第8回
'10秋の展望「射撃部」
<企画概要は第0回のページをご覧ください>
春の感動再び
5月に行われた春季全関西で5年ぶりに男子総合団体優勝をつかんだ同志社射撃部。9月8日~11日にかけて行われる秋季全関西は、その真価が問われる大会となる。
軸となるのは7月の選抜インカレ10mS60で2位に入った橋爪(スポ3)。決勝で1位今村(日大)をわずか0.7点差まで追い詰めた強靭な精神力を武器に上位を伺う。「次はAR(エアライフル)でもSB(スモールボア)でも優勝したい」と50m競技でも躍進の可能性大だ。

全国2位の実力者・橋爪(スポ3)が軸となる
そしてカギとなるのが岩崎(心理2)。昨秋の全関西10mS60では1年生ながら予選592点を撃って優勝しており、1年間での成果問われる。7月の選抜インカレでは、同種目で予選落ちも経験し、「満足感は全然ない」と肩を落とし、復調具合が懸念された。しかし、その直後に行われた大橋杯では、10mS60で589点の優勝を果たすなど、少しずつ調子は上向いている。その他にもARを得意とし、ラストイヤーに懸ける主将・徳田(法4)。春以降、着実に点数を上げている梁川(経3)の2人もおり、再びの男子総合団体優勝は十分に狙える位置だ。

岩崎(心理2)は昨秋の10mS60王者だ
女子は選抜インカレ10mS40で378点の26位だった内嶋(社2)、全国高校選手権制覇の経験を持つ石橋(社1)らの成長が楽しみだ。(亀岡雅俊)
☆試合予定
9月8日~11日
秋季全関西学生ライフル射撃選手権大会
@大阪府能勢町ライフル射撃場