『One team One mission ~繋続は力なり~』
硬式野球部は、秋季もこのスローガンを胸に日本一を目指して一直線に突っ走る。
そんなチームに今春、期待の新星として現れた ”桐蔭コンビ” をご紹介しよう。
青地斗舞(スポ1)と道端晃大(法1)はともに大阪桐蔭高校出身のルーキーだ。
今後チームがさらなるステップアップを実現するには、この2人の活躍が必要不可欠である。

笑顔をみせる青地
青地斗舞は昨年、春夏連覇を達成し高校野球界を席巻した大阪桐蔭高校の不動の2番打者を務めた実力者。
特に、バッティングのミート力には、光るものがある。これには青地も「(ミート力には)すごく自信を持っていて、そこはバッティングスタイルを変える中でも譲れない部分なんで、ミートしながら強い打球を打つということを今はやっています。」と持ち味を自負している。高校時代をよく知る道端は「頼れる選手です。ここぞという時に打ってくれるんで頼りにしています。」と青地に絶対的な信頼を寄せている。
春季リーグこそあまり出場機会に恵まれなかったが、秋季以降はその確かな打力に注目が集まる。

バットを構える青地
青地と同様に大阪桐蔭高校出身で、春季には7試合を投げ防御率は0.84と華々しいデビューを飾った道端晃大。
しかし、青地とは対照的に桐蔭ではなかなかベンチ入りすらできなかった。

左腕を振りかぶる道端
一方で、大学に入って初めてのリーグでは、主にリリーフとして登板し、持ち前のストレートとツーシームを武器に、幾度となくピンチを切り抜け、同志社に勝利をもたらしてきた。
「僕も頑張って試合で活躍して、ゆくゆくは同志社を引っ張っていくだけの力を二人共つけて、リーグ戦優勝したい」(青地)道端の活躍は同じ桐蔭出身ルーキーとして青地にも大きな刺激を与えている。
秋季以降では、自身も課題として挙げているスタミナに磨きをかけることで、より長いイニングで登板し、同志社投手陣を支える存在になることが期待される。

今季7試合出場した道端
春季に5季ぶりのAクラス入りを果たすなど、徐々に上昇傾向にあるチーム状態に加え、新戦力となる”桐蔭コンビ”の存在を考えると、同志社硬式野球部の未来は明るいに違いない。
〇プロフィール
青地斗舞(あおち・とうま)
スポーツ健康科学部1回生。大阪桐蔭高校出身。ポジション右翼手。身長173㌢・体重76㌔。
オフの日の過ごし方:とにかく遊ぶ
目標とする人:藤原恭大(千葉ロッテマリーンズ)
道端晃大(みちばた・こうだい)
法学部1回生。大阪桐蔭高校出身。ポジション投手。身長178㌢・体重83㌔
オフの日の過ごし方:寝るか、遊ぶ
尊敬する人:西谷浩一(大阪桐蔭監督)