新型コロナウイルスの感染拡大による自粛生活で、学校での練習ができずにいた女子バレーボール部。ようやく待ちわびていた練習が再開され、コート内にも初々しい新一年生の姿が見られた。そんな新一年生の中でもルーキー的存在である、3人を紹介したい。

左から、大坂(スポ1)、佐藤(法1)、浮橋(政策1)
まず一人目は、京都府立洛北高校出身の佐藤仁美(法1)。世界の舞台で活躍する日本のバレーボール選手たちを見ていて憧れを抱き、12歳からバレーボールを始める。佐藤のポジションはセンターで、高校時代には府立大会でベスト4の戦績を収めた。コロナウイルス感染拡大で外出自粛が余儀なくされた中では、体力の衰えを防ぐために毎日3キロメートルのランニングに加え、体幹のトレーニングもこなす努力家だ。高身長を生かした速攻とブロックを武器にもつ彼女は、自分の弱点であるレシーブを強化しチームにもっと貢献できるように頑張りたい、と今後の目標を語った。

笑顔で写る佐藤
二人目は、同志社女子高校出身、ポシションはライトの大坂千晶(スポ1)。友達と興味を持ち一緒に7歳からバレーボールを始め、高校時代では副キャプテンを務めた。高校時代によく大学生の先輩と試合をする機会があり、その際に高校とは違う楽しさを感じ、大学でもバレーボール部に所属することを決意。コロナウイルス感染拡大で外出自粛が余儀なくされた中では、毎日のランニングや、ジャンプ力を鍛えるために縄跳びにも励んだ。サウスポーであることを武器に、様々な攻撃を展開することができることが強みである大坂は、4年後はチームを引っ張り、後輩から慕われるような選手になりたい、と語った。

笑顔で写る大坂
三人目は、大坂と同じく同志社女子高校出身、ポジションはレフトの浮橋朋香(政策1)だ。姉の影響で小学三年生の時にバレーボールを始め、高校時代にはキャプテンを務めた。尊敬している先輩を追って、自身も大学でバレーボール部に入部を決意。うきはしの強みは力強いアタックが打てて、どんな球でもレシーブすることができるという二刀流であることだ。二部に昇格することが今後の目標であるうきはしは、4年後、安定感がありチームメイトから信頼されるような選手になりたい、と語った。

笑顔で写る浮橋
10月から始まる秋季リーグを控えた女子バレーボール部。昨年は惜しくも届かなかった二部昇格という目標を達成するべく、彼女たちはより一層の熱意を持って練習に励む。そんな新戦力の三人のこれからの活躍に大きな期待が寄せられる。(辰己笑)
【プロフィール】
佐藤仁美 (さとうひとみ/法学部法律学科1年/京都府立洛北高校)
大坂千晶 (おおさかちあき/スポーツ健康学部1年/同志社女子高校)
浮橋朋香 (うきはしともか/政策学部1年/同志社女子高校)