合言葉のように毎年掲げられる「全員予選通過」の目標。昨年は強風が吹き、レディースが苦しめられリタイア者が続出し、全員予選通過を達成することはできなかった。
そして10月8、9日に関西選手権第2戦(インカレ予選)を控えたボードセイリング部。今年も、もちろん全員予選通過が目標である。インカレ予選には、2年生から4年生が出場するとができる。11月に奥間ビーチ(沖縄県)で行われるインカレ本選に出場するためには、このインカレ予選で定められた枠に入らなくてはいけない。2年生にとっては初めての大会であり、初めて味わう雰囲気である。そのため、9月に行われた夏合宿では、チーム力の底上げをイメージして取り組んだ。熊本主将(経3)は「2年生がやる気があって安心する」と、2年生に対する期待は大きい。

チームを率いる熊本主将(経3)
また、七夕カップ(新人戦)を不完全燃焼でおわった1年生であったが、新人教育でみせた1年生の成長ぶりが、今ではチームの良い刺激となっているという。チーム全体の予選に対する意識は高い。だからこそ熊本主将は、「一人ひとりが考えているだけではいけない。自分のためにも、チームのためにも、もっと自覚をもってほしい」とさらなるチーム力の向上を目指す。インカレ予選に向けて、彼らはより結束を強めてくるはずだ。今年こそ、どんな風にも負けない走りで、全員予選通過の目標を達成してほしい。(牧田 萌)

この沖縄の海で同志社艇が活躍する姿をみてみたい