「どんな時でも同志社を勝利に導く」という信念を掲げ、依頼応援に奔走した應援團。その信念に惹かれ今年も多くの新入生が入團した。應援團を構成する指導部、吹奏楽部、チアリーダー部の三部から二人づつ紹介したい。
指導部
指導部の一人目は山下朋子(経1)だ。
入團するきっかけとなったのは高校の体育祭。そこで応援団をやっていて楽しかったから。「今は何もできない状況だがこれからの4年間で成長したい」と今後の活躍が期待させる。指導部に女性が入るのは珍しい。一つ先輩である各務(商2)を目標とする。

全力でスタンドを盛り上げた山下
指導部二人目は芦田昌哉(理工1)だ。入團した理由は先輩に勧誘されたからと語った。簡潔な理由でこれまで続けられているのは先人同様芦田も応援に魅了されたのだろう。同立戦では無骨ながらも一生懸命観客と共に戦った。

エール交換の際の芦田
吹奏楽部
吹奏楽部の一人目は肥田和己(政策1)だ。 高校生の時は野球部に所属しており、応援される側だった。だが自分たちの試合を盛り上げてくれたブラスバンドに惹かれ大学では應援團の門を叩いた。「吹奏楽の花形はトランペットだから」という考えからトランペットを担当する。「硬式野球部がリーグ優勝し、自分が所属している4年間で神宮に行けたらいいな」と熱意を込めて語った。

演奏を披露する肥田
吹奏楽部二人目は中山祐美(同女2)だ。一回生の時は競技かるた部に所属していたが、吹奏楽への情熱が再燃し入團する。低音のユーフォニアムを担当する。「コンサートでも依頼応援でも自分たちが楽しく応援できて聞いている人に頑張れという思いや感謝が伝わるような演奏をしたい」。自分が楽しまなくては見ている人を楽しませることはできない。まさにその通りだろう。

メガホンを持ち応援する中山
チアリーダー部
チアリーダー部一人目は新谷早絵(文情1)だ。幼い頃からクラシックバレエをやっていて踊ることが好きだった。高校でもダンス部に所属し、大学でも踊ることに関わりたいと入團した。そんな彼女だったがこれまでのダンスとチアのダンスとの違いに多少の戸惑いを感じている。「これから團合宿やインカレ、アトムフェスティバルといった経験したことがたくさんあるが、頑張って誇れるようなチアリーダーになりたい」と未来に想いを馳せた。

試合を見つめる新谷
チアリーダー部二人目は玉井麻未(商1)だ。同志社香里のダンス部に所属していた。 「ダンス部で一つ上の先輩がチアに入っていてかっこいいなと思った」。同志社のチアリーダー部には木岡(商2)、新城(文情2)といった香里ダンス部出身者が在籍する。
4年間の意気込みを聞くと、「応援は大変だがやってみたらすごく楽しい。競技はもちろんの事自分が楽しみながら応援したい。自分から積極的にチアについて学び、一番上になった時に後輩を引っ張れるようになりたい。」と語った。

笑顔で観客と共に戦った玉井
彼ら6人だけではなく他にも多くの新入生が入部した。應援團の活動をしていくうちにかけがいのない存在となるはずだ。一回生の入部によって同志社大學應援のカラーがどう変わるかが非常に楽しみだ。秋季ではよりパワーアップした応援を披露してくれる事間違いないだろう。(小田村克哉)
プロフィール
山下朋子 経済学部経済学科 大垣北高校出身 高校時の部活:バレーボール部
芦田昌哉 理工学部機械システム工学科 亀岡高校出身 高校時の部活:テニス部
肥田和己 政策学部政策学科 膳所高校出身 高校時の部活:野球部 担当楽器:トランペット
中山祐美 表象文化学部日本語日本文学科 八鹿高校出身 高校時の部活:吹奏楽部 担当楽器:ユーフォニアム
新谷早絵 文化情報学部文化情報学科 大谷高校出身 高校時の部活:ダンス部 希望ポジション:ベース
玉井麻未 商学部商学科 同志社香里出身 高校時の部活:ダンス部 希望ポジション:ミドル