リーグ戦2巡目に向けて
9月に開幕した秋リーグ。一巡目を終えた現在の通算成績は1勝8敗と決して満足できるものではない。
今季を通して課題となっているのは、後半戦からの粘りだ。2戦目、対関大戦では前半12点リードで終えるも後半相手が追い上げを見せ、第3Qには56―52の4点差に迫られる。最終Q残り1分、6点リードしていた同志社。しかし徐々に点差は縮まり残り3秒、ファウルでフリースローを与えると1点ビハインドに。最後の攻撃で放ったシュートはリングを通らず、敗北。接戦をものにできなかった。

ベンチの様子。
また、5戦目では現在暫定順位1位につけている京産大を相手に善戦を見せた。前半はインサイドの古村(商4)、田邊(商4)を中心に得点を決め、5点リードで終える。3Qでは長﨑(法2)のアグレッシブな攻撃が光り、一時6点リードに。しかし、連続3Pで1点差に迫られると、最終Q流れをつかんだ相手に連続得点を食らい逆転を許す。奮闘したが強豪には敵わず、またも接戦を落とした。

沸き上がる選手たち。
あと一歩のところで粘れず、最終的に相手に流れを奪われ勝てない状況が続いている同志社。課題が明確となっている今、上位に食い込める可能性はまだ十分にある。1つでも多く勝利を飾るために、彼らはここから再出発を切る。(岡本莉奈)