同志社サッカー部女子チームには4人の一年生が入部した。今回はその中で唯一の経験者である若林(文情1)を紹介する。
若林は兄2人の影響でサッカーを始めた。京都の強豪である京都精華学園高校の出身で、高校2年生の頃からセンターバックとして活躍。全国大会に出場した経歴も持つ。

高校時代の若林(本人提供)
サッカーの魅力を「常に状況に変化があり、その状況下でどういった判断、選択をするかが、チーム、個人によって違ってくるところ」と語った。そんな彼女の強みは170cmの長身にあり「高さでは誰にも負けない」と空中線では無類の強さを誇る。チームでは、7月から開催されている皇后杯予選では全試合にセンターバックでスタメン出場し、初戦の長岡京SCレディース戦ではコーナーキックから決勝点となるゴールを挙げるなど、ルーキーながらチームに欠かせない存在となっている。

前線へとボールを送る
秋季リーグでは創部以来初の一部昇格を目指す。4回生と迎える最後のシーズン、期待のルーキーは最後までピッチを駆け回る。(野村大智)
○プロフィール
若林真美(わかばやし・まみ)
京都精華学園高校出身。ポジションはCB。文化情報学部1年。
趣味は食べることとカフェ巡り。