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体育会と留学 : ヨット部
「ヨット部・中井洋介」

体育会と留学

「ヨット部・中井洋介」


中井の留学先のカナダ・ウィニペグ(本人提供)


大学生活の醍醐味。そういわれて、何を思い浮かべるだろうか。雑な前置きであるが、『留学』を思い浮かべる人も多いと思う。この記事を執筆する私もその1人だ。高校時代の担任から「留学は大学でいくらでもできるから高校で無理に行く必要はない」。その声にあらがうように、たったの1週間ではあるがフィリピンのセブに語学研修とは名ばかりの遠足に行った日が思い起こされる。


話がずれてしまったが、大学となると学校や学部をあげて留学に力をいれているところも多い。同志社もそのひとつであろう。

しかし体育会となると、そうはいかない。部によっては留学禁止、また留学がマストの学部生の入部を制限している部もある。先日アトムのインスタグラム(@atom_doshisha)にて現役の体育会生に対し以下の2択アンケートを行った。①実現するかは別として、留学したい意思はあるか。②今後実際に留学する予定はあるか。結果は①の留学したい意思があるが70%の高水準な結果に(総票数345)。一方②の留学する予定があるは10%に落ち込んだ(総票数341)。以上の結果が示しているように、現に留学の意思があるものの実際にはかなわない学生が多く存在しているのだ。


秋の大会では470級のスキッパーとして臨んだ中井(右)

 

1933年に創部し、全日本インカレ最多優勝を誇るヨット部では、留学を基本的には認める方針をとっている。主務の藤居(法4)は「自分の人生のために留学に行くという思いを尊重します。(部活に参加できないことは)ハンデにならないわけではないが、自分の姿勢をどん欲に求める姿勢は部の目的である『人間形成』につながると考えています」


2年生の中井は留学が必須なグローバルコミュニケーション学部に属していることから、2月からカナダのウィニペグに留学している。しかし、新型コロナウイルスの影響も大きく、留学から数週間で学校が閉鎖され、自宅での学習に変更。また、経済が止まってしまっていることから、ホームステイ先が受け入れをできなくなり、別の家庭への変更を余儀なくされるなど、波乱の日々を送っている。


以前のホストファミリーとの様子(本人提供)

 

小学生の頃にドバイに住んでいたことや、飛行機のパイロットを目指していることから、留学への強い思いがある。「(留学で)多文化や英語を学べて、パイロットに近づけたらなと。もし日本でパイロットになれなくても、英語ができれば海外の選択肢もできるので。モチベーションは高いです」


同志社国際高校から進学。当初は体育会に入るつもりはなかったが、ヨット部の新歓で部の虜になり、入部を決めた。それにあたって留学は懸念材料だったが、先輩から「2回生のときに入部してインカレに出た人もいる」ことや、自分の努力次第では遅れも取り戻せることなどを教えてもらい、入部を決めた。留学する直前には清水監督(経卒)から「絶対(ヨット部を辞めないで)戻って来いよ。待ってるぞ」とねぎらいの言葉もかけられたという。現地でヨットに乗れる機会はあまりないため、現地のスポーツジムに通ったり、ホストファミリーに混ざって運動をして体力を落とさないよう努力している。


体育会と留学。これは永遠の議題だ。長期間チームから離脱することで負うハンディキャップもあるが、それ以上に得られるものもある。だからこそ、中井には留学をしても後々部活で活躍できる。その証明者となってほしい。(内藤界)

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〇プロフィール

右・中井洋介(なかい・ようすけ)京都府・同志社国際高校出身。高校時代は野球部に所属。グローバルコミュニケーション学部2年。

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