中村:一言でいうと、良いですね。
伊藤・彌富:一言だったらね(笑)。
伊藤:一人一人が課題を持って練習するようになりました。そして、練習した点を試合でやってみようなど意図をもって練習できています。毎月目標を掲げて何をすれば良いかをみんなで考え、目標達成に向けて練習をしています。
彌富:無駄がないよね。
中村:この間、3回生が就活で抜けてしまった時にとても良いミーティングができてチームの成長を感じました。大学で1番良いミーティングができたんです!
伊藤:らしいです。それ書いといてあげて(笑)。
彌富:後輩がちゃんと意見言ってくれるよね。
――この1年はどのような年にしたいですか?
中村:最後は全員でプレーしたいというのが1番かな。
伊藤・彌富:私も。
中村:そのために復帰できる子が復帰できるように時間を作りたい。インカレが終わると引退になるので、インカレに出場権を獲得して復帰できる子が合わせて出れるようになってくれたら嬉しい。最初はインカレの順位を気にしていたけど、けが人が多いこの状況になってみんなでプレーしたいなという気持ちが1番強いかなと思います。どう?
伊藤:1、2、3回生は苦労してきたので、インカレで今までやってきたことを出し切りたい。全員で出たいです。出ることに意味があるじゃないけど、インカレが1番最後になるのでベストパフォーマンスは無理でも1人1人がひとつでもよいプレーが出来たら良いなと思います。それで勝てたら嬉しいしね!5人ケガで出れていないので、これから盛り上がっていきます!(笑)
彌富:1日でも長くみんなと一緒にいたい。ということは勝っていかなくてはならないので、勝ちたいという気持ちは忘れずにみんなとより長くハンドをしたいです。せっかく良いチームになってきていると思うので、このままもっと良くなって行けたらなと思います。
3人から共通して出た言葉は、「全員でより長く、ハンドボールがしたい」。現在は、4人の選手が怪我のため試合に出場できない。全員で試合に出場するには、リーグ戦でインカレ出場権を獲得するしかない。目標達成に向け、チームの心をひとつに勝利をつかみ取る。(聞き手:清水愛結花)

主将・伊藤芽生(1997年8月2日生まれ、愛知県・星城高校出身、スポーツ健康科学部4年)

中村千香(1998年1月11日生まれ、石川県・小松市立高校出身、商学部4年)

副将・彌富沙季(1997年5月7日生まれ、福岡県・西南学院高校出身、心理学部4年)