第1回
'11春の展望「男子ハンドボール部」
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さらなる上位を目指す
昨年の成績は、春季リーグ、秋季リーグともに3位に終わった同志社。7月に行われた関西インカレでは予選2位通過。そして11月に行われた全国インカレでは、25年ぶりとなるベスト8入りを果たした。
新たな歴史を作り出した彼らが、今季目指す目標はやはり〝リーグ2位〟。昨年の春リーグでは最もライバル視していた桃学大に対し、最後まで攻めの攻撃ができなかった。また秋リーグでも、夏に強化した守備が徹底できず、またしてもリーグ3位に。だが両リーグを通して、課題発見と成長がうかがえた瞬間だった。さらに自らの力で手にした全国インカレの舞台では25年ぶりのベスト8入りを果たした。だが本音は「ベスト4の壁はまだまだ遠い」(児玉主将・スポ4)。自分たちのハンドボールができないまま、関東リーグ1位という日大を相手にベスト4へとは手が届かなかった。

7メートルラインシュートを放つ児玉主将
「去年のリーグが2位だったので、それを上回る成績が残したい」(児玉主将)。攻守とも新たになった同志社が、4月から始まる春リーグでその力を見せつける。1戦1戦に確実な勝利を収める彼らのハンドボールが楽しみだ。(大澤はるな)