昨年すべての大会で団体優勝を逃し、強い思いで臨んだ2月のデュアスロン大会。しかし、思うような結果を残すことはできなかった。それでも、5月に行われるスプリングトライアスロンやインカレ予選、さらにはインカレと今後の大会を見据えた順調な調整を進めている。
春のトレーニングのテーマは例年通り「夏に強度の高い練習をするための体づくり」。バイク練習を週3回行い毎回100キロ、その練習後には6キロ走り込む。ラン練習も週2回行い、20キロペース走を心がけている。スイムについては毎日、距離やスピードなどテーマを決めてこなしてきた。加えて今年は、スイム合宿を敢行。3日間の合宿ながらも、1日15キロ泳いだ。

デュアスロン大会で個人4位につけた堀内(理工2)

期待のかかる2年目の河合(文2)
その結果は早速表れている。スイム1500メートルのタイムを計測した結果、全員がベストを更新した。スイムがウィークポイントだった堀内もスイムを克服しつつある。バイクとランがトップクラスの堀内だけに、スイムを克服すればチームにとってこれほど心強いことはない。児玉(スポ3)、伴(理工2)、河合など楽しみな選手が多いことも同志社にはプラスポイントだ。伴と児玉は全ての種目を無難にこなし、2年生唯一のプレーヤーである河合はスイムの成長著しく、期待の星である。

主将の平岡(スポ3)
チームとしての大きな目標は「個人目標を全員が全員で達成すること」そのためにどうしてもインカレ、インカレ予選がメインの戦いとなる。だが、もちろん5月のスプリングトライアスロン大会も捨てたわけではない。ここまでの練習の成果を試すことのできる絶好の機会である。今年初のトライアスロン大会、是非ここでいい結果を残し今後の大会へと繋げてもらいたい。(鈴江勇人)