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体育会本部ってなに? : その他
本部の仕事とは

体育会本部ってなに?

「体育会本部長・石原啓亨」


リーダーズキャンプの様子(体育会本部提供)




体育会生なら一度は耳にしたことがある体育会本部。だが、どんな組織で何を仕事にしているかを知らない人も多い。今回は、体育会を仕切る本部長であり、アーチェリー部所属の石原さんにインタビューし、その実態に迫った。



ーー石原さんが体育会本部(以下:本部)として活動されているのはいつからですか。

「1年生の11月から参加していました。今で3年目になります」



ーー任期はいつまで。

「体育会本部(以下:本部)としての任期は12月に行われるリーダーズキャンプまでだったんですけど、今年は中止になったので、12月の1週目に同志社ユニオンと本部が行う連絡協議会までが任期になるので、そこまでになります」



ーーでは、本部の仕事とは。

「基本的には、学校側とのパイプになるという部分で、大学からの連絡事項を仲介して体育会各部にお伝えします。後はこちら側から大学側に体育会の人たちの思いだとか考えを伝えていく『つながり』を作っています。また、大学生活の4年間、体育会生が安心して活動しやすいように、目標設定をするための『フレッシャーズキャンプ』や『リーダーズキャンプ』『コンプライアンス研修』『フォローアップ研修』などのイベント運営の企画もしています」




フレキャンフォローアップの様子(体育会本部提供)




ーー今年の新型コロナウイルス流行の影響は。

「まずは影響のなかった部分をお話しすると、毎週行っている『常任委員会』という会議があるんですけど、我々が『Zoom』や『Line』のテレビ電話機能を使って、毎週会議は行えています。今年はバイク入校書の方針を変えたんですけど、そういった大事な連絡だったり、各部の主将や主務が集まる『主将主務会議』などで決議を取らなければいけないことがあった場合は、インターネットを通して開催できています」



ーーバイク入校証の方針とは。

「バイク入校証と体育会員証の発行し、体育会の施設を使うためのツールになるものを作ることは、我々に任されている部分でした。今年度の証明書が発行できないとすると、不都合が生じると思ったので、例えば体育会施設の利用が止まってしまったり、鍵が借りられないとか、そういったことになると問題です。そこで昨年の証明書で今年も代用できないかとか、バイク入校書も8月いっぱいまでは昨年に入校ができていた人や証明書を持っていない人でも体育会生ということが分かれば入校を許可してほしいと支援課に相談して、何とかOKを貰いました。その後はオンラインで体育会生から申請を回収する方針に変えました」



ーー影響があった部分は。

「できない点の方がやはり多くて、一番の問題はイベントの開催ができていないことです。準備は進めているんですけど、例年だと大学の大きな講堂を借りての研修会だったり、総会だったり、一泊二日で滋賀県にあるホテルを借りてキャンプを行ってきた部分が、どうしてもできていない、めどもたっていない状況です。学校開催を目指して、年明けの2月や3月に開催しようと思っているんですけど、今のところは不透明なのかなと思っています」



ーーなるほど。

「あと、できていないこととしては本部を使って何かを処理する仕事、例えば体育会員証の発行は例年ですと4月から6月の間に現2回生の役員が担当して、我々で発行を進めているんですけど、なかなか本部室が使えないので、それらの仕事も出来ていません。これは確定事項なのかなと思っているんですけど、支援課の方でも狭い部屋に何人も集まって会議をして事務作業をしたり、それからさっき話した処理事項も、昨年のものを使っていても何の問題も発生していないので、今後も発行しないのではないかなと今のところは考えています」



ーー新しく挑戦したことは。

「副委員長の発案だったんですけど、『Zoom』だったり『Instagram』のライブ機能を使って、新しい形での新歓活動を開催することが我々の中で新しく試みたことで、基本的には新歓というと学校側が行っているオリエンテーションという形で4月に行っているものなんです。それを我々の方でオンラインで開催し、体育会に新入生がなかなか入ってこないという現状を踏まえて、何か役に立てることがあるのではないかなと考え、開催を試みました。コロナ禍の期間だからこそ、各部と接点を持てて活動できた部分ではないかなと思っています」




スピーチをする石原啓亨(体育会本部提供)



ーー話を変えて。本部に入るにはどうすれば。

「基本的には有志でももちろん入れるんですけど、各部活が4つにグループ分けれていて、4年に一度のローテーションが組まれ、年度が回ってきたら入ってもらうという形になります。なので、全部活が体育会本部に入っているということになります。たまに有志で『やってみたいです』という方もいるので、その方にも参加してもらってという状況です」



ーー石原さんが本部に入ったきっかけは。

「自分も『有志です』と言えたらかっこいいなと思うんですけど、そんなことはなくて。最初は本部の存在自体も知らなくて、4年に一度回ってきたタイミングがたまたま自分の代のアーチェリー部で。今出川に通えたり、週に一回、会議に参加する時間が作れる自分が担当したという感じです。だから最初は熱意をもって参加したわけではないです」



