第27回
'10秋の展望「女子陸上ホッケー部」
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次こそは関西3位に!
創部5年目となった今年。春季リーグでは関西4位となり、関西第4代表として王座に進出した。初戦ではFW千速(生命3)が3得点の大暴れ。北海道大を圧倒し、見事ベスト8の栄光を手にした。しかし、約1ヶ月後に行われた西日本インカレでは中京大の壁が立ちはだかり6位に終わった。
西日本インカレから新たにチームをけん引している帰山新主将(スポ3)。彼女を中心に、西日本インカレの借りを返すべく日々猛練習に励んでいる。「主将になってチームを一番に考えることが多くなった」(帰山)。この言葉からもわかるように、帰山は主将としての自覚もしっかりと持つ。

新主将の帰山(スポ3)
間もなく迎える秋季リーグ。春以上の結果に期待がかかる。そのために必要不可欠なのが格上の中京大、聖泉大との戦いだ。春は引き分けたものの西日本インカレ予選、決勝トーナメントで2敗を喫した中京大。春に0対3と完敗の聖泉大。この2校に負けないことが予選突破のカギと言える。「中京、聖泉に勝ちたい」(宮崎コーチ)。全員で守りきり、少ないチャンスでしっかり点を取る。同志社が目指す全員ホッケーができれば、この2校の上に立つことも十分可能だ。宮里(同女2)のハットトリック、山下(同女1)の大学初ゴールが出た西日本インカレ。しかし、トラップミスなどの基本的なミスが目立ち、チャンスで確実に点を取ることができなかった。この経験を無駄にせず、課題を修正し、秋季リーグの最後にはいつもの笑顔あふれる姿を見せてほしい。(萩原章太)