悔しさを晴らす秋
春シーズン、関西で行われた団体戦の大会ではで男女ともに不本意な結果に終わってしまった柔道部。今は間近に迫った秋の個人戦に向けてそれぞれが練習を積んでいる。

団体戦4連覇を逃した女子のメンバー
5月の関西学生大会、惜しくも団体優勝を逃した女子の選手たち。試合後には涙を流す姿も見られた。その悔しさを晴らすべく、9月4日に行われる個人の関西インカレでそれぞれが納得いく結果を残したいところ。その中でも注目は57kgの中野(スポ2)だ。先述の団体戦では出場した2試合ともに背負い投げ、上四方固めと一本勝ち。立ってよし、寝てよしのところを見せ付けた。さらに決勝では惜しくも敗れたものの代表戦にも起用されるなど、監督の期待も大きい。昨年の個人選手権では結果を残せなかったが、力をつけた今年は上位を目指したい。

上位進出を果たしたい中野(スポ2)
そして男子では、期待のルーキー内村(法1)に注目したい。昨年のインターハイで2位の実績を持つ内村は大学に入ってからもすでにその実力を如何なく発揮。6月に韓国で行われた20歳以下の国際大会で日本代表に選出され3位入賞。しかも膝のケガにより万全の状況ではなかった中での結果だった。さらに7月の近畿ジュニア選手権でも見事に優勝。「全日本ジュニアでも優勝したい」(内村)。9月に開かれるジュニア選手権、そして10月の個人インカレの2つの全国大会で果たしてどのような成績を残してくれるのか、大いに期待が掛かる。
女子、男子ともに上位進出できる力を持っている選手が多くなってきた同志社。まずは来月4日の関西インカレだ。悔いの残らぬ結果を残したあかつきには全国の舞台が彼らを待っている。(神戸達也)