第22回
'11春の展望「女子卓球部」
<企画概要は第0回のページをご覧ください>
勝負の年
昨年の秋リーグで8チーム中4位に終わった女子卓球部。団体戦はシングルス6試合、ダブルス1試合で行われるため最低でも6人が必要となるが、昨年4年生で唯一のスタメンであった近藤が抜けるだけで、今年はほとんどのメンバーが残った。エース玉石(商3)を中心に、昨年の秋リーグで全試合に出場した白井(社4)・前田(商4)・的場(スポ3)らがチームの勝敗を握る。さらには、今年の全日本選手権にも出場した石川(スポ3)。そして残る1枠を武市(社4)・河合(経3)らで競い合うことになるだろう。
関西リーグを制するには、4季連続優勝中の王者近大は倒さなければならない壁だ。学生王者の藤井優子の抜けた影響は大きいが、層が厚いので今季も優勝の最有力候補である。そして同志社が0‐7と大敗を喫した昨秋2位の神戸樟蔭女大。この2チームが軸となりリーグ戦は展開されていくだろう。その他、立命館・関学とは昨秋は1ゲーム差での勝利とほぼ互角であり、今季も接戦になることが予想される。
「リーグ戦で勝ちたい」(玉石)とかねてから優勝を目標に掲げている。それだけに、経験豊富なメンバーが揃っている今年こそ、悲願の関西制覇を現実のものとしたいところだ。(谷津 駿)

強烈なドライブを放つ白井