ーーなぜ本部長に。

「自分が本部長になりたいなと思ったのも3年生になってからなんですけど。体育会自体がもともと各部と連携を取る1つの組織であるという意識をもって活動していなかった部分があって。それを前にいた先輩たちが『各部で相互応援しようよ』と声をかけて、例えば野球部の応援なら例年で言うと任意の参加だったのを、各部の広報を通じて『来てください』と発信しました。応援に来ていただいた部活の試合に、今度は逆に野球部が応援に行くとか、そういう関係性が良いなって思いました。今は新型コロナウイルスの影響で、人数制限があったりもして各部の応援にはいくべきではなく、できていないんですけど、自分がその光景を見たときに、各部の連携というのがその部活の力になるんだろうなと感じたところから、体育会本部がもっと動いて今回の新歓のような新しい試みのような部分で体育会をもっと助けたいと考え、本部委員長になってもっと助けを促進させていきたいと思って本部長になりました」



ーー本部長になって良かったと実感したことは。

「何かこう、就活で役に立ったとかはなくて。1番良かったなと思ったことは、各部活の方に顔を覚えてもらって悩みを相談してくれた方もいたり、それを支援課に伝えて問題を解決したときに『ありがとう』と言ってもらえた時だとか、本部長になったことで、自分と各部のつながりが今までよりもさらに増えて、それが自分の助けにもなりますし、相手の力になってあげられているという実感が持てたというのが、本部長になった価値があったのかなと感じています。もちろんつらいこともあるんですけど、自分は体育会っていう場所が好きだったんで、体育会の力になれて良かったなと思います」




ユニオン祝勝会の様子




ーーつらかったことは。

「まずは、自分が積極的に上に立って『皆ついて来いよ』っていう風に人を引っ張れる性格ではなかったので、そういう部分で周りをまとめ上げて引っ張っていくというのは、今もなんですけどしんどいというか、模索しています。あとは、やはり本部長になると各部と連携を取らなければいけないことは多いので、どうしても連絡事項は増えますし、周りからの声が自分に直接的に入ってくるので、それを聞いてショックを受けたりだとか、へこんで落ち込んでしまう時期もあったので、そこはきつかったなと思っています」



ーー大変ですね。

「加えて、人前で多く話さなければいけないことが多いので、文章を考えたり、何をメッセージ性として残さなければいけないのかを考えるのは難しかったです」



ーー高校時代にそういった経験はなかったのか。

「高校の時もアーチェリー部に所属していて副将はやったんですけど、やはり自分の部活だけをまとめておけばいいってことはありましたし、うちの部活の特性上、副将がけっこうがみがみいうタイプ、主将が周りをまとめるタイプだったので、自分は後輩やルールを破った人だったりを厳しく指導する立場を任されていたので、あまりプレッシャーを感じたりはしなかったですね。自分のプレーにも自信があったので、自信をもって副主将をやっていたんですけど、どうしても委員長になると本部の中で立場が明確に立場が明確になかったというのもありましたし、基本的には我々から同じ学生に向けて情報を発信したり、協力を依頼したりだとか、副部長の時とはまた少し伝え方や考え方が違う部分があるので、そこはすごく苦しみました。高校では統率をとる役目は主将がやってくれていたので、委員長になったときに、自分がまとめて学生を引っ張っていかなければいけないというのは難しかったなと感じます」



ーー何か人前で話すために練習とかは。

「全くしてないです笑。どちらかというと、そこは自分のコンプレックスであったんですけど、とにかく人とコミュニケーショを取ることは得意というか、多くやってきた部分もあったので。というのも、自分の中に何かの役に立ちたいと思いが強くて、それこそ、友達関係でもそうですし、部活でもなんですけど、そういうところから、人の助けになるためにはまず、その人のことを知らなければ絶対に無理なことだと思っていたので、コミュニケーションを取ろうっていうのは高校時代からあって、相手の内面をよく知れたら助言もできますし、何に困っているのかを感じ取ることができることがあったので、喋れるようになったなとは思います。それで喋っていくうちに人の前で話す怖さはなくなったとは思います。ただ、自分の悪いところで長々と話しすぎてしまうっていうのは就活の時にぶつかったんですけど、結論から話して後から説明を付けていくっていうのは難しさを感じて。就活ではない他人と話すときも結論から話していく意識的なことはしていました」



ーー任期まであと3カ月。最後に体育会生と後輩にメッセージ

「今は新型コロナウイルスの影響で人を集めるとかはできないんですけど、まずはとにかく満期になるまでに下の回生に自分たちの思いを伝えたいです。まだまだ本部のことは分からないっていう人もいるので、来年の体育会の向上につながるような仕事ができるように導いてあげられたらなと思います。もう一つは、残り3カ月といえ、体育会の人たちの声に耳を傾けたいです。まだまだ今まで通り活動できているわけではないですし、いろんなガイドラインや申請がある中でストレスを感じることが多いと思っているので、そういう部分に学生からアプローチされても協力して答えてあげたいなと思っています。本当はリーダーズキャンプをしたいとか大きなことが言えたらいいんですけど、自分たちにできることも限られているので。ただ、限られている中でも質は高められると思うので、そこは下の後輩に引き継ぎたいです。今の3年生はやる気を持っている人が多いので、彼らをうまく軌道に乗せられたら来年はもっと良くなるのではないかなと思っています」



ーー貴重なお話、ありがとうございました。(聞き手:上辻創太)


ZOOMでの取材の様子


〇プロフィール

石原啓亨(いしはら・ひろとし)

1998年6月5日生まれ。群馬県立太田高校出身。現体育会本部委員長。アーチェリー部所属。心理学部4年。

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