第26回
'11春の展望「男子陸上ホッケー部」
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問われる真価
「今年はチームとして戦いたい」(田中主将)。この言葉の裏には昨年のチーム事情がある。秋季リーグでは個人プレーばかりが目立ち、チーム全体として機能できず、7位という不本意な結果に終わった。
今年は、課題であるスタミナ不足を克服するために「70分走りきる体力作りを心掛けたい」と“走る”ことを中心に練習に励む。さらに、ミーティングを積極的に行って、不満をすぐに解消し、お互いの考えを共有するように心がけている。
攻撃面ではチーム1の運動量を誇る渋谷(法4)を起点に、スピードのある高橋(生命2)で点を取る。一方、守備面では「パスカットがうまい」と主将が一目置く堀場(商2)が得点を許さない。あとは、冬の練習で培ったスタミナ、欠けていた“チーム力”が備われば、目標としていた1部昇格は可能なはずだ。
「初戦に勝って波に乗り、まずは組1位を目指す」(田中主将)。個人の同志社はもういらない。他校に負けない全員ホッケーで、昨年の雪辱を春季リーグで晴らしてくれ! (射場本綾)

チームをまとめられるか田中主将に期待がかかる