踏み出した一歩
2011年6月26日、全日本学生アーチェリー王座決定戦。同志社男子アーチェリー部は準優勝という快挙を成し遂げた。今大会で4年生が引退。

王座優勝を後輩に託した4年生
そして、新チームとなって約2ヵ月。初の団体戦は関西4位、個人では松木平が関西制覇を成し遂げるも、上位に残るメンバーに同志社勢の姿は少なかった。今の状況では、関西で近大に勝つことも、全国の舞台で勝ち残ることも厳しいだろう。

新主将・北村(社3)

副将を務める音無(商3)
まずは、「優勝決定戦(春季関西リーグ)の70m安定して射てる選手を増やすこと」(松木平・経3)。さらに、「ポイントゲッターの土岐さんが抜けた穴は大きい」(松木平)。土岐が抜けた穴をどう埋めていくのか、3年生を中心にどのようなチームをつくり上げていくのか、まずはこの半年が勝負となる。
そして最終目標は、もちろん来年の王座決定戦。「勝って終わりたい。でも3位では満足できないから、もう優勝しかない!」(松木平)。これから多くの個人戦をこなし、個々のスキル上達に励む。男子アーチェリー部は学生王座へ向け、歩みだした。一歩一歩確実に前進すれば、必ずたどり着くはずだ。学生王座に登りつめるその日まで――、前進あるのみ!(野呂朋未)