同志社相撲部復権へ
紀の国和歌山から寺本昂平(社1)が同志社相撲部の門をたたいた。

最後まで気を抜かず整理体操をする寺本
「相撲をやってみないか」。小学校の校長先生の一言で始めた寺本の相撲人生。小学1年から中学、高校と順調に成長を遂げ、高2時には、近畿総体で個人戦無差別級優勝。昨年の国体では、全試合完全勝利で地元和歌山をベスト8へと導いた。
168cm・132kgと力士としては小柄だが、自分より大きな相手に恐れることはない。突っ張りを応酬し、前へ前への押し相撲で巨人たちをなぎ倒す。また、「雰囲気がすごくいい」。と持ち前の明るさと同志社相撲部にもすぐ溶け込んだ。厳しくも優しい先輩たちと共に、日々稽古に邁進している。
シーズン開幕戦となった全日本大学選抜宇和島大会では、早速団体戦のメンバーに入り、大学相撲という新たな土俵に上がった。「お母さんが見に来てくれるので、負けるところは見せたくない」と語るように、来る西日本学生相撲新人選手権大会では一回りたくましくなった姿を見せてくれることだろう。(尾藤 央一)
寺本 昂平(てらもと こうへい)
社会学部1年
168cm/132kg
出身校:県立和歌山商業高校
趣味:ボウリング