同志社スポーツの最新情報をお届けするサイト

トップページ | アトム紹介 | お問い合わせ | サイトマップ | 定期購読のご案内
硬式野球 | ラグビー | サッカー | アメリカンフットボール | バスケットボール | アーチェリー
TOP PAGE > ウェブ企画 > Web企画
第46回西日本フィギュアス...
第46回西日本フィギュアス...
昨秋王者に2連敗
黒星発進
'20ルーキー特...
ムードメーカー特集 陸上ホ...
ラグビー特集号
'16秋季リーグ報告号
同立戦は関西だけじゃない!
ラクロス部・中山怜美さん、...
HEADLINE TOPICS SCHEDULE SPECIAL CONTENTS PAPER INFO
2020年9月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
2021を担うアスリート特集 : 居合道部
米・蘭帰りの情熱家

2021を担うアスリート特集

「米・蘭帰りの情熱家」


この企画では2021年を担う大学生アスリートを紹介していく。第1回は様々な経歴を持った部員が集まる居合道部。今回はその中でも特に異彩を放つ海外育ちの女剣士だ。



稽古に励む加藤



両親の仕事の影響で4年間をアメリカ、7年間をオランダで過ごした。人生の半分以上を英語圏で生活してきた加藤は「日常会話程度しか話せません」と謙遜するが、英語力は部内だけでなく、体育会でもトップクラスだろう。

愛知県で生まれ、3歳で渡米。7歳になり帰国してから2年間、再び愛知県で過ごすも、またすぐにオランダ行きが決定した。日照時間が世界一少ないと言われるその地で過ごした7年間、加藤は硬式テニスに打ち込んだ。「日本人が安全に習えるのはサッカーかテニスくらいしかなかった」。小さなクラブチームだったが試合にも出場するなど、体を動かすことが好きだった。

オランダの中学校を卒業し、帰国した後は同志社国際高校に進学。日本の伝統や礼儀作法に興味があり、剣道部に所属した。インカレ予選にも出場し、際立った成績を収めることはなかったが「楽しくやれる環境が良かった」と当時を振り返る。

大学入学後、剣道部の先輩であり、現居合道部主将である中小路(法3)の誘いを受け、再び剣を握ることを決意。高校時代に結果を出せなかった悔しさから、日本一を掲げる居合道部に惹かれたという。サークルではなく、厳しい環境に身を置きたかったこともあり「自分の求めるものと部の方針が合致した」。

剣道部に所属した経験を活かし、初めて参加した京都大会では3位、西日本大会でも優秀賞を獲得した。順調に試合経験を重ねていくも、ここで留学の問題が加藤を悩ませる。彼女が進学したのはグローバル地域文化学部、在学中の留学が義務だ。だが、実力が伸び、部内で中心を担える2年時や3年時での留学は避けたい。そこで1年時の夏休みを使い、1か月間フィリピンに留学することを決意した。



全体練習の様子



帰国後、筋肉や試合勘の鈍りを感じ、猛練習を始めた。お盆休みなどの休日もすべて返上。道場が使えない日は監督が所有する稽古場を借りて自主練習を重ねた。そして迎えた10月の大会では準優勝。ブランクを取り戻す活躍を見せた。その後も稽古を重ね、現在は普段の姿勢や癖など、体の構造的な課題に取り組んでいる。体の内に燃える炎が垣間見えた。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、次々と大会中止が発表されている。だが、加藤は「居合自体が好きになってしまったから、モチベーションは落ちていない」と語る。今は目標である検分(決められた修業期間をこなし、監督やOBに披露する場)の合格と12月に開催予定の全日本大会に向けて練習中だ。試合がなく、刺激がないのは少し物足りないが落ち込むことはない。情熱を絶やさず、今日も刀を振る。(上辻創太)



〇プロフィール

加藤 佑紀(かとう ゆき)京都府・同志社国際高校出身。趣味は資格勉強。2001年1月5日生まれ。グローバル地域文化学部2年。

【2021を担うアスリート特集バックナンバー】
同志社スポーツヘッドライン | トピックス | 試合速報 | 試合予定 | ウェブ企画 | 紙面紹介
リンク | プライバシーポリシー | 広告掲載について