“エース”を狙え
テニス部男子に強力なルーキーが加わった。高校2年生からインハイに出場。高校3年次にはダブルス団体で東山高校を準優勝へと導いた倉地芳直(商1)だ。

ガッツポーズを見せる倉地
7歳のとき家の近くにテニススクールがあるからという理由で始めた。持ち味の力強いサーブで相手を抑え込み試合の主導権を握る。サーブからの展開を得意とし、迫力のある試合を繰り広げていく。高校時代、幸いにも大きな怪我がなかった倉地。大学でも怪我なく常に万全の状態で試合に挑みたい。
高校3年次のインハイの決勝では惜しくも四日市工業に敗れた。決勝までは勢い良く勝ち進んでいた東山。しかし、決勝ではその勢いをねじ伏せられた。「技術も自分たちより高いチームだった。負けたのは悔しかったが四日市工業を称えたい」。高校時代には果たせなかった全国優勝を大学で手にするため闘志を燃やす。
大学生活での目標はテニスと勉強の両立。テニスにおいては個人だけでなく全員で勝利するのが理想。チーム全体で勝つことにより良い雰囲気がうまれる。少しでも1部昇格に近付くために――。「現在は2部のテニス部男子を1部に昇格させ、王座にいきたい」常に前向きな姿勢と向上心で満ち溢れている。1部復帰に向けて奮起するテニス部男子。その新たな原動力になるに違いない。(櫻井知美)
倉地芳直(くらちよしなお)
商学部1年
175cm/62kg
出身校:東山高校
趣味:テニス