第8回
'11春の展望「弓道部」
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方針にブレは無し
男女ともに2部Aリーグに所属する同志社大学弓道部。昨年の秋リーグでは女子が入替戦まで進出するもそこで惜敗し、またも1部昇格とはならなかった。個人戦では関カレやインカレでも入賞者を何度も出すなど選手個々の実力は1部の大学にも引けを取らない。しかし、団体戦では個人戦での実力を出し切った時が少なかった。その課題を克服するためにも、「今年も団体戦を重きにおいて戦う」(石田主将・法4)。男女ともに1部昇格が最大の目標であることに変わりはない。
男子は昨年の秋リーグでは3位。春先の大会では1チームも予選を突破できないこともあるなど苦しい戦いが続いた。秋リーグでも相手の力が明らかに上だった試合もあったが、それでも接戦をものにする試合もあるなど好材料も多く、良い形になりつつある。昨年も出場を重ねた石田、迎田(生命4)、江川(理工4)、佐藤(商3)、福田(社3)などが団体戦のメンバーにまずは名を連ねてくるだろう。勿論、秋までには8人の出場選手を揃えなければならない。部員の総数もそう多くないため、誰が出ても結果を残せるぐらいの意気込みを持ってチームの底上げを図るつもりだ。
女子はあと一歩まで迫った1部昇格を今年こそ達成したい。越智(女責・神4)を中心とした新たなチームはまだ形こそ見えていないが、昨年の夏以降に見せたまとまりが見られれば今年も秋リーグでの上位は堅い。昨年の秋リーグ戦で最高的中率の山本(スポ3)、関カレ2位の鈴木(スポ3)などは今年も健在で、4年生が抜けてもチーム力の翳りは一切ない。チーム力の底上げのためにも、6人の2年生がこの1年でどのような成長を遂げるかも大きなポイントとなる。(本紙弓道部担当)