第24回
'11春の展望「バレーボール部」
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楽しんで勝つ!
昨年、1部昇格という目標を果たせなかったバレーボール部。この春こそ1部リーグへと復帰するため、現在二つのテーマを持って練習に取り組んでいる。
まず一つは『レシーブ力の強化』だ。他のチームに比べて身長が低い同志社。ブロックによるポイントはあまり期待できない。そのため、いかに相手のスパイクを丁寧に拾いセッターに返すかが重要だ。「ボールを落とさないことが何よりも大事」(岩崎・スポ4)。リベロの岩崎を中心に、守備面を一から鍛え直している。

守りの中心であるリベロの岩崎
もう一つは『攻撃のバリエーションを増やす』ことである。昨年はエースの主将・松本(商4)を中心に攻めていたが、決定力不足は否めなかった。課題克服のため、2月末の校内合宿では《2セッター制》を練習。セッターを2人にすることで、クイック攻撃がより有効に使えるようになる。他にも、攻撃力を補うためにさまざまなスタイルを模索中だ。

得意のジャンプサーブで攻める松本
春休み中は練習時間が長く、課題に対し全員が一丸となって取り組める。「部員が少ない分、コミュニケーションもとれるし練習でも上達する」(松本)。新体制発足後のミーティング。単に1部リーグへの昇格を目指すのではなく、『全勝で1部昇格』という目標を掲げた。「ただ昇格するだけでなく、結果を残して上がりたい」(岩崎)。勝ち続けることで初めて1部復帰が見えてくる。「バレーを楽しく、でも勝ちにこだわる。そんなチームにしたい」(松本)。4月から始まるリーグ戦。全員で大きく成長した『強く楽しいバレー』を見せてくれ!(大久保南)